プレイレポート
夜間は猛者が多かった新作「ツムツムスタジアム」クローズドβテストのレポートを掲載
「ツムツムスタジアム」公式サイト
リアルタイムで「ツムツム」バトルが熱い
本作最大の見どころは,リアルタイムで繰り広げる「ツムツム」バトルだ。50人のプレイヤーがレースに参加してスコアを競い合う。レースには1人でもマッチングを通じて気軽に参戦できるほか,フレンドと一緒に参加することも可能となっている。
バトルが始まると,90秒間という制限時間内で各参加者が「ツムツム」に挑むことになる。タイムアップ時に高いスコアを叩き出した順からランキングが発表され,上位ほど報酬が豪華になるという,ルール自体はシンプルな形式だ。
レース中,自身の順位は画面上側に表示される。開始直後は全参加者が団子状態でひしめき合っているが,時間が進むにつれて差が出てくる |
実は「ツムツム」自体が初挑戦だった筆者だが,初めてのレースで50人中42位にランクイン。健闘したほうだと思われる |
レッドゾーンに突入すると画面の周囲がこのように赤くなる。急ぎスコアを稼いで脱しなければならない |
ゲーム開始後はチュートリアルを通じて基本的な遊び方を学べるので,筆者のような「ツムツム」初心者でも安心して問題ないだろう。ただし,ある程度は経験者向けに配慮したためか,手厚く教えてくれるほどではないので,この手のパズルゲーム自体が初めてという人には,説明が若干物足りない印象だ。
みっちりと基礎から身体に覚え込ませたいなら,本作のベースである「LINE: ディズニー ツムツム」(iOS / Android)をまず遊んでみるといいかもしれない。
もちろんマッチングの関係上,参加者50人それぞれの腕前に左右されるので,安定したスコアを叩き出せても順位が毎回変わらないということはない。5位を取れたときよりも10万点以上多く稼いだレースで,25位だったケースもある。
ちなみに,夜間は猛者が非常に多かった。
自分だけの「ツム顔」が作れる
「ツムツムスタジアム」でも,自身のゲーム内アバターとなる「ツム顔」を作成できる。意外と細かくパーツを選んで設定できるので,自分の顔に似せるもよし,可愛いオリジナルを作り上げるもよし。作り直しはいつでも可能なので,そのあたりも気軽で嬉しい。
作った「ツム顔」は,レースが始まるまでのマッチング待機画面や,レース中の順位表示に使われる |
マッチング待機画面では「よろしく」といったシンプルな定型文でチャットできる。絵文字も使用可能だ |
「マイツム」を設定してバトルを有利に進められる
本作では2種類の「マイツム」を設定できる。レース中に「マイツム」を消すとスキルゲージが溜まり,満タンまで溜まると「マイツム」に応じたスキルを発動可能だ。
初期は「ミッキー」と「プルート」がデフォルトだが,ゲームを繰り返しプレイし,集めた「コイン」をコインガチャに投入すれば,新たな「マイツム」がアンロックできる。なお,すでに持っている「マイツム」が排出された場合は,そのスキルレベルがアップする。
毎日欠かさず進めればおいしい
「デイリーミッション」「ビンゴミッション」
本作にはそのほか「デイリーミッション」と「ビンゴミッション」が用意されている。
「デイリーミッション」は,毎日3つのミッションをこなすことでルーレットを回せるというもの。コインやルビ―,ガチャチケットといった報酬を獲得できる。ミッション内容は「大ツムを5個消そう」など,意識しなくとも遊んでいれば達成できる,手間をとらないものばかりだ。
「ビンゴミッション」は,数日かけてビンゴカードのミッションをクリアし,ビンゴの完成を目指すというものだ。ビンゴカードは複数用意され,ピンクならガチャチケット,黄色ならスキルチケットといった具合に,色によって報酬が異なる。ビンゴカードは任意で選べるので,欲しい報酬に応じてミッションを進められる。こちらのミッションは,「デイリーミッション」に比べるとやや難度が高いので,気長に数日かけて取り組んでいくとよさそうだった。
なお,出現するツムの数を通常の5種類から4種類にしてくれるチケットや,バブルが作りやすくなるアイテムを使うなど,ミッションの達成を助ける手段も用意されているので,条件が厳しいからと言って絶望する必要はない。
初心者でも唇を噛みながら“整地”しよう
「ツムツム」完全初心者だった筆者も,CBT中は毎日ログインして遊び続けるくらいハマってしまった「ツムツムスタジアム」。(仕事柄,耳にしたことはあったが)久しぶりに“整地”(※)という概念を思い出して挑戦するが,なかなか思いどおりにいかない。ツムのランダム性に唇を噛み締めつつも,大きなチェインをつなぐために再び“整地”を繰り返していくうちにスキルゲージが溜まっていて,スキルで一気にツムを消すシンプルな爽快感を味わい,気づけばプレイのやめどきを忘れていた。
※ハイスコアを狙うために,ツムをきれいに並べるテクニックのこと。
「ツムツムスタジアム」は,50人が順位を争いながら,1位のプレイヤー次第で容赦ないレッドゾーンも迫ってくるという状況が緊張感を高め,文字どおり手に汗握るバトル(繰り返すが,夜間は猛者が多かったのでなおさら)を体験させてくれた。そうしてCBTを終えた現在,気になる正式サービスの日程などはまだ告知されていないが,今は配信が楽しみで仕方がない。
「ツムツムスタジアム」公式サイト
※画面はクローズドβテスト時のものです。
(C)Disney (C)Disney/Pixar
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