「Eternal Strands」，2025年1月28日のリリースを発表。スクエニのクリエイティブスタジオ3とコラボした無料コンテンツも無料配信決定

　Yellow Bricks Gamesは，新作ソフト「Eternal Strands」（PC / PS5 / Xbox Series X|S）を2025年1月28日にリリースすると発表した。合わせて，コンテンツ開発において，スクウェア・エニックスの開発スタジオ・クリエイティブスタジオ3とコラボすることが明らかになった。

Steam「Eternal Strands」

　「Eternal Strands」は，大気から魔力の糸を紡ぎ出す「織師（ウィーバー）」と呼ばれる魔術師たちが暮らす，魔法世界メイダを舞台にしたアクションアドベンチャーゲームだ。この世界は巨大なクリーチャーたちに占領されており，故郷を取り戻そうと戦い続ける一団に所属する，血気盛んな若者ブリンの活躍と成長の物語が描かれる。


　プレイヤーが操作するブリンは，「火炎」「氷結」「テレキネシス」の魔力を操ることができ，3つのスロットに好みの魔術をセットして，独自のコンボ技による戦術を編み出せる。また，巨大なモンスターによじ登って戦うアクション性も大きな特徴になっている。


　クリエイティブスタジオ3は，「FINAL FANTASY XIV」や「FINAL FANTASY XVI」の開発で知られるスタジオだ。コラボコンテンツの詳細は不明だが，公開されたトレイラーでドラゴンのようなクリーチャーのシルエットを確認できる。
　また，FINAL FANTASY XIVや「ロマンシング サ・ガ」「ラスト レムナント」などに関わってきたリードアーティストの茂木雄介氏が，新たに追加される予定のモンスターや武器アイテムなどのデザインを手がけていることが明らかにされている。
　なお，コラボコンテンツは，2025年春に無料で配信する予定とのことだ。


　「Eternal Strands」は，以前から「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」「ドラゴンズドグマ」「ワンダと巨像」のような日本のゲーム作品に大きくインスパイアされたと，開発メンバーが公言してきた。開発メンバーは，「ドラゴンエイジ」シリーズのBioWareや，「アサシンクリード」シリーズのUbisoft Montrealなど，人気フランチャイズの開発に携わってきたベテラン勢がそろっている。
　東京ゲームショウ2024では，グラスホッパー・マニファクチュア代表の須田剛一氏からの協力も取り付けるなど（関連記事），人脈をフル活用して開発が進められているようだ。

　今後の続報に注目していきたい。

「Eternal Strands」公式サイト