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ワールド・オブ・ダークネスをライセンスしたVRアクション「Wraith: The Oblivion - Afterlife」がアナウンス。亡霊レイスが主人公に
「ワールド・オブ・ダークネス」は,「暗黒の世界」と呼ばれる,人間の社会に紛れてさまざまなモンスターや妖怪が暮らしているという地球のパラレルワールドをテーマにしたシリーズで,現在は「新ワールド・オブ・ダークネス」の第5版が公開されている。2015年に販売元のWhite Wolf PublishingがParadox Interactiveの傘下になって以降は,吸血鬼の血族社会をテーマにした「Vampire the Masquerade」や,ウェアウルフの生き様を通して環境問題をえぐり出す「Werewolf the Apocalypse」など,多くのシリーズのゲーム化がアナウンスされているのはご存じのとおりである。
この「Wraith: The Oblivion - Afterlife」は,シリーズの中でも亡霊レイスにスポットライトを当ててビジュアライズされる初めてのゲームとなり,カリフォルニア州バークレーにある古い一軒家で,レイスの視点になってプレイしていくとのこと。現時点で公開されているトレイラーからは「Wraith: The Oblivion - Afterlife」がどのようなゲームシステムになっているのかは明らかにされていない。
ただ,「ワールド・オブ・ダークネス」では,レイスは人間や社会に対して怨念を煮えたぎらせる地縛霊であり,すでに生命体ではないという事実から,愛していた人や記憶に執着し,未練を持ち続ける悲しい存在として描かれており,ホラーゲームとしてもかなりユニークなゲームになりそうだ。今年8月に予定されているデジタルイベント「gamescom Now」において,さらなる詳細が発表される予定となっているので期待しておこう。
「Wraith: The Oblivion - Afterlife」公式サイト
- 関連タイトル:
レイス:ジ・オブリビオン - アフターライフ
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