プレイレポート
新作MMORPG「スローン・アンド・リバティ」が正式サービス開始! 快適に遊べるようチューニングされた本作の魅力を凝縮して紹介【PR】
Amazon Gamesが国内向けのサービスを提供する基本プレイ無料のMMORPG「スローン・アンド・リバティ」(PC / PS5 / Xbox Series X|S)が本日(2024年10月2日)ついにローンチを迎えた。
本作は「リネージュ」「The Tower of AION」などで知られる韓国のNCSOFTが開発する正統派ファンタジー作品であり,骨太なMMORPGの登場に,ファンのあいだでは以前から話題となっていた。4Gamerでは,過去にオープンβテストのプレイレポートなどを掲載し情報を追ってきたが,今回は「スローン・アンド・リバティ」を知らない人や興味がある人に向けて,その魅力をギュッと凝縮して伝えていく。
スローン・アンド・リバティってどんなゲーム?
本作は多数のプレイヤーキャラ(以下,PC)が世界を冒険するなかで,交流を楽しんだり,時に覇権を争ったりするMMO(Massively Multiplayer Online)タイプのRPGだ。
プレイヤーの分身となるPCは,破壊神を封じた星の欠片を身に宿す「星の子」と呼ばれる存在で,動物に変身し特徴に応じた能力を発揮できたり,強力な魔法を繰り出せたりする。
こういった超常的な能力を持つ特別な存在が恐れられるのは世の常で,魔術師ヤン・ジュナスは大陸の西の海に浮かぶウィスプ島に数多くの星の子たちをかくまっていたが,その力を狙う大国アーキウムによって島は襲撃を受けてしまう。
それでも星の子の一部はレジスタンスによって守られ,成長した彼/彼女らはレジスタンスの一員として旅立つことになる。
プレイヤーは,髪型,輪郭,目,鼻,口といったパーツを組み合わせることで,老若男女を問わず,好きなタイプのキャラクターを作成できる。PCとは長い付き合いになるので,こだわりたい人はじっくり吟味して作成するといいだろう。
もちろん,最初からいくつかのプリセットも用意されているので,こだわらない人はお気に入りを見つけてすぐに冒険に旅立ってもいい。
本作のユニークなポイントは,MMORPGとして魅力が詰まっているだけでなく,同時にアクションゲームとしての手触りを楽しめるところにある。PCはさまざまな動物に変身できるのだが,その動物に応じて特徴的なアクションが用意されている。例えば,狼やシャドウレオといった猛獣の形態は,イメージ通り地上を素早く移動できる。
空を移動したいなら鷹などの鳥になればいい。滑空することで離れた場所まで一気に移動できるし,ほかの形態で地面にぶつかりそうになったときも,とっさに空を飛んで回避することが可能だ。
陸と空だけでなく水中もお手の物だ。カワウソとビーバーの中間のような生物であるルトランの姿になれば,水面をスイスイと泳げる。ロケーションを選ばずストレスなく移動できるのは本作の魅力のひとつと言える。
さらに人間の姿でも,チェーンを使った多彩なアクションが用意されている。チェーンを高所に引っ掛けて登ったり,取っ手にかけて仕掛けを操作したりと,フィールドの探索からダンジョン攻略にいたるまで,さまざまな場面で活躍してくれる。
移動関連のアクションだけでなく,バトル面でも本作のアクション性は高い。敵の強力な攻撃である憤怒攻撃をタイミングよく防ぐことで成立する「パーフェクトガード」は,強力な反撃を繰り出せるもので,こういった手触りは流行の骨太なアクションゲームの感覚に近い。
攻撃スキルにはそれぞれ,帯状や扇状といった効果範囲が設定されており,扱い方ひとつでダメージ効率は大幅に変化する。攻撃と防御の両面でプレイヤーの技術が生きてくる要素がしっかりと用意されている印象だ。
ちなみに本作はキーボード&マウスでも,コントローラでもどちらでも快適にプレイできる。マウスで敵をクリックし,キーボードで正確にスキルを繰り出す。あるいはコントローラで機敏にアクションし,感覚的に敵の群れをさばいていく。どちらにも違った良さや楽しさがあるので,プレイヤーの好みで選んで大丈夫だ。
また,いわゆる職業であるキャラクタークラスが用意されていないのも特徴のひとつ。装備を変更することで戦士や魔法使いといったアタッカークラス,敵の攻撃を引き受けるタンククラス,パーティを回復するヒーラークラスと,役割を変化させられる。
ほかのMMORPGでは,クラスによって異なるキャラクターを用意することも多いが、本作ではわざわざキャラクターを作る手間なくそれぞれのアクションやスキル回しを楽しめる。知り合いとチームを組みたいが,役割が被っている……なんてことを防げるのも利点として挙げられそうだ。
多人数で快適に遊べるMMORPG
本作はサーバーの性能やソフトウェアの最適化など,MMOを遊ぶうえで抑えておきたい基礎部分のクオリティが高いこともお伝えしておきたい。
街などのPCが密集している場所でも,フレームレートが極端に落ちることはないし,通信ラグも気にならない。コンテンツが楽しくても,快適に遊べないと少しずつ気持ちは離れていってしまうもので,環境が整備されているのはすなおにうれしいポイントだ。
MMORPGにおける遊びの真骨頂は,ギルド同士によるPvP(プレイヤー対プレイヤー)と考える人も多いことだろう。PvPコンテンツの「占領戦」は,各地にある拠点の支配権を巡り,数多くのPCが入り乱れて戦う。数十人,ときには数百人が参戦する戦いは圧巻の一言だ。
占領戦を行っていないときも,ギルドは一緒に冒険するための理由となる。手ごわいPvE(プレイヤー対エネミー)コンテンツ「ギルドレイド」を仲間と一緒に攻略し,アイテムを納品してギルドを成長させるなど,ソロではプレイできないチームならではの楽しさを味わえる。
そして冒険の舞台となる「大陸」は刻々とその姿を変えていく。時刻や天気の変化はもちろん,「ボスバトル」「エリアイベント」といったPvPvE(プレイヤー対プレイヤー対エネミー)コンテンツが,つねに大陸のどこかで発生している。いつログインしても同じ状態であることはなく,一期一会のゲーム体験が待っている。
筆者は7月に行われた本作のオープンβテストに参加したが,遊ぶメンバーが揃った時はダンジョンでハック&スラッシュとアイテム漁り,人が揃わない時はメインストーリーを進めるといった具合に,いつログインしても遊ぶコンテンツに困らなかった。
[プレイレポ]完全新作MMORPG「スローン・アンド・リバティ」のOBTに参加。大規模PvPがウリだが,意外にもアクション要素が強かった
Amazon Gamesは2024年9月18日,基本プレイ無料の完全新作MMORPG「スローン・アンド・リバティ」の正式サービス開始を予定している。7月19日から25日にかけて行われたオープンβテストに参加してみたので,プレイレポートをお届けする。
さらに現在はオープンβテスト時にはなかった「スキル特化」(スキルのカスタマイズ)「釣り」「料理」といった要素も加わり,ライブゲームという言葉どおり,生きて成長を続けるゲームとなっている。以前からあるハウジングも含め,プレイヤー同士が競い合うだけはない,生活系のコンテンツをのんびり楽しめるゲームでもあるわけだ。
すでにMMOを遊んだことがある人はおなじみの楽しさを味わえ,今まで遊んだことがなかった人はアクションRPGのような感覚で入門していける本作。基本無料ゲームと侮ることなかれ。ぜひ実際に触れてそのクオリティに驚いてほしい。
「スローン・アンド・リバティ」公式サイト
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