「龍が如く7外伝 名を消した男」に“実写”で登場するキャバクラ嬢候補74名が挑む。“龍が如く生キャバ嬢オーディション”レポート

　セガは2023年1月22日，「龍が如く」シリーズの新作「龍が如く7外伝 名を消した男」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One）に出演するキャバクラ嬢役を決める「生キャバ嬢オーディション」の2次審査，面接を開催した。


　当日は書類による1次審査を通過した74名が5〜6名のグループに分かれ，龍が如くスタジオ代表の横山昌義氏をはじめとする開発陣を前に，出演への熱い想いをアピールした。本稿ではその模様をレポートする。

セガサミーグループ本社のTUNNEL TOKYOに審査会場が設けられた

「龍が如く」生キャバ嬢オーディション特設サイト

　オーディションは日本国内在住の20歳以上が対象で，今回行われる1次〜2次審査と，2023年2月上旬に行われる最終審査を経て出演者が決定する。入賞者（人数未定）には，2023年発売予定の「龍が如く7外伝 名を消した男」に登場するキャバクラ嬢役の出演権が授与され，頂点となるグランプリ受賞者には，加えて「龍が如く8」への出演権（役柄未定）と賞金100万円が授与される。

審査員は左から森山彩乃氏（「龍が如く」宣伝担当），鈴木 誠氏（「龍が如く7外伝 名を消した男」プロデューサー），横山昌義氏（龍が如くスタジオ代表・制作総指揮），山藤雅也氏（龍が如くスタジオプロダクトマネージャー），向 大地氏（セガ コミュニケーション推進部）

参加者は特技や得意な分野で自らをアピールした

　今回取材対象となった1次審査通過者16名は，会社員や学生などの一般職の他，現役のキャバクラ嬢や女優，看護師，タレント，VTuber，プロレスラー，セクシー女優など，さまざまな経歴を持つ参加者が揃っていた。中には海外で生まれ育った人や，男性の参加者がいるなど，実に多彩な顔ぶれだ。

ZHU ZHIYINGさん（会社員）

ウナギ・サヤカさん（プロレスラー）

伊藤彩璃さん（看護師，キャバクラ嬢）

中山こころさん（女優）

藤田あずささん（タレント）

ファーストサマーウイカさん（タレント，女優）

　今回のオーディションで選ばれるキャバ嬢は，これまでのシリーズのようなCGキャラクターではなく，なんと実写映像での出演となる。オーディションのタイトルにある「生キャバ嬢」もそれを意味している。面接では，参加者のバックボーンや面白い部分を引き出す質問が多く投げかけられた。

愛渚さん（キャバクラ嬢）

七星ひなのさん（キャバクラ嬢）

うんぱいさん（女優）

ksonさん（VTuber）

津田翔太郎さん（会社員）

　横山氏は審査終了後の囲み取材で，「皆さん各自SNSなどで自信を発信しているので，それを見れば人柄も分かる」と語り，以前のように根掘り葉掘り質問するオーディションとは質が変わったと答えた。履歴書に何も書き込んでいない人などもあえて選んで，質問したら一体どんな面白い解答が出てくるのかと，これまでとは違うやり方も意識したそうだ。

梶ヶ谷麻也さん（主婦）

千葉ハンナ英美理さん（大学生）

佐藤かれんさん（大学生）

水上梨乃さん（大学生）

黄 藝林さん（会社員）

　具体的なオーディションの選考基準は明らかにはされていないが，「イベントのステージに立ってもらったり，プロモーションに参加してもらったりと，僕らとも長いお付き合いになるので，そこにマッチングできるような人を選ぶことになると思います」と横山氏。最終審査は2023年2月上旬を予定しており，その模様はWebなどでも公開予定となっているので楽しみにしておこう。

「龍が如く」生キャバ嬢オーディション特設サイト