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「JR東日本トレインシミュレータ」,アーリーアクセス版を9月20日にリリース。JR東日本が販売を行う本格的な鉄道運転シミュレータ
公開されたトレイラーを見ると,運転できるのは京浜東北線南行きのE232系1000番台(大宮〜南浦和間。約12分,7.8km)と,八高線下りのキハ110系(高崎〜群馬藤岡間。約14分,11.7km)で,難度は初級,中級,上級の3段階,用意されているようだ。八高線とはチョイスが渋い。実際にJR東日本の運転士が訓練で使う業務用シミュレータを,そのまま体験できるとのことだが,運転士の訓練にも難度設定があるのだろうか。
音楽館は,PC向けの鉄道運転ゲームのほか,鉄道会社向けの訓練用シミュレータや,鉄道博物館などの展示用シミュレータを開発,納入するメーカーとして有名だ。駅の発車メロディーも作曲する鉄道ファンのミュージシャン,向谷 実さんが設立者で取締役社長を務めており,それだけに,「JR東日本トレインシミュレータ」も,実際の車両の走行音を採録するなど,サウンド面でもこだわっている。本当の運転士が運転しても違和感のない,リアルな走行音が体感できるという。
アーリーアクセス版ということで,プレイヤーのフィードバックを参考にして,詳細な仕様を検討するという。フルバージョンの発売は1〜3か月後を予定しており,フルバージョンでは運転できる路線が変更されるほか,外部コントローラにも対応する。また,DLCを購入することで,より長区間の運転が可能になるとのこと。続報を楽しみにしたい。
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JR東日本トレインシミュレータ
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