［プレイレポ］「ストリートファイター6 タイプアーケード」は2023年12月に稼働開始。アミューズメントエキスポの出展バージョンを紹介

　2023年11月25日，東京ビッグサイトにてアミューズメントエキスポ in 東京ビッグサイトが開催された。本稿では同イベントのタイトーブースに出展された，「ストリートファイター6 タイプアーケード」の試遊レポートをお届けする。

　本作は，2023年6月2日に発売された「ストリートファイター6」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 以下，スト6）のアーケード版となるタイトル。プレイアブルでの出展は，2月のJAEPO2023，11月上旬に全国4か所のゲームセンターで実施されたロケテストに続き，3度目となる。

タイトーブースに掲げられていた，スト6 タイプアーケードのメインビジュアル

ブースに用意されていたフォトスポット

　2023年12月の正式稼働を予定している本作だが，時期的にほぼ完成バージョンと思われる「スト6 タイプアーケード」が8台リンクされた状態で出展されていた。試遊台のバージョンは家庭用の最新バージョンと同じで，発売後に追加された，ラシード，A.K.I.を含めた20体のファイターから操作したいキャラクターを選択し，店内対戦モードでほかの来場者と対戦できた。

家庭用スト6に参戦しているキャラクターはすべて選択可能

　筐体の仕様はJAEPO2023の試遊レポートでも紹介したが，コントロールパネルは「アーケードスティック＋8ボタン」で，USB端子が備え付けられており，持ち込みのパッドやレバーレスコントローラも使用できる。


　プレイモードについては，5連勝または1敗で終了となる「ノーマル」，3勝または2敗まで遊べる「セーフティー」が用意されていたが，あくまでもこれはイベント出展用の仕様とのことで，実際にゲームセンターで稼働する際は，勝ち続ければもう少し長く1クレジットで対戦を楽しめるそうだ。

　また，自身の戦績やキャラクターコスチュームを保存できるNESiCA＆アミューズメントICカードだが，スト6 タイプアーケードではこのICカードを読み込ませたゲームプレイでないとオンラインマッチが選択できないという。アーケードでもスト6をやり込む人，ちょっと空いた時間にゲーセンでネット対戦を楽しみたい人などは今のうちに対応ICカードを用意しておこう。

　2023年内の稼働を予定している本作では，家庭用の最新バージョンと変わらない内容をゲームセンターというロケーションで楽しめる。気軽にオフライン対戦が楽しめるのはもちろん，安定した回線でオンライン対戦を楽しみたい人の受け皿としても活躍することに期待したい。



※記事内のゲーム画面は開発中のもの

「ストリートファイター6 タイプアーケード」公式サイト