ニュース
エニシ,穢れ,言霊,忌み名など日本の古い風俗や伝承を取り入れた和風ホラーゲーム「お結び」,完全版を8月1日にリリース
本作は,ゲームマガジン主催の「第二回ゲームマガジン新人大賞」で初の大賞を受賞した,フリーの和風ホラーアドベンチャーゲームの完全版だ。遠い過去に,不思議な存在から「お結び」を渡された主人公・日向子。高校生活を送っていたある日,あの世とこの世の狭間である「辺獄」に迷い込んでしまう,プレイヤーは,日向子を操作し,マップを探索して怪しいものを調べたり,謎解きをしたりして無事に帰還することを目指す。
浮世絵師・川瀬巴水の新版画などに影響を受けた,和風なピクセルアートが特徴で,花魁屋敷や狐の嫁入りなど日本の古い風俗や伝承を取り入れた恐怖演出が味わえる。日下部氏のXアカウントによると,エニシ,穢れ,物の怪,言霊,忌み名などの要素が盛り込まれているという。また,日下部氏が描いたスチルイラストや2Dアニメーションも見どころだ。
5年かけて個人制作した、和風ホラーゲーム『お結び』の完全版が完成しました!
— 日下部一 | KUSAKABE OSAMU (@studio_libera) June 7, 2024
エニシ、穢れ、物の怪、言霊、忌み名etc……好きな怖いものを詰め込んでます。
Steamで8月1日に発売予定(日・英・中の三ヶ国語対応)です?#omusubi_gamehttps://t.co/XrZG7LNyK8 pic.twitter.com/g69dZDzs1L
人間と神の「愛」を描くという本作の物語は,日下部氏自身が親族の「死」に直面して制作されたており,人生の「取りかえしのつかなさ」や「かけがえのなさ」「人との結びつき」について,いくつもの分岐ルートを辿って体験できるという。
- 関連タイトル:
お結び
- この記事のURL:
(C)日下部一 / vaka, Inc.