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ターン制RPG「BEAST」,アーリーアクセス開始。2人のキャラクターがそれぞれの立場から祖国カルパティアの未来を決定づけていく
Steamの「BEAST」ストアページ
「BEAST」の舞台となるのは,スロヴァキアからポーランド南部にまたがる中世暗黒時代のカルパティア地域だ。モンゴル侵攻後の政変とオスマン帝国の侵略を経て,預言者の王による支配が行われ,荒れ放題となっている背景を持つ。そんな中で,10年もの奴隷生活から逃れて祖国に戻ってきた“キャプテン”ことアントン・サバドスと,王子ニコライという立場の異なる2人のキャラクターが主人公となる。彼らはそれぞれの立場からカルパティアの未来を決定づけていく。
プレイヤーは部下にコマンドを与え,アクションポイントに合わせて移動させたり,敵に攻撃させたりするターン制バトルを展開していく。部下は死ぬと戻ってこないというゲームシステムが採用されており,ミッションを何度もやり直しながらゲームを進めていくという流れになるようだ。
本作の大きな特徴となるのが,主人公の中に宿る「ビースト」という存在だ。ウェアウルフやヴァンパイア,魔女といった伝承が多く残るカルパティアだが,プレイを続けていくことで狂気値が溜まり,それによってビーストへと変貌する狂気システムが用意されている。その力を手なずけていくのか,それとも追い払うことにするのかはプレイヤー次第で,道徳的な決断を迫られるシーンもあるという。
アーリーアクセスの開始に合わせて公開されたトレイラーは,“ブラックメタル”などと呼ばれるハードコアなサウンドに乗せたシネマティックシーンを収録しており,そこからはしっかりしたストーリーが用意されていることが読み取れる。アーリーアクセス版は,現時点では英語のみのサポートとなっているようだが,東京ゲームショウ2023の特集記事でも紹介したとおり,日本語化されたトレイラーが公開されていたこともあったため,今後の展開に期待したい。
「BEAST」公式サイト
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