ニュース
[TGS 2020]手強い謎が待ち受ける「Pinstripe」の実況配信をレポート。トーマス・ブラッシュ氏が1人で作り上げた2DアクションADV
本作は,Atmos GamesのThomas Brush(トーマス・ブラッシュ)氏が5年の歳月をかけ,たった一人で作り上げた作品だ。2017年海外でPC版がリリースされ,実況配信と同日の2020年9月24日に,国内向け日本語版がPlayStation 4とNintendo Switchに向けて発売されている。
ゲームの舞台は“地獄の世界”で,プレイヤーは元牧師のテディーとなり,邪悪な男・Mr.Pinstripeにさらわれた娘のボウを探すことになる。
プレイはまず電車の中からスタートする。ここではまだ娘は誘拐されておらず,主人公の後ろをちょこちょことついてくる彼女と会話しながら,画面の右方向にある車両を目指してくことになる。
途中,行く手を阻む仕掛けなどが用意されており,高い場所にある足場への移動やスイッチを使った仕掛けの解除といった基本的なプレイ方法を学ぶことができる。
2人で同時にスイッチを押さないと解除できない仕掛けもある。娘を低い位置にある方のスイッチ近くに誘導しておけば,自分が高い位置にあるスイッチを押した際に,一緒に操作してくれる |
画面はスクロールするタイプではなく,1画面毎に切り替わるタイプ。仕掛けとその解除は,その画面内で解決するものもあるが,プレイを進めていくと“複数の画面にあるスイッチをすべて操作する”といったものも登場する。
車内を画面右に進んでいくと,ゲームのタイトルにもなっている謎の男“ピンストライプ”が登場し,娘をさらっていってしまう。その後,舞台は車外の森へと移動し,本格的なプレイが始まるのだ。
なお,この森ステージでは,娘の所持品であったパチンコが入手できる。これは,狙いを付けた場所に弾を撃ち込めるもので,高い位置にある仕掛けを作動させたり,一部の敵を倒したりすることに利用できる。
弾を発射したい方向にカーソルを移動させて撃つ。弾数の制限はないようだ |
仕掛けは複雑なものが用意されており,かなり頭を使ったプレイが必要に。さらに,動く足場から落ちないように移動するといった操作も要求されるので,アクションゲームとしての楽しさも感じることができそうだ。
また,森の中では檻に囚われている犬のジョージを開放することで,仲間にできる。人の言葉を話せるジョージは,謎を解決するためのヒントをくれたり,隠れている仕掛けを作動させたりして主人公を手助けしてくれる。
森の中にあるお店では小型機関銃を購入することができる。実況配信では入手できていなかったので,その能力は不明だが,“氷ドロップ”というアイテムが1000個あれば入手できるようである。氷ドロップがどのようなものなのかも謎なのだが,ステージ上に小さな銀色のダイヤのようなアイテムが配置されていたので,それが氷ドロップなのかもしれない |
1時間にわたって配信されたプレイ実況だが,序盤の謎解きからかなり手強いものが多く用意されていたため,それほど進んでいないうちに時間が来てしまった。
配信者のフェイさんは,少し悔しい思いをしていたようだが,視聴者のコメントでは,その謎解きの奥深さから,実際に自分でプレイして進めてみたいとの声が多く上がっていたのが印象的であった。
「Pinstripe」だが,先にも述べたようにPS4版とNintendo Switchが9月24日に発売されている。また,PC版は日本語がサポートされていないが,Steamで配信されているので,気になる人は遊んでみるといいだろう。
「Pinstripe」公式サイト
4Gamerの「東京ゲームショウ2020 オンライン」特設サイト
キーワード
Copyright(C)2020 Atmos Games & Serenity Forge. Published by Beep Japan Inc.
Copyright(C)2020 Atmos Games & Serenity Forge. Published by Beep Japan Inc.