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「FIFA 23」,通常版のカバーアート公開。同世代プラットフォーム間でのクロスプレイも初めて実現
「FIFA 23」公式サイト
アルティメットエディションについては2022年7月19日に掲載した記事でお伝えしたとおりだが,通常版も同じくキリアン・エムバペ(Kylian Mbappé)選手が選ばれている。3年連続での登場となったエムバペ選手は,現在訪日中のパリ・サンジェルマンFC(PSG)に所属し,まだ23歳という若さながら,推定移籍金が現役最高額の292億円という,サッカー界の大スター選手だ。
さらに,南太平洋地域で販売される通常版には,女子オーストラリア代表でチェルシーFCウィメン所属のサム・カー(Samantha Kerr)選手が選ばれた。「2023 FIFA女子ワールドカップ」が2023年7月にオーストラリアおよびニュージーランドで開催されることに合わせたもので,地域限定とはいえ,女子選手がFIFAシリーズのカバーを飾るのは初めての快挙だ。ワールドカップの盛り上がりと共に,女性ゲーマーの参加を促進していくかもしれない。
さらに,「FIFA 23」ではシリーズでは初めて,PCおよび同世代コンシューマ機間でのクロスプレイを実現しており,PC,PlayStation 5,Xbox Series X,Google Stadiaと,まだまだ現役のPlayStation 4およびXbox Oneのプレイヤーがプラットフォームを超えて対戦できるようになった。
具体的には,FUT Division Rivals(Co-Opは非対応),FUT Champions,FUT Ultimate Online Draft, FUT Online Friendlies(Co-Opは非対応),FUT Play a Friend, Online Friendlies,Online Seasons(Co-Opシーズンは非対応)など,ローンチ時点でFUTを中心に対応するという。
このクロスプレイ機能はFUT移籍市場にも対応しており,こちらはPlayStation 5,PlayStation 4,Xbox Series X,Xbox One,およびGoogle Stadiaのプレイヤーが市場を共有できるが,PCとNintendo Switchでは,独自の移籍市場が用意される。加えて,クロスプレイ機能をオンにしているときには,グローバルリーダーボードが,PCとPlayStation 5,Xbox Series X,PlayStation 4,Xbox One,Stadiaでシェアされるが,ローカルリーダーボードについてはPCとPlayStation,Xbox,およびStadiaに分かれるとのこと。
なお,アルティメットエディションと同様,通常版のカバーアートには「HyperMotion Technology 2」のロゴが添えられており,モーションキャプチャやアニメーションの技術がさらに向上していることを感じさせる。新たに公開されたトレイラーでも,詳細は明かされていないものの,新たなアニメーションが堪能できるはずだ。このところ立て続けに公開された「FIFA 23」の新情報だが,今後も続くものと思われる。注目していきたい。
「FIFA 23」公式サイト
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(C)2022 Electronic Arts Inc.
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