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隔ての砂原に煌雷竜「レ・ダウ」を見た。「モンスターハンターワイルズ」試遊レポート[TGS2024]
会場では初心者向けの「ストーリー体験クエスト」(シングルプレイ専用,狩猟の対象は「チャタカブラ」),経験者向けの「ドシャグマ討伐クエスト」(シングル/マルチプレイ)をプレイすることが可能だ。それぞれのクエストの見どころとプレイフィールをお伝えしよう。
広大なフィールドに息づく無数のモンスター。「隔ての砂原」に煌雷竜(こうらいりゅう)「レ・ダウ」を見た
「モンスターハンターワイルズ」(以下,ワイルズ)は,2025年2月28日の発売が決定したばかりのハンティングアクションシリーズ最新作だ。広大なフィールドを舞台に,刻々と変化する自然やモンスターたちの生態系が描かれることが見どころの1つとなる。
「モンスターハンターワイルズ」の発売日が2025年2月28日に決定
カプコンは本日,PlayStation関連の最新情報を発信する番組「State of Play」にて,「モンスターハンターワイルズ」の発売日を2025年2月28日と発表した。予約も順次始まる予定で,PS Store購入者限定特典には,デジタルアートブックが付属する。※2024年9月25日8:45,プレスリリースを追加
会場ではPS5版ワイルズが用意され,「ストーリー体験クエスト」と「ドシャグマ討伐クエスト」を選んでのプレイが可能だった。ボタン表記もDualSenseのものとなるので,他機種でのプレイを考えている人は適宜読み替えていただければ幸いだ。
なお,今回プレイできる両クエストについては,メディア向けハンズオンイベントの記事にも書かれているので,こちらも参考にしてほしい。
「モンスターハンターワイルズ」メディア向けハンズオンレポート。変化に富んだフィールドで,新要素満載の狩猟を体験!
「モンスターハンターワイルズ」の国内メディア向けハンズオンイベントのレポートをお届けする。今回は「隔ての砂原」にて,纏蛙「チャタカブラ」,闢獣「ドシャグマ」の狩猟を体験できた。そこには変化に富んだフィールドと,さまざまな新要素が詰め込まれていた。
「ストーリー体験クエスト」では,モンスターに襲われている少女を救い,そのままチャタカブラを狩猟できる。ドラマチックなシチュエーションを通し,各種操作やシステムについて学べるため,シリーズ初心者はこちらを選ぶといいだろう。
沙海竜(さかいりゅう)「バーラハーラ」に追われつつ,乗用動物「セクレト」で砂漠を突っ走るのはまるで映画のワンシーンのよう。特殊装備「フックスリンガー」で周囲にいるモンスターから「スリンガー音爆弾」などのアイテムを手に入れて対抗するという,「ワイルズ」における狩りのセオリーを学べる。
クエストの後半では,いよいよチャタカブラの狩猟となる。今回は2つの武器を同時に携行でき,セクレトに乗っているときに切り替え可能だ。デフォルトでは大剣とライトボウガンを持っているが,14種の武器のすべてを自由に組み合わせられる。
どれにしようか迷う人は,NPC「アルマ」に話しかけてみよう。「モンスターと対峙するとき,何を重視するか?」「その武器に何を求めるか?」といった質問に答えることで,オススメの武器を教えてもらえる。近くには試し斬りできるタルも置かれているので,使い心地を試してみるのもいいだろう。
●「ストーリー体験クエスト」動画
チャタカブラの狩猟が気になる人は,4Gamerに掲載した「ストーリー体験クエスト」動画の11分30秒ごろからをチェックしてみよう。
実際にプレイする際は,新要素である「傷口」と「集中モード」「集中弱点攻撃」に注目してほしい。モンスターの部位を攻撃すると傷口が開き,ダメージが通りやすくなる。傷を付けるのはどの攻撃でもいいようで,普通にプレイしていればチャタカブラの身体に傷口が開くはずだ。
ここで[L2]を長押しすれば集中モードとなり,画面中央に照準マークが出現。集中モードでの攻撃は照準マークを狙うものとなる。つまり,特定の場所を狙いやすくなるため,部位破壊や傷を付けるには持ってこいというわけだ。
さらに,集中モードでは傷口が開いた場所が赤く光る。ここで[R1]を押すと集中弱点攻撃が発動。傷口を破壊して大ダメージを与えられる。
これらの新要素を意識すれば,モンスターの部位を的確に狙うことで有利に狩猟を進められる,「ワイルズ」の奥深さが分かるはずだ。なによりも集中弱点攻撃が決まれば爽快なので,ぜひとも狙ってみてほしい。
「ドシャグマ討伐クエスト」では,マルチプレイを体験できた。まずは,困ったときに[↑]キーを押してセクレトを呼び出すという「ワイルズ」における鉄則(?)を覚えておこう。セクレトは合流から体制の立て直しまで,さまざまな局面で役立つからだ。
フィールドは広大だが,セクレトに乗れば目的地(ここではドシャグマ)に向かってオート走行もできるため,実に快適である。フィールドで迷ったりはぐれたりしても,[↑]でセクレトを呼び出して騎乗,さらに[↑]でオート移動をONにし,[R1]を押しっぱなしで全力疾走させれば,簡単に仲間と合流できる。
モンスターの攻撃で体力が減ってしまい,「回復薬」を飲みたいときも,セクレトで走って間合いを離せばより安全になる。また,武器交換はセクレトに乗ってから[→]と,とにかくセクレトが大活躍してくれる。
今回,再確認できたのは,「モンスターハンター」シリーズにおけるマルチプレイの楽しさだ。仲間の体力が減ったなら,自分がドシャグマの注意を引きつけて回復の時間を稼げるよう積極的に攻撃する。狩猟笛の攻撃力アップを絶やさないように音符を揃えることを心がける。尻尾は太刀や大剣に任せ,頭を優先して叩くことで,打撃武器ならではの気絶を狙う。仲間が付けた傷があるなら,自分は集中弱点攻撃を狙って傷口を破壊して回る……など,連携がうまくいったときは,狩猟がより楽しく感じられたのだ。
そして,今回はドシャグマの狩猟が終わったあとも,制限時間までは自由行動が可能だった。広大なフィールドを彷徨うのは楽しく,あちこちに採取ポイントや見たことのないモンスターがいて,探索意欲がそそられた。
本作ではフィールド上のモンスターにある程度のダメージを与えると討伐クエストがスタートするのはこれまでにもお伝えしたとおりだ。セクレトの目的地も対象となるモンスターにセットされるため,オート移動を使えば,突発的なクエストへの合流も楽々なのが嬉しい。
実は,今回のクエストで密かな目標があった。前回のメディア向けハンズオンイベントで,遠くに煌雷竜「レ・ダウ」らしき謎のモンスターを目撃しており,なんとかこれを狩猟できないかと考えていたのだ。
「モンスターハンターワイルズ」メディア向けハンズオンレポート。変化に富んだフィールドで,新要素満載の狩猟を体験!
「モンスターハンターワイルズ」の国内メディア向けハンズオンイベントのレポートをお届けする。今回は「隔ての砂原」にて,纏蛙「チャタカブラ」,闢獣「ドシャグマ」の狩猟を体験できた。そこには変化に富んだフィールドと,さまざまな新要素が詰め込まれていた。
あちらこちらと探索していると仲間が叫び声を上げた。ついにレ・ダウを発見したというのだ。思い思いに散策していた皆がレ・ダウのもとに駆けつけるが,「隔ての砂原」における生態系の頂点に君臨すると言われるだけあり,とんでもなく強い。
空中を飛んで太い雷を落とし,刃物のような翼を地面に突き立てて岩を飛ばしてくるばかりか,どうやら怒り状態の攻撃からは追加で電撃が放たれ,地面を伝わってハンターを感電させるようなのだ。本体の攻撃はもちろんのこと,余波とも言える電撃ですら威力が高く,一発の被弾が大ダメージにつながってしまう。
すさまじいのが大技で,飛行状態から帯電した翼を地面へ垂直に突き立て,そのままこちらを狙って“斬り付け”たあとに落雷が起こるのだから恐ろしい。
●レ・ダウとバーラハーラの狩猟
結局レ・ダウには逃げられてしまったのだが,悔しいというよりは「いつかは狩ってやる!」とモチベーションが上がったし,「ほかにはどんなモンスターがいるんだろう」という期待で胸が膨らんだ。
ワイルズの試遊台はカプコンブースに112台,PlayStationブースに40台が設けられ,試遊整理券は先着順での配布になるとのこと。どのクエストをプレイするのか決めてから会場に赴こう。
「モンスターハンターワイルズ」公式サイト
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