「リゼロス」既存キャラの強みをさらに引き出す「超越再現」が実装。強化内容やオススメ運用法を紹介

　セガは本日（2022年1月28日），スマートフォンアプリ「Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories」（iOS / Android）のアップデートを実施し，新たな育成・強化システムである「超越再現」を実装する。

※本稿で使用している画像や，画像内の数値は開発中のものです，実装仕様と異なる場合があります

　今回，「超越再現」が可能となるのは既存キャラクターの「【命懸けのシャマク】スバル★3」（以下，スバル），「【弾む喜び】レム★3」（以下，レム），「【信念の剣舞】ユリウス★3」（以下，ユリウス）の3体で，「超越再現」の対象キャラクターは今後も順次追加される予定となっている。

　本稿では，開発端末による「超越再現」のテストプレイから判明した詳細や，各キャラクターの強み，オススメの運用法などをまとめてお届けしていこう。

左から，スバル，レム，ユリウス

「スキル4」の習得，既存スキルの強化

新たな活躍のチャンスを生む「超越再現」

　2021年11月から段階的に情報公開されてきたが，「超越再現」はキャラクターの基礎ステータスの向上や，新スキルの習得を含む，新しい育成・強化システムだ。また，従来のキャラクターがもともと持っているスキルの長所を伸ばすなど，“キャラクターの個性をより引き出す”という点に重きが置かれているのが特徴だ。

　「超越再現」のおもなメリットは，「スキル4」の開放，既存スキルの強化，基礎ステータス強化の3つ。なかでも「スキル4」の開放は，単純に使えるスキルが1個増えるうえに，非常に強力な効果を持ったものが多く，本システム最大の目玉だと言えるだろう。さらに，「超越再現」を行った際にはキャラクターとの特別な会話シーンが楽しめるほか，キャラクターイラストやバトル中の3Dモデルに専用エフェクトも追加される。
　そんな非常に魅力的な要素となっている「超越再現」だが，その分，キャラの育成や素材集めといった下準備のハードルがやや高く設定されている印象だ。初心者〜中級者は，育成の目標として設定しつつ準備を進めておくといいだろう。

【「超越再現」に必要な条件】

• 対象キャラクターの「超越再現」が実装済み
• 最終段階まで覚醒している
• 最終段階まで進化している
• レベル85以上
• 全スキルのレベルがMAX
• 必要素材と1000万コインをそろえる

「超越再現」時に閲覧できる会話シーン

イラストのエフェクトはアニメーション効果（動く）となっており，3Dモデルにもオーラが追加される

　「超越再現」に必要な素材は，「紫極の冠」「紫極の首飾り」「紫極の腕輪」「紫極の耳飾り」「キャラのかけら・紫極」の5種類だ。

　ノーマルミッションの達成や，各交換所で獲得できるものがほとんどだが，「紫極の首飾り」のみイベントで入手することになる。また「紫極の冠」については，正式オープン後のグランドアリーナメダル交換所に追加されるとのこと。ゲーム内コンテンツにまんべんなく挑戦しながら，素材を収集していこう。

今回対象となる3体の「超越再現」の性能とは

それぞれの強みや運用法を解説

　続いては，「超越再現」が実装されたスバル，レム，ユリウスの，強化後の性能をそれぞれ紹介していこう。

　まずは「超越再現」の共通効果として，「HP」「攻撃」「防御」「素早さ」のステータスが上昇する。開発端末においてはスバルのみ上昇幅が大きく，レムとユリウスは同じ値となっていた。キャラクターごとに上昇幅が異なるのか，スバルのみが特例なのかは記事執筆時点では確認できなかった。

　スバルに追加された「スキル4」は，要約すると“高火力全体攻撃＋挑発付与＋敵の攻撃・防御減少”といった効果を持っている。強力な効果が3つそろっているため，非常に強力ではあるのだが，その分，クールタイムが長めだ。

　また，もともとの強みであった自己蘇生スキル「鬼がかってんぜ！」には，“自身への激昂付与＋クールタイム減少＋発動時ターン獲得＋全体挑発付与＋攻撃・防御減少”が，「とっておきのシャマク」には“自身に抵抗とシールドを付与”が追加され，より強力なものとなる。
　うまく活用すれば繰り返し復活して戦場に留まり続けながら，味方をかばいつつ攻撃したり，敵にデバフをばらまいたりと，優秀なタンクとしての活躍が期待できるだろう。

「超越再現」後のスバルのスキル1〜3（画像左上，右上，左下）と，新規に習得する「スキル4」（画像右下）

　レムの「スキル4」は“味方全体の弱体化解除＋味方全体のHP回復＋自身に無敵を付与”といったもので，継戦能力が上がるため，優秀なサポート性能をより長時間発揮しやすくなる。
　また，既存スキル「祈りの治癒」は自動発動となり，バトル中にHPが20万以下となった味方に無敵＋クールタイム減少の効果を付与し，自身の戦闘不能時には味方全体の行動ゲージ増加＋クールタイム減少の効果を付与できるように。
　さらに「唸る鉄球」は青属性の味方の数に応じて威力がアップするようになり，同色パーティで編成した際の火力が格段に向上する。
　サポーターとしての活躍が多かったレムだが，今回の「超越再現」の実装により，ヒーラーやアタッカーとしての運用も可能となる。

「超越再現」後のレムのスキル1〜3（画像左上，右上，左下）と，新規に習得する「スキル4」（画像右下）

　ユリウスの「スキル4」は，被ダメージ時に自動発動で“自身のクールタイム減少＋赤属性の味方のみ行動ゲージ増加＋攻撃してきた敵に低威力版スキル1で反撃”という効果を持っている。

　「スキル4」の反撃技としても使用する「最優の剣」，そして強力なダメージソースとなっている「六属性の剣」は，「超越再現」することでダメージが向上するとともに無敵貫通効果が追加される。さらに「六属性の剣」のみ，“赤属性の味方の数に応じて威力アップ＋与えたダメージに応じて敵の最大HP減少”という効果も加わる。スキルの火力が大幅アップし，厄介な無敵状態の敵に対する攻撃手段を獲得したユリウスは，強力なアタッカーとして台頭することだろう。

「超越再現」後のユリウスのスキル1〜3（画像左上，右上，左下）と，新規に習得する「スキル4」（画像右下）

　最後に，そんな彼らのおすすめ運用法についてだが，基本的にスバルはタンク，レムはサポーター兼ヒーラー，ユリウスはアタッカーとして，ほとんどのパーティにフィットする。
　強いて挙げるとすれば，アタッカーとして運用する場合のレムと，ユリウスについては，同色によって最大の効果を得られるスキルを持っているため，同色でパーティを編成することで，さらなる火力を引き出せるだろう。

　なお，3体とも自動発動スキルが軸になっていることから，「【魔女のお茶会】エキドナ★3」などが付与できる「散漫効果」が弱点となるほか，スバルは「【赤髪の執事】ラインハルト★3」などが持つ復活不能攻撃，レムはユリウスなどが持つ無敵貫通攻撃を使われると長所を消されやすいので，対峙した際には注意が必要だ。

「Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories」公式サイト

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