「Death Come True」制作発表会をレポート。本郷奏多さんや栗山千明さんら，主要出演陣が登壇して本作の魅力を語った

　2019年2月6日，イザナギゲームズが発売するアドベンチャーゲーム「Death Come True」（PC / PS4 / Nintendo Switch / iOS / Android）の制作発表会が新宿バルト9で実施された。
　ここでは，主人公カラキマコト役の本郷奏多さんをはじめとする主要キャスト陣と制作スタッフが登壇。トークのほか，発売予定日や価格などの最新情報を発表した。本稿では，発表会の模様をまとめてみたい。

登壇者
本郷奏多さん（カラキマコト役）
栗山千明さん（サチムラアカネ役）
森崎ウィンさん（クジノゾム役）
梶 裕貴さん（ホテルのフロント役）
山本千尋さん（クシマネネ役）

梅田慎介氏
（イザナギゲームズ　プロデューサー兼CEO）

小高和剛氏
（トゥーキョーゲームス　ディレクター・シナリオライター）

安藤隼人氏
（ピクス　ムービーディレクター）

本郷奏多さん，栗山千明さん

森崎ウィンさん，梶 裕貴さん，山本千尋さん

梅田慎介氏，安藤隼人氏，小高和剛氏

　発表会では，「Death Come True」の役6分にも及ぶ最新トレイラーが公開され，出演者も真剣に見入っていた。本郷さんは，選択肢によってガラリと変わるシナリオがとても面白いとコメント。小高氏に対して「こういったシナリオを書かせたら日本一だと思っている」と絶賛し，同氏「らしさ」に富んだ，ゲームならではの仕掛けが見どころだと話していた。



　森崎さんは，撮影当時のことを振り返り，台本をシーンによって飛ばしながら読むことになるという，本作ならではの撮影方法がとても斬新だったと述べる。梶さんも台本について語っており，まるでゲームブックのようで，読んでいるだけで楽しいと語っていた。
　栗山さんは，色々な分岐の中からキャラクターの背景が見えてくるのが面白いと話す。間違ったルートを選んでしまったとしても，正解ルートとは違った面白みがあるとのことだ。


　続いては，自身が演じる役について。本郷さん演じるカラキは，目が覚めたら記憶がなく，殺人犯にされてしまっているというとんでもない状況。そのため，良い意味で何も考えずに演技に集中できたとのこと。
　栗山さん演じるアカネは，なりゆきでカラキとタッグを組むことになる刑事。カラキの記憶を引き出すような役どころだそうだ。

　森崎さん演じるクジは，アカネの後輩刑事。正義感がありチャーミングで，演じていてとても楽しかったと話していた。
　梶さん演じるホテルのフロントは，名前のない不思議な役どころ。さらに表情が乏しくフロントマンなのに愛想がない。感情を込めて演じることが多い梶さんだが，今回のような，感情を消したお芝居も非常に楽しかったとのことだ。
　山本さん演じるネネは，殺人マニアという強烈なキャラクター。そのうえ，あの特徴的な衣装を着ての芝居ということで，なかなか出来ない経験をしたとコメント。新しい自分を発見できたと話していた。


　発表会後半では，「デスカムトゥルー」の最新情報が公開された。

・字幕対応言語は10か国語を予定

・新たなSNS発信として，Instagramを2日に一度更新

・発売予定日は2020年6月

・価格は1900円（予定）

・主題歌はロックバンド「神様、僕は気づいてしまった」が担当

　特に注目を集めたのが価格の安さだが，小高氏によると，本作は映画のように楽しめる作品でもあるため，映画一回分の料金である価格帯に設定したとのこと。

　最後に，出演者がそれぞれ「Death Come True」の魅力をアピールして発表会は締めくくられた。

「Death Come True」公式サイト