「UNDYING」のアーリーアクセス版がリリース。自分がゾンビになる前に，息子に生き抜く術を教える切ない物語

　Skystone Gamesは，北京に本拠を置くVanimalsの新作タイトル，「UNDYING」のアーリーアクセス版をSteamとEpic Gamesストアでリリースした。テキストとインタフェースが日本語にも対応している。

「UNDYING」公式サイト

　「UNDYING」は，人々がゾンビ化して文明が崩壊しつつある世界でサバイバルを続ける母と息子の物語だ。ある日，母親のアンリンがゾンビに噛まれ，自分がゾンビになってしまうまで，限られた日数しか残っていないことを知る。そこで彼女は，息子のコーディを守るために安全な場所を探しながら，ゾンビと戦う方法や，アイテムの作成，料理など，生き抜くためのさまざまなスキルをコーディに教えるという，なんとも切ないストーリーが描かれる。


　斜め見下ろし視点の本作は，キャラクターの顔が詳細に描かれないローポリゴンスタイルながら，美しいグラフィックスが印象的だ。途中で数十人のNPCと出会い，彼らと関わりながらゲーム世界を徐々に広げていく。コーディはAIがコントロールしており，プレイヤーの行動を見ていろいろな事柄を学ぶが，どちらかがキルされるとそこでゲームオーバーになり，最初からゲームをやり直すことになる。リプレイ性の高い“ローグライク”が謳われているので，何度もチャレンジすることを前提としたゲームデザインが採用されているようだ。


　SteamとEpic Gamesストアでは現在，リリースを記念した10％オフのセールが実施されている。体験版も用意されているので，母と息子の悲しい旅路が気になる人はプレイしてみよう。