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DUNGEON ENCOUNTERS
公式サイト https://www.jp.square-enix.com/de/
https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0082-CUSA25977_00-5654649894307942/
発売元・開発元
発売日 2021/10/14
価格 3520円(税込)
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Nintendo Switch版 DUNGEON ENCOUNTERS
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このゲームの読者の評価
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 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • スクウェア 50
    • 投稿者:災厄狼(男性/40代)
    • 投稿日:2021/11/08
    良い点
    攻略範囲はクリアまで。プレイ時間は75時間。

    良い点ですが、ストーリーは終わりと始まりに少しテキストが出るくらいで少ないです。その文言に関しては減点の要素はありません。
    特に終わりの部分は「これで合っています」。

    音楽はクラシック曲のアレンジ中心かなと。私はクラシック音楽に詳しくないので全曲がそうなのかは不明。
    このゲームの音楽は「タイクツではなかった」ように思います。

    上空からダンジョン構造を見渡したような描き方で、あまりこういうのは見た事がないなと。
    正方形のすごろくのマスを十字キーでタタターっと進む感じ。
    視点は違いますが、ダンジョンRPGのマップ埋めに近い進め方。

    ゲームジャンルはダンジョン探索RPGとありますね。
    バトルではファイナルファンタジーのATB(アクティブタイムバトルシステム。リアルタイムを取り入れたコマンドシステム)のように順番がまわってきます。
    スピードが速いキャラクターは早く順番がまわってきます。
    初期設定では「ウエイト」(時が止まる)になっているので、順番がまわってきさえすればジックリとコマンドを選ぶことができます。

    戦闘は各キャラクターに物理防御・魔法防御・HP(体力)が設定されておりHPが0になると戦闘不能になります。
    HPを0にするためには、まず物理防御か魔法防御を削るかを決め、それに応じた攻撃手段をとります。
    基本は、どちらかの防御が0になった時に更に攻撃をするとHPを削ることができます。
    (基本は・・ということはそれ以外もあるという事です。)

    装備品は剣、飛行状態の敵に攻撃を当てることができる弓、魔法と特殊な効果のある壺・時計などがあります。
    キャラクターにより装備できないものもあります。

    謎解きの要素として地図に関する問題と、数値に関する問題が出てきます。答えとなるマスで決定ボタンをおせばアイテムがもらえます。

    ダンジョンを進むと「アビリティ」という特殊な能力を覚え、制限数値内でセットできます。
    敵の出現マスがわかるもの、バトル時に回復ができるもの、毒などバッドステータスを防ぐものと色々。

    キャラクター、モンスターは簡素な一枚の絵で表現されていますが、そのデザインは悪くないと思います。

    色覚に関してのオプションがあり、3種類の中から選べます。

    アドレス(地下何階、南00、東00という座標)を選んでコマンドを実行する要素があります。
    悪い点
    グラフィックが簡素でつまらない。

    音楽がクラシックのアレンジなのは何故なのかがわからない。
    例えばストーリーの場面がこうだから、今はこの曲にしよう、この曲しかない!・・みたいなものが設定されていないのではないかと感じる。
    クラシックの曲が良いのと、この作品の評価は関係がないですよね?
    評価するとすればアレンジの部分がどうかと、上記の所かなと。

    私が発売日に買った理由が「宣伝が良かった」からなんですが、買ってクリアした時に思ったのが「完成度50%に満たない」のではないかと。
    シンプルなゲームデザインとうたってありましたので、私が期待したのは「服や化粧を取り去り、面白さを前面に押し出した作品」。
    プレイした限りだと、ゲームの側(ガワ)でもある骨のみだと。
    ストーリー&クリエイターの生きてきた中で、明日死ぬとして、どうしても伝えなければならないもの、それから、ゲームの面白さ・プレイヤーを夢中にさせるものが無いと。
    (例えるなら内臓と肉がない・・みたいな?)
    その骨の部分を「ゲームの大事な部分」として、ゲームシステムそのものの面白さとして捉えているところが良くなかったかなぁと思うんですよー。

    考えることの楽しさをうたってありましたが、このゲームにおいて全く考えることはなく、ただ作業をするだけですねー。プレイヤーはツラいし「眠たい」と思いますよ?
    だいたい10階ごとに敵の強さが変わるので、店で買って装備をつけたら、あとはもう決まったことをするだけです。
    その決まったこととは、一番早くHPを0にする手段です。その手順が、ずーっと同じ。
    私が言う事が正しいか?間違っているか?はプレイヤーの脳の血流などを測定すればわかるのではないかと。メーカーさんで調べてみてはどうですかね?

    シンプル・演出を抑えた・・ではなく、表現不足でワンパターンなのではないかとも思います。
    ですけど複雑にして、演出過剰にしても面白くはならないと思います。
    ちなみに面白いゲームは、スクウェアさんがたくさん出しています。
    そのゲームは複雑で演出が十分であっても面白かったですよ!社内のゲーム好きの人に聞いてみたらわかるんじゃないでしょうか?

    ダンジョンのマップ埋めが面白くない。ダンジョンRPGをやってみて、その面白さを研究したほうが良いかもです。
    特にストレスを感じる階は霧の丘陵と異次元空間です。
    ストレスを感じさせないようにしてもたぶんダメかなぁ・・。
    ダンジョンRPGはマップを埋めるのも楽しいですし、埋めるにはきちんとした理由があるはず。
    これはおそらくわかっておられるとは思いますが、他の作品の真似をしても意味はないです。
    新しいゲームでもない。新しいゲームでないなら、あくまで私はですが、その新しいゲームを欲しいとは思わないです。

    数値に関する問題が・・むずかしすぎる?音楽の評価とかぶりますが、なんの脈絡もなく問いを出されても困るなぁと。数学の問題でもない気もしますし、暗号解読に近い事をさせたいのか、なぜここでその問題がでるのか、ゲーム中の誰が出したかなど不明。
    私はアホなので、そういう感想をもっただけかもしれません。16あるうちの数値問題6まではわかりました。
    問題を面白いと思えってことなのでしょうか?
    仮に数学の問題であったとしても、それがゲームの面白さなのでしょうか?数学の面白さをゲームに引っ張ってきたって、ゲームが面白い事にはならないと思いますけど・・?

    ストーリーのテキストに関してですが、これは新しいことなのでしょうか?「ファイナルファンタジーをプレイした人なら、とうに知っている」ことなのではないでしょうか?
    新しいゲームで、これをする意味とはなんなのでしょうか?よくわからないなぁと。
    確かにこれは(仮に)200年前でもそうだし、200年後でもそうだと思いますよ?作った人が死んでも変わらないことでもあるでしょう。
    ざっと見た限りは、「スクウェア・エニックスにおいて、ゲームを発売していいとされる基準が崩壊している」ようにも思えます。

    ゲームでは建物のグラフィックは表現されず、数字で描かれます。ゲームの工夫により数字が建物に見えるようなレベルの作品であったらよかったですねー。
    私の目には数字にしか見えませんでした。
    地形グラフィックに建物を書き、その違いがわかるものとして数字を置けばよかったのかもしれません。
    総評
    ダンジョンエンカウンターズの公式サイトにはメディアレビューが載ってるんですが、プレイした後見てみてください。宣伝にしてもレビューにしても「ええこと言うなぁ!(感心)」と感じると思いますよ。定価は税込み3520円でダウンロード専売タイトルです。

    私の評価では50点ですが、これが2000円だったらもうちょっと高い評価が出たかなぁと。
    別にスクエニさんが「これ、ちょっとやってみてよ!」と実験的な作品を出してみるのは個人的には付き合っても良いと思ってるんです。
    数千円・数万円出すとしてもゲームに出すんだったら構わないですし。
    気合の入った宣伝なら、「おう、そうか。そんなら今まで出してきたゲームも面白かったし時間も空けよう」とも思いますし。
    ですけど、この段階のダンジョンエンカウンターズを「私なら、そういうプレイヤーに対しては発売して良いとokを出さない」ですわ。
    なんとなくそう思うのではなく、理由はこの評価に書いたつもりです。
    もし出すとするなら低価格で出すか、ある程度ゲームの評価を出せる機関(メディア?)に依頼し、イケる!と確信した時点で出すか。
    今回はイケる!と思った??「そんな理由(ワケ)はないでしょ!」

    オススメしたい人は、変わったダンジョンRPGを探している方・スクウェアに対して思い入れのある方ですかねー。
    面白いゲームとしては薦められないですけど、スクエニさんが何とかしようと必死になっている様子は感じられるかもしれません。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    2 3 2 3 4
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