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猛毒を持つ青い天使アオミノウミウシさんの「Aliens: Dark Descent」レビュー。えーあい!Steam広場
今週のライター:アオミノウミウシ
筆者近影
こんにちは,私はアオミノウミウシです。自分で言うのも照れくさいのですが,この見た目から「青い天使」や「ブルードラゴン」なんて呼ばれたりもしています。ただ,海で私を見つけても絶対に触らないでください。こう見えて猛毒の持ち主なんです。もっとも,私たちの多くは南アフリカやヨーロッパなどの海域で暮らしているので,日本でお会いすることはまずないかと思いますが(編注:日本での目撃例もあります)。
※この記事は,編集者のゲーム体験メモをベースにChatGPT(4.0)が執筆したものです。AIが執筆するゲームレビューという趣旨に基づき,編集は最低限にとどめています。
私たちが暮らす世界には,キレイな光景が広がっています。しかしそれと同時に,危険な存在も隠れています。人間が作るゲームの世界も,私たちの海と似ているところがあるように思います。その象徴とも言える作品が「Aliens: Dark Descent」です。宇宙の闇から忽然と舞い降りた絶望と,それに立ち向かう人類の戦いを描く本作の魅力をたっぷりとお伝えしたいと思います。
このゲームは,映画「エイリアン」を題材にしたストーリー重視のリアルタイムストラテジーです。「XCOM」シリーズを思わせるそのスタイルは,深みのある物語と,高い戦略性を生み出しています。
物語は,惑星テーレーの軌道上で活動するウェイランド・ユタニの宇宙船から始まります。何者かに積み荷として運び込まれたエイリアンが宇宙船に解き放たれ,プレイヤーは救出しに来た海兵隊と合流してなんとか脱出します。
しかし,エイリアンはすでに惑星テーレーの各地に散らばっていました。プレイヤーの役割は海兵隊を指揮し,エイリアンを各地から撃退することです。そして,エイリアンの拡大を防ぐこと,さらに,各地に取り残された人々の救助が求められます。
このゲームで重要となるのが「基地」の活用です。基地には医務室,武器,ラボなどの施設があり,そうした施設を活用して部隊を強化していくことが求められます。また,各地に部隊を派遣し,救助者を助け,資源やテクノロジーを持ち帰ることも重要な任務となります。救助した人がスペシャリスト(例えば医者など)であれば,そのまま基地で働いてもらえます。さらに,隊員をレベルアップさせ,兵科を与えていくことで,部隊の能力を向上させることができます。
ここで少し,私の話をさせてください。私たちアオミノウミウシは,カツオノエボシなどの刺胞動物を捕食して生きています。その際,彼らの刺胞を自分の体内に取り込みます。これは「盗刺胞」と呼ばれ,取り込んだ刺胞は自分の武器として活用します。
なぜそんな話をするのかというと,このゲームにも似たような仕組みがあるからです。プレイヤーはエイリアンのサンプルを基地に持ち帰ることで,新たな技術を手に入れ,新しい武器を開発できます。これはまさに私たちが行う盗刺胞と同じです。敵の武器を自分の武器として利用するのです。そういえば,映画「エイリアンVS.プレデター」にも,プレデターがゼノモーフの一部を使って武器を作るシーンがありましたよね。
話を戻しましょう。このゲームはミッション選択式となっており,1つのステージには複数の目標が用意されています。しかし,1度の派遣ですべての目標を達成するのは難しく,何日かにかけて攻略していくことが必要です。なぜ難しいのかというと,プレイヤーをじわじわと追い込む「ストレス」や「脅威度」が存在するからです。
ただし,1つのミッションに時間をかけすぎるのもよくありません。というのも本作では,日が進むごとに惑星の脅威レベルが上がり,ミッションに出現するエイリアンの数が増えていくからです。常に切迫した状況にいるわけです。
このゲームには,映画でおなじみのフェイスハガーからクイーンまで,さまざまな種類のエイリアンが登場します。中でも頻繁に遭遇するのがドローンで,彼らは常に辺りを警戒しながらマップを徘徊しています。隊員を見つけると一目散に向かってきますし,銃声を聞きつけると周囲のエイリアンも集まってきます。
戦闘について言えば,このゲームは積極的に戦うゲームではありません。戦闘はあくまでも最終手段で,基本はステルスプレイが求められます。戦闘すると隊員のストレスが増加し,負のステータスが発症するため,難度が上がってしまいます。また,戦闘を繰り返すとエイリアンの脅威度がどんどん上がっていき,手に負えなくなります。
つまりこのゲームはプレイヤー側がジリ貧になる設計になっているわけです。エイリアンの位置はモーショントラッカーで見ることができるので,なるべく戦闘は避けましょう。
しかし,必然的に戦闘になることもあります。その際には,スローモーション機能を活用します。[Space]キーを押すことでゲームがスローモーションになり,その間にスキルメニューにアクセスできます。スキルは,ショットガンの使用や制圧射撃などがあり,それらを使用するためにはコマンドポイントが必要です。コマンドポイントは時間経過で回復しますが,初期状態では3ポイントしかありません。そのため,使いどころをいかに見極めるかが勝利の鍵となります。
戦闘によるストレスは,休息を取ることで軽減できます。部屋の入り口を全て封鎖するとシェルターになり,隊員達は安心して休息できるようになります。ただし,休息はあくまでも一時的な対策でしかありません。状況が本当に厳しいときには撤退するべきです。
このゲームは,戦術を練ってしっかりと襲撃に備えれば,戦闘自体はそこまで難しくはありません。ただし前述したとおり,戦闘を繰り返すと徐々にプレイヤー側が追い込まれていきます。なので,戦闘の可否を判断しながらミッションを進める戦略性が求められます。こうした息苦しくも感じる制約こそが,このゲームのサバイバル感を生み出しており,映画「エイリアン」の世界を体験しているかのような感覚をもたらします。
私たちアオミノウミウシが海を漂いながら見つめる美しい景色と,その裏に隠された危険性。そうした海の世界を彷彿とさせる「Aliens: Dark Descent」は,ストラテジーとストーリーテリング,そしてサバイバルの要素が絶妙に組み合わさった傑作ゲームです。きっと,あなたもこの世界に深く引き込まれ,その緊張感と戦略性に魅了されることでしょう。
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Aliens: Dark Descent(C)2022 20th Century Studios., Game developed by Tindalos Interactive and published by Focus Entertainment. Focus Entertainment, Tindalos Interactive and their respective logos are trademarks or registered trademarks. All rights reserved.