ニュース
台湾産パズルアドベンチャー「Behind the Frame: 一番とっておきの景色を」のゲームプレイを紹介するトレイラーが公開に
「Behind the Frame: 一番とっておきの景色を」の舞台は,テープレコーダーやパソコンはゲームプレイに登場するものの,自動車などはない独特の世界。主人公の女性は,ニューヨークにあるギャラリーで個展を開いてプロの道を目指すため,渾身の一枚を描き上げようとしている野心的な画家だ。
本作がユニークなのは,ジブリのアニメ作品にインスパイアされたというアートワークで,特定のロケーションでは細かく描き上げられたセル画を一人称視点に合わせて動かすという「360°パノラマ・テクニック」により,ぐるりと回転できる。プレイヤーは,そこで見つけたものを絵に描きこむことで,より良い絵を作り上げていく。また,朝食を作ったり,コーヒーを淹れたり,音楽を聴いたりと,和みの時間も作れるというゲームになっている。
また自室からは,向かいのアパートの部屋で少し憎たらしいネコと暮らしている,同じく絵描きの老人が見える。あいさつしても何も反応を示してくれないが,カタブツな彼を気遣ってデッサンを描くといったこともでき,デッサンすることで絵日記のように文字が表示され,主人公の考えていることが目的として追加されていくのがトレイラーから分かる。
全編で会話音声がなくストーリーが進行するのも面白そうな「Behind the Frame: 一番とっておきの景色を」は,すでにSteamストアページが公開されており,その情報によるとインタフェースと字幕が日本語化される。公式サイトには発売が2021年と記されているので,続報を楽しみにしておこう。
「Behind the Frame: 一番とっておきの景色を」公式サイト
- 関連タイトル:
Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜
- この記事のURL: