［TGS2022］「モンハンライズ：サンブレイク」，9月末に実装される“エスピナス亜種”討伐クエストに会場で挑戦。怒り状態時は手が付けられない凶暴さに

　千葉の幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2022」のカプコンブースに，「モンスターハンターライズ：サンブレイク」（Switch / PC）の無料タイトルアップデート第2弾に登場する新モンスター「“棘茶竜”エスピナス亜種」の討伐クエストがプレイアブル出展されている。

カプコンブースの「モンスターハンターライズ：サンブレイク」コーナー

「モンスターハンターライズ：サンブレイク」公式サイト

　「激情のエスピナス亜種・特別版」と題されたこのクエストは，その名前のとおり，この出展のために用意された高難度の特別版だ。制限時間は15分で，フィールドは「塔の秘境」，登場するモンスターはエスピナス亜種のみとなっている。プラットフォームはSwitchとPCが選択でき，前者ではシングルプレイと4人マルチプレイが，後者では4人マルチプレイが体験できる。今回，筆者はSwitch版でのシングルプレイを体験してきたので，そのレポートをお届けしよう。
　

クエスト開始直後。眠っているエスピナス亜種をたたき起こす

　エスピナス亜種のブレスは，食らったハンターに火属性やられと毒，そして防御力低下を付与するという，なかなか厄介な攻撃だ。通常状態でも3方向への連続ブレスなどを仕掛けてくるので気が抜けないが，怒り状態のエスピナス亜種は文字どおり手が付けられないほど凶暴だ。

突進から振り向きざまのブレスを食らい，この直後火属性やられと毒，防御力低下の三重苦に

　怒ったエスピナス亜種は，突進から振り向きざまのブレスを放ち，腹部の下に潜り込んでいるハンターに対してジャンプしてからの踏みつけ，そした毒を付与するカチアゲ……といった攻撃を，ドリフトで方向転換しながらの連続突進を挟みながら繰り出してくる。正直，筆者のようなヘタレハンターは，攻撃しているよりも逃げ回って回復薬を使っている時間のほうが長いくらいだ。

離れていても，突進ですぐ距離を詰めてくるので気が抜けない

中〜長距離で放ってくるブレスも厄介だ

腹部の下の潜り込むと踏みつけてくる

　そして極めつけが，エスピナス亜種が立ち上がって翼を広げ，威嚇するようなポーズを取りつつ，数歩進んでから放つ広範囲攻撃だ。これは爆発に巻き込まれたハンターが，体力ゲージMAXであっても一発で力尽きる代物で，最初に食らったときなどは，何が何やら分からないままキャンプに戻されてしまった。
　そして2回めでようやく，「なるほど，あの動作が見えたら距離を取ればいいのだな」と理解。3回めはエスピナス亜種がオトモをターゲットしていたので，「どのくらいの範囲を攻撃するのか見極めてやろう」と遠巻きに眺めていたら，アッサリ巻き込まれて力尽きてしまった次第である。

何か妙な動きをしていると思ったら……

これである

そしてこうなる

　筆者が試遊を終えたTGS2022の初日，2022年9月15日 12：25の時点では，クエストのクリア条件であるエスピナス亜種の討伐を達成した体験者はまだいなかった。腕に自信のあるハンターは，ぜひ会場でエスピナス亜種の討伐にチャレンジしてほしい。

「モンスターハンターライズ：サンブレイク」公式サイト