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一柳隊の歩みが感じられたライブイベント「アサルトリリィ Last Bullet LIVE トウメイダイアリー 〜Next Page〜」レポート
「アサルトリリィ」プロジェクトポータルサイト
7月8日21:00まで配信チケット発売中
(アーカイブは7月8日23:59まで)
配信中のアプリ「アサルトリリィ Last Bullet」(PC / iOS / Android。以下,ラスバレ)を主軸にした今回のライブイベントには,一柳隊の赤尾ひかるさん(一柳梨璃役),夏吉ゆうこさん(白井夢結役),井澤美香子さん(楓・J・ヌーベル役),西本りみさん(二川二水役),紡木吏佐さん(安藤鶴紗役),岩田陽葵さん(吉村・Thi・梅役),星守紗凪さん(郭神琳役),遠野ひかるさん(王雨嘉役),高橋花林さん(ミリアム・ヒルデガルド・v・グロピウス役)の9名が出演した。
会場に流れるBGMの音量が絞られると,いよいよライブが始まる合図。舞台袖からマイクに乗って聞こえた「心は一柳隊!」の掛け声で会場からも歓声が上がり,ファンの準備も万端だ。スクリーンに流れるオープニング映像が終わるころには,ステージに一柳隊の9人が勢ぞろい。そのまま1曲目の「Edel Lilie」がスタートした。
「Edel Lilie」は,TVアニメだけでなくゲームでも最初のテーマ曲として使用されており,「アサルトリリィ」にとって始まりの曲と言える。一柳隊の力強い歌声とダンスが堪能でき,「アサルトリリィ」の曲といえばこの曲を思い浮かべる人がほとんどだろう。
続く2曲目は,ゲームの新たなテーマ曲として作られた「Neunt Praeludium」。「Edel Lilie」の雰囲気も感じられるハイテンポの曲で,ダンスも見どころが多くカッコよさと美しさが感じられる曲だ。
2曲披露したところで,全員集まって自己紹介の挨拶も兼ねたコールアンドレスポンスが行われた。このコールアンドレスポンスは,事前にファンからアイデアを募集したものだ。「アサルトリリィ」の単独イベントとしては初の試みでもあり,ファンと一緒に考えたという一体感も感じられ,どれも大いに盛り上がっていた。ほかにも,メンバーのちょっとした暴露話や裏話なども飛び出すなど,にぎやかなトークが繰り広げられた。
続いては朗読劇へ。今回は,ライブイベントのタイトルでもあり新曲のタイトルでもある「トウメイダイアリー」をテーマにした内容になっていた。隊長である一柳梨璃がメンバーに話を聞きながら,一柳隊の活動を記録した「一柳隊ダイアリー」の完成を報告。それを皆で見ようということになる。
その後は「一柳隊ダイアリー」のページをめくりながら思い出を振り返っていくように,ゲームのシナリオイベントで使用されたセリフやイラストなどをスクリーンに映しつつ,それぞれにまつわる曲が披露されていった。
まず披露されたのは,9人全員での「OVERFLOW」。この曲は「ラスバレ」最初のゲーム内イベント「守護天使の誓い」で使用されたこともあり,一柳隊を振り返るには欠かせない。9人による独特のコーラスワークが心地よい曲だ。
続いては,安藤鶴紗がメインのゲーム内イベント「ブーステッド・フレンド」で使用された「つきあかりのコントラスト」。梨璃が隊長として,そして仲間として鶴紗に向き合うストーリーが印象的な,2人のデュエットソングだ。互いに言葉を紡いでいくような展開が魅力のバラード楽曲を,しっとりと歌い上げていた。
ページがめくられて次に披露された白井夢結と吉村・Thi・梅のデュエットソング「Rainbow」は,ゲーム内イベント「歴戦乙女のアンサンブル」で使用された曲であり,2年生コンビの深い友情と絆が感じられたストーリーにぴったりの優しく温かい曲だ。
続く郭神琳と王雨嘉による「いつでもそばで。」はゲーム内イベント「朋友のブルーストライク」で使用された曲。こちらも,朋友と言う言葉では表現し尽くせないほどの2人の愛が感じられるステージを見せてくれた。
ここまでのゆったりとした空気感から一転して,次に披露された曲は楓・J・ヌーベル,二川二水,ミリアム・ヒルデガルド・v・グロピウスの3人によるハイテンションでアップテンポな「リリィ♡リリィ♡GOGOリリィ♡」。こちらはゲーム内イベント「アーセナルジェラシー」や「リリィティック漂流記」で使用されていた曲で,アサルトリリィ楽曲の中でも随一のハイテンションソングだ。会場からも熱気あふれる掛け声が聞こえていた。
白井夢結と一柳梨璃のシュッツエンゲルによる「Heart+Heart」は,TVアニメ第5話で使用された曲だ。スクリーンに映し出されたアニメのワンシーンをバックにパフォーマンスが行われた。そして9人揃っての「GROWING*」はTVアニメ(第8話)と,ゲーム内イベント「ユリの花咲く場所」でも使用された曲。明るくポップなサウンドで,サビなどの振り付けはつい真似したくなる。
曲の後は朗読劇に戻り,皆がそれぞれ振り返ってきた思い出をしみじみと語っていた。さまざまなことを経て9人の絆が深まったこと,そして個々が成長してきたことが分かると,これからもその歩みを止めることなく進んでいくことを誓い,朗読劇は締めくくられた。
なお,前半も後半も朗読劇はアドリブ満載で,一柳隊の仲の良さも存分に堪能でき,ここでしか見られない楽しさを味わえた。
朗読劇の後は,そんな一柳隊の確かな絆が曲から感じられる「繋がり」を披露。この曲は夜の部だけ披露されたが,最初の舞台で使用された曲でもあるため思い出深い人も多かったのではないだろうか。ちなみに「繋がり」はゲーム内でもレギオンリーグで使用されている。
歌い終わると,曲に関する感想や今回のグッズの話などでひとしきり盛り上がり,いよいよ最後の曲へ。「蕾の中の奇跡」は,ゲーム内でももちろん使用されている曲で,明るく朗らかな曲調が特徴的だ。曲の終盤ではシャボン玉が舞う演出もあり,すてきなステージになっていた。
楽しい時間だったが,これでだけでは終われないと会場からはすぐにアンコールの声が響く。すると,スクリーンに過去のライブがダイジェストで流れ,時間を追ってこの日のライブまでたどり着くと,一柳隊は今回のライブイベントのキービジュアルと同じ衣装を着て登場! 「トウメイダイアリー」を披露した。
「トウメイダイアリー」は「ラスバレ」の2周年テーマソングでもあり,今回のライブイベントのタイトルでもある大切な曲。9人のパフォーマンスからは,それぞれの想いが伝わってくるような熱を感じた。
お知らせを挟んで(後述),9人から最後の挨拶としてそれぞれひと言ずつ,アサルトリリィに対する愛とファンへの感謝が述べられた。そこでは夏吉さんが,一度やってみたかったというウェーブを客席のファンと一緒に実現する場面も。そして最後の赤尾さんは「心は一柳隊!」という掛け声を会場のファンと一緒に叫んで,本ライブ最後の曲「Edel Lilie」を全員で披露した。最後だけど最後じゃない,そんな希望を感じるパフォーマンスであった。
次回ライブの開催は2024年2月24日,25日
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イベント内のお知らせでは,さまざまな告知が行われたので,まとめて紹介しておこう。
以上は昼公演でも発表されたものだが,夜公演ではさらに追加の発表が行われた。ライブイベントを盛り上げてくれたお礼として「ラスバレ」の11回ガチャを選んで引ける「プラチナ11回ガチャチケット×1」のプレゼントと,2024年2月24日,25日の2日間で開催が決定したラスバレライブの発表だ。
これらについては公式サイトや公式Twitterでの続報を待つことになるが,次のライブが発表されたことで会場からは大歓声が沸き起こっていた。「ラスバレライブ」と呼ばれていることや,2日間での開催ということで,一柳隊だけでなくほかのレギオンの出演も期待できそうだ。
次のライブが決定したことももちろんだが,ゲームや舞台など楽しめる展開が続くアサルトリリィプロジェクトの今後にも注目したい。
「アサルトリリィ Last Bullet LIVE トウメイダイアリー 〜Next Page〜」
夜公演セットリスト
01 Edel Lilie(全員)
02 Neunt Praeludium(全員)
03 朗読劇(全員)
04 OVERFLOW(全員)
05 つきあかりのコントラスト(赤尾ひかる,紡木吏佐)
06 Rainbow(夏吉ゆうこ,岩田陽葵)
07 いつでもそばで。(星守紗凪,遠野ひかる)
08 リリィ♡リリィ♡GOGOリリィ♡(井澤美香子,西本りみ,高橋花林)
09 Heart+Heart(赤尾ひかる,夏吉ゆうこ)
10 GROWING*(全員)
11 朗読劇(全員)
12 繋がり(全員)
13 蕾の中の奇跡(全員)
〜アンコール〜
14 トウメイダイアリー(全員)
15 Edel Lilie(全員)
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