講談社のインディーゲームレーベル「講談社ゲームクリエイターズラボ」は本日(2023年10月3日),Tearyhand studioによる新作タイトル「
In His Time 」を
Steamで発売 した。価格は990円(税込)で,10月9日まではローンチセールで20%オフとなる。
『In His Time』PV ver2
VIDEO
In His Timeは,父を亡くしたことで社会から居場所を失いつつある主人公
「オリー」 の成長を描く
2D謎解きアドベンチャーゲーム だ。学校でイジメの標的となったオリーは,ガキ大将の指示で不気味な屋敷に忍び込み,盗みを働くことになる。
盗み出すことには成功したものの,オリー自身は館の主
「ジョセフ」 に捕まってしまう。ジョセフに許してもらうため,オリーは自身が盗み出した“ある作品”のパーツを,いじめっこから取り返さなければいけない。
講談社ゲームクリエイターズラボのゲーム紹介ページでは,パズルシーンの映像や,登場人物の紹介テキストなどを確認できる。詳細な情報を知りたい人は,そちらも合わせてチェックしてみよう。
もう会えない、大切な人がいるあなたへ贈る、愛と赦しの物語
2D謎解きアドベンチャー
『In His Time』が
Steamにて配信開始
10月9日までローンチセールを実施中
YouTube トレーラー
https://youtu.be/cIlZb3YqbBE?si=yOGHKFpCbMuMMl9H
講談社ゲームクリエイターズラボは、10月3日(火)に2D謎解きアドベンチャーゲーム『In His Time』をSteamにてリリースいたしました。価格は990円ですが、リリースから1週間は20%オフのローンチセール価格で購入いただけます。
■もう会えない、大切な人がいるあなたへ
もう会えない。でもどうしてももう一度会いたい、抱きしめたい。私の大切な人は今どこにいるんだろう?もう出会えないのかな? In His Timeは、そんな思いに真正面から答えてくれる2D謎解きアドベンチャーゲームです。
主人公の少年・オリーは父を早くに亡くし、母ライラと二人暮らし。母は最近体を壊してしまったため、学校に通いながら家の仕事も一人でこなしています。家で母の手助けをしながらも、学校ではガキ大将のボビーや、その取り巻きのミラとヒューゴにいじめられ、先生からも叱られる日々……。少年は世界から追い詰められていました。
ある日、オリーはボビーたちに脅されて一緒に不気味な屋敷に忍び込みます。彼らはとある作品の「パーツ」を盗み出し逃亡しますが、逃げ遅れたオリーだけが屋敷の主である老人・ジョセフに捕まってしまいます。時計職人だという彼は、オリーの身の上を聞きボビーたちから「パーツ」を取り返してくれれば悪いようにはしないと言い……少年は世界と対峙することになります。
果たしてオリーはボビーたちと分かり合えるのか、母はどうなるのか、そしてジョセフとは何者なのか?その結末と彼の成長を皆さんも見届けてください!
●物語の合間に入る謎解きパズルパート
冒険には障害がつきもの。物語を進めるうえでパズルが立ちはだかることがあります。時には一筋縄ではいかないパズルもありますが、じっくりと考えることで解けるレベルのものになっています。冒険のなかで出会う謎解きとともにゲームをお楽しみください。
■クリエイタープロフィール
●yona
X:https://twitter.com/Yona_unltb
●クリエイターコメント
私は大学生の頃は大変まじめで優秀な学生でした。中でもプログラミングが好きで、勉強という名目でゲームを作り始めました。ところが次第にゲーム作り自体にのめり込んでいきまして、手段の目的化が起こったのです。
ある時ふいに牧師になろうと思いました。亡き父が牧師だったので。でも本当に神様はそんなふうに思っているのかなと確信が持てず断念。自分がとにかく好きなゲーム作りを通して、何か神様が喜んでくれることはできないかと思ってこの道を進んでいる最中です。
幼い時に父が亡くなったことは、私にとって悪い意味でも、良い意味でも大きなことでした。良い意味の一つとしては、その先に希望が持てたことです。父は「生きて産まれて来なかった三人の子供に会いに行く」と言って目をキラキラさせていました。その目がその後の私を大きく支えてくれたように思います。In His Timeで、どこかの誰かがそれに近い何かを受け取ってもらえたら本当に本当に嬉しいです。
今後も遊んでくれた人に少しでも大きなものを残せるような作品を作っていきたいです。
■お知らせ
講談社ゲームクリエイターズラボより同日発売!『IGNISTONE』のSteamストアページはこちらから
https://store.steampowered.com/app/2393890/IGNISTONE/
■『講談社クリエイターズラボ』とは
https://creatorslab.kodansha.co.jp/
2021年6月に講談社内に新設された新規事業部署。「すべてはクリエイターのために」をスローガンに掲げ、以下を主業としています。
1.「DAYS NEO」などの投稿サイトの運営
2.インディーゲームクリエイター支援プロジェクト「講談社ゲームクリエイターズラボ」の運営
3.映像クリエイター支援プロジェクト「講談社シネマクリエイターズラボ」の運営
4.講談社作品の「世界観」を拡張するメタバース、XR、NFTコンテンツの開発
5.「世界観(IP)」を「出版」に限らない様々な形に「コンテンツ」化する研究&開発