新作コンバットアクション「Covenant」の開発をアナウンス。美しいダークファンタジー世界で織り成すハードコアなアクションに期待

　カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点にするLegion Studioは，処女作となる「Covenant」の開発をアナウンスし，最新トレイラーを公開した。

Steam「Covenant」

　「Covenant」は，ダークファンタジーの世界を舞台とした一人称視点型のコンバットアクションゲームだ。主人公であるプレイヤーは，マラーチ（Malach）呼ばれる戦闘天使族の長老が闇に落ちたことで危機にひんしている，さまざまな王国を回る使者となって冒険する。危険な任務を遂行していく中で，次第に種族の創生の謎が明らかになっていく。


　Steamストアページの情報によると，メトロイドヴァニアとソウルライクなゲームプレイに加え，さまざまな戦法が必要となる何体ものボスと対峙しながら，障害物を乗り越えたり，パズルを解き明かしたりすることになるという。


　開発を行うLegion Studioは，Electronic Artsに在籍していたレベルデザイナーであるクリスチャン・フィリップ（Christian Filip）氏，Bungie時代の初期「Halo」シリーズのマルチプレイデザインに長らく携わってきたというジェイク・ステッグマイヤー（Jake Stegmeier）氏，さらに343 Industriesで後期「Halo」シリーズでレベルデザイナーだったというセス・ショート（Seth Short）氏が，共同設立メンバーとして名を連ねている。


　そのせいか，「Covenant」はソロプレイだけでなく，Co-opモードでストーリーを楽しめるほか，いくつかの対戦モードもフィーチャーされるという。また，公開されている映像や画像からは，パルクールのような動作で立ち回ったり，腕が伸びて相手をつかんだりといったアクションがあることが分かる。さらに，銃器を打撃武器に変形させて機敏なメレーアクションを行う様子も確認できる。
　電光，火炎，風といった「スタンス」を選びながら，行く手を拒むさまざまな敵に立ち向かい，打開策を講じていくという戦略的なプレイがコアになるようだ。


　Unreal Engineで開発され，パーティクルやHDRなどグラフィックスが非常に美しい「Covenant」だが，現時点では発売時期やPC以外の対応プラットフォームなどの情報は明らかにされておらず，続報を楽しみにしたい。

「Legion Studio」公式サイト