［TGS 2020］かぼちゃの王が主人公のアクションゲーム「Pumpkin Jack」のゲームプレイが公開

　インディーズゲームを専門に扱うゲームパブリッシャBeep Japanは本日（2020年9月27日），東京ゲームショウ2020 オンラインにおける自社番組にて，YouTuberの「もずとはゃにぇ」による，アクションゲーム「Pumpkin Jack」（PC / PS4 / Nintendo Switch）のゲームプレイを紹介した。本稿では，番組の内容を踏まえつつゲームの概要をまとめてみたい。


　本作の舞台となる「Boredom Kingdom」は，実に平和で退屈な王国であったが，そんな世界を混乱に陥れるべく，悪魔がこの地に呪いをかけてしまう。人間達はこの邪悪な呪いに終止符を打つため，救世主のウィザードを召喚した。ウィザードの強大な力を見た悪魔は，こちらも負けじとある悪魔を復活させる。その名も，伝説のパンプキン・ロードこと「ジャック」だ。


　そう，このゲームは救世主になって世界を救うのではなくその逆，悪として世界を破壊していくというアクションゲームになっている。プレイヤーは，かぼちゃの王であるジャックを操作して，悪魔達の計画を邪魔するウィザードを打ち破り，世界を再び恐怖に陥れるのだ。


　本作のジャンルは伝統的な3Dプラットフォームアクションで，カートゥーンスタイルのグラフィックスや，ホラーをテーマにした世界観など，PlayStation 2向けにリリースされた「MediEvil」シリーズを思わせる雰囲気をまとっている。公式サイトにも，「MediEvil meets Jak & Daxter in Pumpkin Jack」とあるとおり，その時代のプラットフォームアクションを意識して作られたことは間違いないだろう。



　プレイヤーは鮮やかでありつつも不気味なステージの数々で，さまざまな敵と戦いながら，新しい武器をアンロックしたり，ミニゲームにチャレンジしたりして，ゲームを進めていく。ステージには物理や重力や反射を利用するパズルも用意されており，カボチャ頭だけの姿になって進むギミックなども登場する。



　前述したとおり，本作が意識しているのは「クラシックな3Dプラットフォーマー」であり，プレイスタイルもシンプルなハック＆スラッシュになっている。プレイヤーはコンボ攻撃や回避などのアクションを駆使して，襲いかかってくる敵を蹴散らしていく。また，カラスを仲間にして戦闘をサポートしてもらうといったことも可能だ。戦闘では攻撃や回避のタイミングを見極めることがキモとなりそうで，状況に応じて武器を切り替えていくといった戦術性もあるようだ。


　gamescom 2020で発表された「Pumpkin Jack」は，国内でもBeep Japanがパブリッシングすることが決まっており，PC（DMM），PlayStation 4，Nintendo Switchに向けて2020年内にリリース予定となっている。具体的な発売日はこれからアナウンスされるので，続報を待ちたい。

「Pumpkin Jack」公式サイト

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