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[G-STAR 2023]NCSOFT初のSwitch対応タイトル「バトルクラッシュ」は,最大30人で戦う見下ろし型のバトロワ。敵を吹っ飛ばして落下死させる大乱闘要素も
……という説明だけで「あれ?」と思った人は,韓国のゲーム事情に詳しい人かもしれない。韓国市場はPCとモバイルゲームがメインで,NCSOFTのような大手メーカーがG-STARでコンシューマ機版を出展するのは珍しく,実際,NCSOFTにとって本作は初のNintendo Switch対応タイトルだったりする。
バトルクラッシュは,各プラットフォーム間でのクロスプレイが可能な“乱闘型対戦アクションゲーム”だ。プレイヤーはポセイドンやウルスなど,神話の人物をモチーフにしたキャラクターを選び,シンプルな操作でアクションを繰り広げる。
対戦形式としては,最大30人が生き残りをかけて戦う「バトルロイヤル」と,6人が狭い地形で戦う「ブロール」,そして1人対1人で5戦(3戦先勝制)する「ビルドアップ」の3つが用意されているという。バトルロイヤルとブロールはチーム戦とソロ戦に分かれており,今回体験できたのは3人1チームで行うバトルロイヤルだった。
というわけで,本稿ではチーム戦のバトルロイヤル体験を紹介するのだが,分かりやすく言ってしまえば「MOBAっぽい操作感で展開されるバトロワ」だ。まず,本作の視点は見下ろし型で,キャラクターの動きもそれほど速くない。攻撃手段も,[ZR]と[R]で使える2種類のスキルと,[ZL]で使える必殺技的なものに絞られていて,非常にシンプル。[B]でダッシュも可能だが,連発はできないので,緊急回避的な意味合いが強く,アクションのうまさより,立ち回りを重視した操作感だ。
対戦マップは空中に浮かぶ島で,時間経過で部分的に落下していく。つまり,バトルロイヤル系らしく,生き残れる場所がどんどん狭くなり,最終的にごく狭い範囲で生存をかけた最後の戦いが自動的に発生するわけだ。
各プレイヤーは,そうなる前にマップを探索し,宝箱を見つけてステータスを強化する装備や,回復用の消耗品などを集め,最後の戦いに向けて備えていく。
面白いのが,空中に浮かぶ島である以上,“落下死”が存在することだ。すべてのキャラクターは,空中でダッシュボタンを押すことで空中ジャンプが可能で,もし島の落下に巻き込まれそうになっても復帰できる。こうした仕掛けなので,島の外周ではスマブラよろしく,ノックバック攻撃などで落下死を狙う動きが発生する。
もちろん,叩き落さなくてもHPをなくせば敵は倒せるのだが,落下死すると即死なので,そのほうが手っ取り早い。MOBAでスマブラをやっているような雰囲気は,以下のゲームプレイトレイラーを見ると分かりやすいと思う。
1試合は10分程度で終わり,操作も簡単なので,白熱した対戦が手軽に楽しめそうだ。リリースは,2024年上半期を予定しているという。
「G-STAR 2023」公式サイト
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(C) NCSOFT Corporation. All Rights Reserved.
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