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現実の生産性を高める「Spirit City: Lofi Sessions」,デモ版をリリース。Lofi Hip Hopの世界をエディットして鑑賞し,タイマーでタスク管理
本作は,利用者の生産性向上を謳う観賞用のゲームだ。プレイヤーはLofi Hip Hopスタイルのアバターおよび部屋をエディットして,同ジャンルの楽曲を流すことができる。ToDoリストやポモドール・タイマー(15〜25分の作業と5分の休憩を繰り返し,4サイクルごとに15〜30分の休憩を挟むメソッド用のタイマー)機能などを搭載しており,スケジュール管理に役立つという。デモ版では,基本的なアバターのエディットやタイマー機能などが使用可能となっている。
アクティブにプレイする要素はとくに無いが,内装のエディットなどで特定条件を満たすことにより出現する精霊を収集・育成する要素が存在する。また,楽曲にアナログレコードや雨音(ホワイトノイズ的な環境音には集中力を高める効果があると言われている)などのフィルタをかけられる。
Lofi Hip Hopは,2010年代にYouTubeを中心にして広まったダウンテンポなチルアウト系の音楽ジャンルだ。代表的なYouTubeチャンネルであるLofi Girl(旧Chilled Cow)による「lofi hip hop radio - beats to relax/study to」は,虚偽の著作権侵害申請によって2022年7月に停止されるまで2万時間を超える配信を行い,約6.6億の再生回数を記録した。また,今年4月には派生ストリーミングの「synthwave radio - beats to chill/game to」が開始されたり,10月には「World of Warcraft」によってパロディされた「WoW Lofi Beats To Chill To | Waiting for BlizzCon」が公開されたりもしている。
Mooncube Games公式サイト
- 関連タイトル:
Spirit City: Lofi Sessions
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