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スーパーカーに囲まれてレースゲーム「レーシングマスター」をプレイ! リバティウォークで開催されたデモプレイイベントをレポート
レーシングマスターは,トヨタ自動車や日産自動車,フェラーリ,ランボルギーニ,ポルシェ,アウディ,フォードなど,世界中の自動車メーカーから正式ライセンスを受けた120台以上の車両が登場するレーシングゲームだ。
実車を忠実に再現したモデリングや,サンプリングされたエンジン音,そして物理エンジンと車両のデータに基づいたリアルな挙動など,車好きにはたまらないタイトルとなっている。
先行リリースされた中国や台湾,香港などでは,ユーザー数は5000万人,MAU(月間アクティブユーザー数)は3000万人,クリエイター数は12万人という実績を記録している。
今回のイベントでは,会場となったリバティウォーク・マイアミ・ガレージ(Liberty Walk Miami Garage。愛知県瀬戸市)に,著名インフルエンサーや招待プレイヤー,メディアが集まり,レーシングマスターの試遊とチーム対戦を楽しんだ。
なお,リバティウォーク・マイアミ・ガレージに置いてある車両の金額を合計すると4億円以上。なかでもフェラーリ F40は,車両価格が2億円で,カスタマイズに約1800万円かかっているとのことだ。
リバティウォーク代表の加藤 渉氏は,「レーシングマスターを通じて,車のカルチャーが広がっていったら良いと思います」とコメントした。そして,ゲーム内にリバティウォークのボディキットや,コラボステッカーなどが実装されることが発表された。
リバティウォーク代表の加藤 渉氏 |
参加者に配布されたゲーム内コラボステッカーと同デザインのステッカー |
また,合わせて,日本限定キャラクターとなる有島 星(ありしますたー)が登場することも明らかになった。有島 星は,メニュー画面に登場するほか,ゲーム中には実況や応援でレースを盛り上げてくれる。
今回の試遊に用意されたのは開発バージョンだが,3月14日から4月2日まで開催されたβテスト(関連記事)よりも挙動やバランス調整をアップデートしているとのことだった。
試遊では,参加者それぞれにスマートフォン端末が渡され,レースモードの1つであるランキングPvPモード(ソロプレイ)をメインに自由にプレイできた。
挙動はリアルすぎず,さまざまなプレイヤーが楽しめる味付けになっており,車種や駆動方式などによる挙動や特性の違いを感じられた。Codemastersとの共同開発ということもあり,「GRID」シリーズなどの挙動に近い印象を受けた。
同じ車両でいろいろな走り方も試したが,走行ラインに合わせてしっかりブレーキングしてグリップ走行に徹する走りもできるし,オーバースピード気味にコーナーに進入してサイドブレーキを使って強引にドリフトさせ,ステアリングとアクセルでリアの流れをコントロールしながらコーナーを立ち上がるという走りも楽しめた。
また,ワンボタンでドリフトをできたり,アクセルやブレーキをオートにできたりするなどのアシスト機能も充実しており,普段レースゲームをプレイしない人も楽しめそうだ。
試遊の後は,参加者で4人編成,A〜Hの8チームに分かれて,チーム対戦が行われた。初めて顔を合わせたプレイヤーで挑むチームも多かったが,それぞれのプレイヤーが上位を目指して走り,チーム対戦はかなり盛り上がっていた。
参加したプレイヤーは,「チームで協力して優勝した感じがある」「チーム内で最下位でもほかのメンバーの成績によって優勝もできる」と,チーム対戦の感想を述べていた。
デモプレイイベントの最後には,ゲームに関する質疑応答も行われた。
気になる日本での正式リリースについては,近日中に公式SNSで発表するとのこと。なお,事前登録の受け付け開始が7月1日に決定し,Amazonギフト券やガソリンギフト券などが当たるキャンペーンも実施されている(リンク)。
また,ゲーム内には東京・首都高コースが用意されているが,ほかに日本のコースが追加される予定で,すでに開発が進められているという。
さらに,リバティウォークのほかにも,さまざまなコラボを企画中で,順次公式SNSで発表していくそうだ。
さて,今回のレポートの締めくくりとして,会場となったリバティウォーク・マイアミ・ガレージと,リバティウォーク本社(愛知県尾張旭市)に展示されていた,スーパーカーやさまざまな車種のカスタムカーなどの写真をたっぷりと掲載しておくので,興味のある人はチェックしてほしい。