プレイレポート
「Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories」を先行プレイ。膨大な分岐が待つストーリーをゼロから始めよう
本稿では,配信に先駆けて先行プレイできたそんな「リゼロス」の内容をお伝えしていこう。
「Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories」公式サイト
戦闘中のアニメーションは必見!
本作のバトルは,最大5人のキャラクターを編成して順番に行動していく,オーソドックスなシステムになっている。行動順はすばやさのステータスに応じて決定され,ターンを迎えたら3つのスキルから任意のものを選び,対象を選んで攻撃する。
定番の属性相性も存在し,相性によってダメージや,スキルで付与する弱体効果の効き目も増減する。基本的には,敵との相性を確認したうえでキャラクターを編成することになる。
各キャラには,いわゆる通常攻撃に相当するものや必殺技など,3つのスキルが用意されている。強力なスキルになるほど再度使用できるまでのクールタイムは長めだ。編成したキャラに追加効果を発生させるリーダースキルの要素もあるので,パーティの組み合わせは,相乗効果を狙うのがポイントだろう。
アニメーションが差し込まれるスキル演出もバトルの見どころだ。どのキャラも,迫力のある演出で戦いを盛り上げてくれる。
なおキャラクターには,記憶結晶という装備をセットすることが可能だ。記憶結晶は装備したキャラのステータスアップのほか,攻撃力上昇などの追加スキルを付与してくれる。
それぞれキャラによって相性のいい記憶結晶があるので,戦う相手やパーティ構成に応じて変更していくことで,戦術の幅が広がるだろう。
ちなみにキャラの育成要素はレベルアップや上限アップ,スキル強化など定番のシステムに加え,任意のステータスを上げていく「メモリーボード」という要素が確認できた。
「メモリーボード」は,ストーリーなどをプレイすると入手できる「メモリーPT」を消費して,ステータスを上げるパネルを開放していくというもの。ボードそのものも数枚用意されているので,育成の大きなやり込み要素になりそうだ。
バトルはクエストやストーリーのほか,ほかのプレイヤーデータと戦うアリーナや,一度使用したキャラが再使用不可の「強者の塔」というコンテンツが存在する。最強のパーティを目指した育成や,「強者の塔」を進めるためにさまざまなキャラを育成するやり込み要素が楽しめる。
原作の物語を追体験するストーリーパート
選択次第でIFルートに突入!?
本作のストーリーは,記憶を失ってしまったスバルが記憶の中の世界「追憶郷」で過去の出来事を追体験していくという内容になっている。シオンという少女と共に記憶を追体験することで,失った記憶を少しずつ取り戻し,なぜ記憶を失ってしまったのかを突き止めていく。
記憶の追体験は原作ストーリーの冒頭,スバルが異世界に訪れるシーンからスタート。ストーリーはただ読み進めるだけでなく,途中で行動を選択することになるのがポイントだ。原作では選ばなかった行動を選択することで,物語に些細な変化が生じ,行動によっては大きく展開が変わっていくことになる。
この選択肢が本作の面白いところで,ストーリー分岐がとにかく多い。最初は原作に沿うように進んでいくが,途中からはまったく違うルートに入ることもある。
ストーリーは,原作の大筋は変わらないが,シチュエーションが変化する「本編別Ver」と,結末が大きく変わる「IFルート」に分かれていく。第1章の時点からフローチャートが無数に広がっていくので,すべてをコンプリートするだけで長時間遊べそうだった。
序盤に特定のルートに進んでいないと,のちの選択肢で片方が選べなくなるなど,アドベンチャーゲームとしてのボリュームはかなりのものだ。一度クリアしたシナリオはスキップが可能になるので,全ルートをコンプリートするためのストレスはほとんど感じない作りになっている(※ゲームのリリース時点で開放されているストーリーやIFルートには制限があり,今後のアップデートによってアンロックされていくとのこと)。
IFルートに進んでいくと原作とはまったく異なる展開になるので,どんな結末を迎えるのかヒヤヒヤすること請け合い。ストーリーは原作者である長月達平氏による完全監修なので,原作ファンの人はとくに楽しめる作品になるだろう。
アドベンチャーパートだけでもファン必見の作品になっているので,配信が開始されたらぜひプレイしてほしい。
「Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories」公式サイト
※画面は開発中のものです。
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Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories
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(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会 (C)SEGA
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