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「龍が如く7外伝」と「どうとんぼり神座」のコラボメニューを試食してきた。麻(痺れ)と辣(辛味)のパンチが効いた「麻婆麺」
新宿歌舞伎町の「どうとんぼり神座 新宿店」にて麻婆麺の試食会が行われたので,その模様をお伝えしよう。
「龍が如く7外伝 名を消した男」公式サイト
麻婆豆腐が絡んだ麺をひと口すすると,ニンニク,ラー油,豆板醤,甜面醤などの風味と辛味がガツンと口の中に殴り込んできて,額にうっすらと汗がにじむ。これはなかなかにハードボイルドな辛さだ。
ひき肉の主役感もたっぷりで,噛むたびに広がるうま味がたまらない。麺やスープに絡んでいるにもかかわらず,しっかりと麻婆豆腐らしさを感じられる味のバランスも絶妙だった。
そして麺を飲み込んだあと,少し遅れてやってくる心地よい舌の痺れ。花椒(ホワジャオ)がややマイルドに,だがはっきりと存在を主張し,さらなる食欲を刺激してくれる。ついつい餃子やビールを注文したくなったが,取材中なので我慢せざるを得なかったのは心残りだ。
お店からお勧めされたライスとの相性も抜群で,(行儀はあまりよろしくないが)麻婆豆腐とスープをかけて汁かけご飯のようにして食べても美味しい。ラー油の辛味や花椒の痺れが苦手な場合は,それらを抜いて調理することもできるそうだ。
コラボメニューは新宿店以外でも提供されるので(店舗一覧),食欲をそそられた人はぜひ一度,いや二度三度と注文してみてほしい。
試食会に訪れていた堀井亮佑氏と鈴木 誠氏に麻婆麺に関するコメントをいただいたので,以下に紹介しよう。
──今回のコラボメニューはいかがでしたか。
堀井氏:
いやあ,美味しかったです。
鈴木氏:
我々もライスを追加で頼んじゃいました。
堀井氏:
実は若かりし頃,この近辺に住んでいたんです。龍が如くチームに配属されたことをきっかけに,「歌舞伎町に住めばネタには困らないだろう」なんて思いまして(笑)。僕にとって神座さんのラーメンは,当時の思い出の味だったりします。
──たっぷりの麻婆豆腐を食べ進めていくと,最後にスープの染みた白菜が待っていて,それで舌が安らぐような感じもありました。
堀井氏:
そう,この白菜入りのスープが大好きなんですよ! 今回のコラボメニューは辛くて尖ったところもあるけど,どこか優しさもある。桐生一馬らしさ,「龍が如く」という作品らしさをしっかり体現していただけたと感じます。重ねてになりますが,立場抜きで本当に美味しかったです。
鈴木氏:
「龍が如く7外伝」の桐生一馬は,応龍のバトルスタイル時に赤いオーラを纏うのですが,麻婆麺の赤がうまくハマりましたね。とくにすり合わせたわけではないのですが,ゲームと食べ物の違いはあれど,モノを作る者同士,心が1つになったのだと思います。
──コラボメニューには龍が如くスタジオ側から意見を出したのですか。
堀井氏:
いえ,神座さんにお任せでした。ただメニューを提案されたときから「これはシリーズをよく知っている人がいるな」とは感じました。
鈴木氏:
もちろん「こういう狙いで,こういう料理になる」というお話自体は伺っていたのですけど,我々も食べたのは今日が初めてです。ただただ美味しくいただけて,これが仕事でいいのかなって(笑)。
ファンのみなさんには,こうしたコラボやイベントも楽しんでいただきつつ,間近に迫った「龍が如く7外伝」の発売日を心待ちにしていただけると嬉しいです。
堀井氏:
発売日までの期間は,ファンにとって一番ホットなお祭りだと思うんです。楽しみに待った発売日,家で一人で遊んでいても,コミュニティ全体が一緒に遊び始めたような感覚を味わえるというか。
今回のコラボメニューも食べていただき,このお祭りに参加していただければと思います。それこそファン同士で集まって食べに来て,歌舞伎町一番街のアーチ前で写真を撮ったりと街を満喫してもいいですよね。
──それは楽しそうです。本日はありがとうございました。
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