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  • コーエーテクモゲームス
  • 発売日:2021/06/24
  • 価格:通常版:7800円(+税)
    TREASURE BOX:1万4800円(+税)
    一騎当千BOX:2万4800円(+税)
    (DL専用)Deluxe Edition:1万800円(+税)
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「戦国無双5」ディレクターインタビュー。一新されたキャラクターデザインとBGMで,新たな戦国時代を描く
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印刷2021/06/17 18:00

インタビュー

「戦国無双5」ディレクターインタビュー。一新されたキャラクターデザインとBGMで,新たな戦国時代を描く

 コーエーテクモゲームスは,2021年6月24日に「戦国無双5」PS4/Xbox One/SwitchPCは7月27日発売。Xbox OneとPCはダウンロード版のみ)。を発売する。シリーズ7年ぶりのナンバリングタイトルとなる本作は,織田信長と明智光秀の視点から改めて初代「戦国無双」の時代を描く,いわばリブート作品だ。キャラクターデザインの一新,墨絵風の新たなグラフィックスの採用,EXILEを起用したテーマソングなど,新たな戦国無双にふさわしい力の入れようで,注目している人も多いだろう。本日(6月17日)からは体験版も配信され,発売に先駆けてその感触を確かめられるようになっている。

 そんな本作について,ゲームディレクター,CGディレクター,サウンドディレクターにインタビューする機会を得たので,開発陣から,リブートに向けてこだわったポイントを聞いてみた。

左からCGディレクター篠原大嗣氏,ゲームディレクター河原 淳氏,サウンドディレクター中村新一郎氏
画像集#001のサムネイル/「戦国無双5」ディレクターインタビュー。一新されたキャラクターデザインとBGMで,新たな戦国時代を描く

史実を取り入れ,イメージをふくらませてゆく。「戦国無双5」のキャラクターデザイン術


4Gamer:
 よろしくお願いします。本日はディレクターの皆さんに「戦国無双5」の制作秘話をうかがえればと思います。

河原 淳氏(以下,河原氏):
 よろしくお願いします,ゲームディレクターの河原です。初代「戦国無双」から「戦国無双4」まで、シリーズのナンバリングを通して、プランナーとして関わってきました。

篠原大嗣氏(以下,篠原氏):
 CGディレクターの篠原です。無双シリーズは多く関わっていて,「戦国無双」は3からキャラクターデザイナーを担当しています。

中村新一郎氏(以下,中村氏):
 サウンドディレクターの中村です。シリーズには「戦国無双2」から関わっています。

4Gamer:
 「戦国無双5」の情報が出てからの反応はいかがでしょうか。
 シリーズ再始動感があり,コンセプトやキャラクターデザインの変更など,話題には事欠かない作品ですが。

河原氏:
 本作の時代設定の都合上,プレイアブルキャラクターが減ることに関してはやはり残念だというご意見はいただきましたが,新たなビジュアルや物語を一新することなどについては,おおむね好意的に受け止めていただいている印象です。

4Gamer:
 なぜ戦国時代を初期からやり直すことにしたのか教えてください。

河原氏:
 これまでの「戦国無双」で,戦国時代の物語はほとんどやり尽くしましたから,「戦国無双5」では続きを描くのではなく舞台を一新しよう,というのが一番の理由です。そして,初代「戦国無双」の時代から描き直すなら,主人公は信長……というところまではすんなり決まりました。
 ただ,信長が主人公の作品は多いですから,オリジナリティを出す必要があります。そこで,信長の対になる存在として明智光秀を置き,2人の視点から本能寺の変までを描くことで,「戦国無双5」ならではのストーリーを展開することにしました。

4Gamer:
 信長のキャラクター性とデザインは,どういう議論を経て現在の形になったのでしょう? コーエーテクモさんの信長といえば,やはり「信長の野望」のイメージが非常に強いです。しかし「戦国無双5」ではあえてこれを崩し,若き頃の信長で熱血な側面を押し出すという変化が加えられています。

河原氏:
 キャラクター性は,これまでのような第六天魔王の信長では,主人公としてプレイヤーの方が感情移入しづらいと考えました。そこで“うつけ”と呼ばれていた時代の熱血信長にしようと思いついたんです。

画像集#002のサムネイル/「戦国無双5」ディレクターインタビュー。一新されたキャラクターデザインとBGMで,新たな戦国時代を描く

篠原氏:
 実はこれまでと,顔のパーツや配置の比率は同じです。「戦国無双5」の信長は,思いきり笑うなど,これまで見せていなかった表情をするので,雰囲気も異なって見えると思うんですが,顔自体は変わっていないんですよ。

河原氏:
 実は,弊社の信長はどのタイトルでも顔デザインが統一されていて,最終的にはシブサワ・コウのチェックを受けているんです。「戦国無双5」の若い信長については,役者さんでいう「メイクは変わっているけれど,顔自体は同じである」という方向性でデザインしています。若い信長自体は過去の「信長の野望」シリーズ,例えば「100万人の信長の野望」というアプリなどで出ていて,その顔に近いです。

4Gamer:
 新しい信長の衣装はどのような工程で決まったんですか?

篠原氏:
 コーエーテクモゲームスならではの設定,そして史実を合わせて新しいものを作っていくという感じです。史実についてはかなり調べていて,信長であれば,どの時期にどんな振る舞いをしたかという逸話や,どんな品を愛用していたかなど,さまざまな点で資料に当たりました。
 また,新たな熱血信長としてのコンセプトを形作る“傾き”や“破天荒”といった要素も取り入れました。例えば,陣羽織にしてもキッチリと着るわけではなく,着崩して肌を出すという着こなしなどですね。

河原氏:
 最初は“うつけ”の側面を強調して,もっと着崩した案もあったのですが,主人公感や,年を重ねて壮年期になった際の大名としての貫禄が表現できないと,ボツになっています。

4Gamer:
 羽織や具足のデザインは史実が反映されているのでしょうか?

篠原氏:
 信長が南蛮甲冑を愛用していたという記録が残っているので,手や足の具足にそうしたイメージが入っています。ただ,南蛮具足が大量に流通していた時期でもないため,胴は日本的な縅(おどし。小札を,革や布の糸で結び合わせて作ること)の手法を取り入れたものとしました。

河原氏:
 衣装の配色1つとってもいろいろな意見がありましたね。最初は主人公の色として赤色を押しだそうと考えていたのですが,「戦国無双」の信長のイメージカラーは赤ではないんじゃないか……ということになり,黒と紫を取り入れた現在の形に落ち着きました。

4Gamer:
 信長の対になる主人公として,本作には光秀が登場しますが,そちらのデザインについても教えてください。

画像集#003のサムネイル/「戦国無双5」ディレクターインタビュー。一新されたキャラクターデザインとBGMで,新たな戦国時代を描く

篠原氏:
 信長と同様に,史実を調べつつイメージをふくらませていく形です。ただ,史実に囚われすぎると,ありがちな光秀になってしまうので,そこは気を付けました。
 特徴的なのは,ダブル主人公として,いろいろなところが信長の対になっているところでしょうか。青年期の信長のデザインが左右非対称なら,光秀は左右対称。信長のカラーが黒なら,光秀は白……という感じです。
 デザインを始めたのは信長の方が先でしたが,デザインにOKが出たのは光秀が先でした。信長のリテイクが多すぎたので(笑)。

4Gamer:
 そこはコーエーテクモゲームスさんだからこそのこだわりでしょうね(笑)。
 衣装に史実を取り入れるというお話ですが,ほかにはどのような形でデザインに活かされているのでしょう?

篠原氏:
 黒田官兵衛は分かりやすいんじゃないでしょうか。兵法書などの書物に親しんでいたという人物像から,これをキャラクター性としてふくらませ,自分の世界に入り込んでいるような見た目になっています。
 羽織にハマグリの意匠がついていますが,これは黒田家がハマグリに目薬を入れて売り財を築いたという伝承からで,波の柄ものちの如水という名前や,「水五訓」など水にゆかりのある逸話に基づくものですね。一見して関係なさそうなモチーフやデザインも逸話や伝承から取っていますので,じっくり眺めてもらえると嬉しいです。

画像集#004のサムネイル/「戦国無双5」ディレクターインタビュー。一新されたキャラクターデザインとBGMで,新たな戦国時代を描く

4Gamer:
 ひとくちに逸話といっても,事実から眉唾ものの創作まで信憑性もさまざまだと思いますが。

河原氏:
 信憑性の高い低い,史実であるか否かのみにこだわらず,広く通説になっているのであれば取り入れてもいいんじゃないかとは思っています。もちろん,個人の創作を取り入れるようなことのないよう注意しています。

4Gamer:
 男性の武将にはいろいろな逸話が残っていますが,濃姫をはじめとする女性のプレイアブルキャラクターはどのようにデザインされているのでしょう? 戦国時代に活躍した女性武将の記録となると,調べるのも難しいと思うのですが。

篠原氏:
 そうですね。濃姫はまだ記録が残っている方ですが,大変です。濃姫はこれまでの妖艶だったイメージから一転し,本作では正統派ヒロインとしています。衣装のデザインもファンタジー風に見えますが,着物の構造としてはしっかりしたものになっていて,実際にこの形通りの着物を作ることも可能です。衣装の構造を実際の着物に則ったものとしてリアリティを出し,バランスを取っています。

河原氏:
 濃姫には,“帰蝶”という名前から蝶のモチーフをキャラクター性の一環として取り入れています。

画像集#005のサムネイル/「戦国無双5」ディレクターインタビュー。一新されたキャラクターデザインとBGMで,新たな戦国時代を描く

篠原氏:
 衣装については,表に出ない構造の設定はほかのキャラクターにもいろいろと存在しています。服部半蔵は首のところで衣装の紐を結んでいて,タートルネック風になっています。こうした細かい部分まで設定しておかないと,3Dモデルが作れませんから。
 忍者といえば鎖鎌や刀で戦うというイメージがありますが,今作の半蔵については“徳川家康を守る家老”というイメージを強調したいという話があったので,忍術を駆使して戦うような感じの服装にしました。結果として,これまでの「戦国無双」における半蔵像とは違ったものになりましたね。

画像集#014のサムネイル/「戦国無双5」ディレクターインタビュー。一新されたキャラクターデザインとBGMで,新たな戦国時代を描く

河原氏:
 家康がかなり若返っているので,彼を守るお目付役としてのキャラクター性ですね。

4Gamer:
 家康も,狸オヤジ然とした外見から若返っていて驚きました(笑)。紅顔の美少年ですよね。信長のことを「兄様」みたいな呼び方をしてますし。

河原氏:
 家康のデザイン変更も,驚きがありつつ好意的に受け止められている感じですね。

4Gamer:
 イメージチェンジといえば,今川義元や上杉謙信,毛利元就も,「戦国無双5」でだいぶ変わりましたよね。

河原氏:
 義元は“信長が越えるべき大きな壁”というキャラクター性に合わせた変化で,ものすごく強い大大名としています。顔は同じなんですが,体型を大きく変えました。

画像集#008のサムネイル/「戦国無双5」ディレクターインタビュー。一新されたキャラクターデザインとBGMで,新たな戦国時代を描く

篠原氏:
 全員,顔のパーツはこれまでの「戦国無双」と同じなんですけれどね。
 本作の時代設定に合わせて,謙信は若返り,元就は歳を取ったイメージになっています。
 謙信は人が歳を取っていく過程を逆回しにした感じでしょうか。への字口をはじめとした顔のパーツは同じですが,ゴツゴツしていた顔がすっきりしています。髪の毛もこれまでは出していなかったので,印象的ではないでしょうか。

4Gamer:
 これまでは寡黙な求道者のイメージが強かったですよね。

河原氏:
 求道者イメージは特徴的ではあるのですが,感情移入がしにくかったんじゃないかとも考えています。事実,人気投票でもあまり上の方には来ていませんでした。今回の若かりし謙信は,よくしゃべるので驚いていただけると思います。

画像集#009のサムネイル/「戦国無双5」ディレクターインタビュー。一新されたキャラクターデザインとBGMで,新たな戦国時代を描く 画像集#010のサムネイル/「戦国無双5」ディレクターインタビュー。一新されたキャラクターデザインとBGMで,新たな戦国時代を描く

4Gamer:
 「戦国無双5」で新規参戦となる武将についても聞かせてください。

篠原氏:
 光秀の家臣・斎藤利三と,羽柴秀吉の忍者・中村一氏についてお話ししましょうか。
 利三は,光秀に忠義を尽くしたという史実から執事のようなキャラクター性としています。これだけでは少し弱いので,後ろから見たときに,羽織の裾が桔梗の花びらに見えるようにしました。光秀の家紋が桔梗なので,光秀への忠誠心を衣装で表現しています。

4Gamer:
 利三を操作するときは観察してみます(笑)。

画像集#011のサムネイル/「戦国無双5」ディレクターインタビュー。一新されたキャラクターデザインとBGMで,新たな戦国時代を描く

篠原氏:
 一氏は半蔵と同じ忍者ですが,普通の忍者にしても面白くないかなということで,ストリート系ファッションの要素を取り入れています。頭は分かりやすくフードですが,忍者も頭巾をかぶっているので,ストリート系と忍者は案外相性が良いのかなと思いました。
 ここに逸話から要素を取り入れていくわけですが,資料が少なくて大変でした。“金箔を貼った瓦で城を築いた”話と,秀吉に仕えていることをあわせて,金色をあしらっています。ポケットのチェーンや大きなバックルなんかはいい例ですね。

画像集#012のサムネイル/「戦国無双5」ディレクターインタビュー。一新されたキャラクターデザインとBGMで,新たな戦国時代を描く

4Gamer:
 個人的には秀吉の存在感が強いのに驚きました。イケメンなのに猿っぽい動きをして,目の周りに隈取りもあるので目を引きます。

篠原氏:
 これまでのシリーズでは,大出世した“豊臣”秀吉ベースのイメージでデザインされていました。そのため,ゲーム序盤の若い時代でもゴージャスな格好になってしまっていたんです。「戦国無双5」で描くのは,駆け出し時代で信長の部下である羽柴秀吉のみなので,デザインもその時期に絞り込むことができました。でも,やはり顔のパーツはほかのキャラクターたちと同様に変わっていません。

4Gamer:
 グラフィックス面では,本作から入った墨絵的な表現についても聞かせてください。今回はキャラクターの輪郭線や刀の軌跡などに墨と筆を使ったタッチが積極的に取り入れられていて,「真・三國無双」シリーズとの差別化になっていると感じられました。

篠原氏:
 おっしゃるとおり,「戦国無双」と「真・三國無双」の違いを出したくて入れたものです。それなら和風の要素だろうと,輪郭線を墨絵風にしたのですが,違和感のない表現に持ってくるまでが大変でしたね。
 私がCGを始めるきっかけになったのは,少年時代に読んだマンガだったりするんですが,そうしたインパクトを若い方に与えられるよう「親しみやすく・日本らしく・コーエーテクモゲームスらしく」を目指した墨絵表現にしています。


「和風スタイリッシュ」をキーワードに,和と洋の楽器を組み合わせる


4Gamer:
 サウンドについても聞かせてください。「戦国無双5」におけるこだわりのポイントはどこになりますか?

中村氏:
 戦闘時のBGMは爽快感を重視し,イベントシーンのBGMは歴史的背景を感じられるようにドラマや映画の劇伴調のものにしています。 それと「真・三國無双」との差別化も意識していますね。本作では“和風スタイリッシュ”をコンセプトにしたサウンドを目指していまして,重厚で重めの「真・三國無双」に対して,スタイリッシュで軽めな音を取り入れているんです。

河原氏:
 「戦国無双」ならではの和の雰囲気を演出するため,三味線や和太鼓,尺八といった楽器も使っています。

4Gamer:
 そもそも,サウンドの方向性はどのような過程で決まっていくのでしょう?

中村氏:
 サウンドが参加するのは制作が2〜3割進んだあたりのことで,まずはオーケストラやロックといったBGMの大まかなジャンルが決まり,これに合わせて効果音の方向性が決まります。その後,社内で検討会を行い,そこでビジュアルと合わせてサウンドについてもプレゼンをします。例えば「戦国無双5」の場合ですと,和の雰囲気を押し出した墨絵調グラフィックスになるので,これに沿った形で和風スタイリッシュにしていこうと説明しました。

4Gamer:
 ジャンルの後に効果音の方向性が決まるということですが,やはり両者のマッチは重要なんですね。

中村氏:
 はい。良いBGMは効果音やボイスのバックで広がり,気にならないけれど耳には入ってくるものです。とくに効果音は,アクションゲームの爽快さとダイレクトにつながっている部分ですから,邪魔をするわけにはいきません。
 この辺りのバランスは,制作最終段階のミックスで決まるのですが,いろいろな部署から注文が来るので,かなりこだわりますね。「戦国無双5」ではキャラクターが話すときにBGMの音量が下がる機能を導入していますので,そこも河原と相談しつつ調整を行っています。

4Gamer:
 まさにバックグラウンドミュージック(BGM)であるわけですね。信長と光秀のテーマ曲については,どんなオファーが来たのでしょう?

中村氏:
 信長については“乱世駆ける,若き信長の快活さ,大胆さ,破天荒さ”というものです。破天荒さを表現するために激しいロック調の曲にしています。
 光秀は“生真面目で冷静ながら,内には熱い志を持つ”キャラクター性を表現したいということで,冷静さや熱さに加え,国を追われて流浪する境遇の哀しさも取り入れた曲になっています。

4Gamer:
 音楽で冷静さを表現するというのはどういうことなのでしょうか。

中村氏:
 光秀の曲では,若干冷たい音色を意識してチョイスしていて,エレクトリックピアノが隠し味になっています。尺八などの和楽器とエレクトリックピアノが共演することはあまりないんですが,あえて組み合わせてみました。


4Gamer:
 音楽といえば,テーマソングにEXILEさんが起用され,新曲「One Nation」を書き下ろしたのも話題となりましたね。

河原氏:
 EXILEさんにはこちらから「戦国無双5」の物語やキーワードをお伝えして,テーマソングを作っていただきました。EXILEさんの中に「戦国無双」好きの方がらっしゃったこともあってか,詞にもキーワードをかなり組み込んでいただけました。「戦国無双」らしいものになっていますので,ぜひ聞いてみてください。

4Gamer:
 最後に,発売を待っている読者に向けてメッセージをお願いします。

河原氏:
 「戦国無双」シリーズ7年ぶりのナンバリング作品ということでお待たせしました。キャラクターやビジュアル,物語などすべてが一新されています。これまでのファンの方はもちろん,シリーズを少しお休みされている方や,シリーズをまったく触ったことのない方にとってもプレイする絶好の機会となりますので,ぜひお手に取ってみてください。

篠原氏:
 ステージも日本らしさを表現するということで,狭い土地や高低差を意識して制作しています。緩急のある道やその先の景色も楽しんでいただきたいです。また,ステージの間に挟まるショートムービーにも墨絵風の表現を取り入れていますので,ご注目ください。

中村氏:
 サウンド面でもいろいろと試行錯誤を行い,自信を持ってオススメできる良いものになりました。サウンドといえば普段は縁の下的な存在ですが,プレイの際には耳を傾けていただけると嬉しいです。

4Gamer:
 ありがとうございました。

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