業界動向
Epic Gamesストア,セルフパブリッシング用ツールの提供を開始。すべてのデベロッパとパブリッシャがゲームを配布可能に
Epic Games Storeはすべての開発者とパブリッシャーにご利用いただけます。
— アンリアルエンジン (@UnrealEngineJP) March 9, 2023
Epic Games Storeでのセルフパブリッシングの詳細と、プロセス、要件、および開始方法をブログ記事にて確認してください。https://t.co/U1VwOKlN5o
Epic Gamesのデベロッパーポータルを利用すれば,新たに登場したツールを使用してゲームをリリースできる。ツールは,Epic Gamesストアの要件を満たすゲームを開発しているデベロッパとパブリッシャであれば誰でも利用可能。
公式アナウンス(※外部リンク)によれば要件としては,たとえばマルチプレイゲームならすべてのPCストア間でのクロスプレイに対応していること,ほかのPC向けストアで実績が用意されている場合はEpic Gamesストアでも実績を有効にすることなどが挙がっている。もちろんレーティング表示や,禁止コンテンツ,ゲームの品質に関する基準も用意されている。
3月9日に掲載された2022年総括記事(※外部リンク)によれば,PCユーザーの数は2億3000万人を超え,2022年12月の月間アクティブユーザーは6800万人にのぼったというEpic Gamesストア。セルフパブリッシング用ツールの登場をアナウンスする公式ブログの末尾では,Epic Gamesストアで販売されたゲームの収益の88%を受け取れることや,デベロッパーポータルにIARCのレーティングを無償で取得するためのプロセスが統合されていること,ローカライズに関するサポートを受けられることなど,「Epic Games Storeでゲームをリリースするべき理由」がアピールされている。
Epic GameストアのEpic Gamesニュース「Epic Games Storeにて、ゲームデベロッパーとパブリッシャー向けのセルフパブリッシングツールをリリース」ページ
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