プレイレポート
新作ライフシム「リリのワールド」は癒しに全振り。ミニチュアな世界を舞台に可愛らしい住人たちと自由気ままな生活を楽しめる【PR】
![]() |
本作が発表されたのは,2025年9月のこと。可愛らしい雰囲気と人気ジャンルのライフシムというつかみの良さ,さらに東京ゲームショウ2025にも出展されるなど露出を重ねることで,じわじわと知名度を拡大し,現在は事前登録者数750万人を超える注目作に成長している。
![]() |
今回,4Gamerでは開発中の環境を用意してもらい,実際にプレイしてその感触を確かめてみた。サンドボックスや住人とのコミュニケーションといった基本要素から,多数のアクティビティまで楽しめたので,その内容をお伝えしたい。
机の上に広がる小さな世界。唯一無二の世界観でノンストレスな生活を満喫できる
本作の世界は,机の上に広がるミニチュアワールド。小さくなったのは世界ではなく,プレイヤーであり,机の上にあった小物をそのまま利用したり,特殊なアイテムで小さくしたりして,自分だけの空間を作り出せる。
アクアリウムやプラネタリウムなど,本来は広大なものの一部を切り取って楽しむのは一般的な趣味ではあるが,本作はそれらに近く,「机の上にこんな世界が広がっていたら楽しそう!」という発想をそのまま形にした世界観だ。
![]() |
なお,メインとなるDIYは,設置,解体,クラフト,購入,売却,譲渡といった基本要素は一通りそろっている。プレイヤーはもちろんのこと,この世界に暮らす住人,さらにはゲーム内フレンドが過ごしやすい空間を作りたくなるはずだ。
プレイヤーの分身のキャラメイクは,髪型や髪色,目の形,瞳の色などを自分好みに設定できる。ミニチュアの世界観に合った,人形風のあたたかみのあるデザインで,衣装もたくさんの可愛らしいデザインの物が用意されている。ついつい目移りしてしまうが,ゲーム中にいつでも変更できるので,いろいろとオシャレを楽しもう。
![]() |
![]() |
ミニチュアワールドに住む小さな仲間たち。彼らとの交流があたたかくゆるやかな時間を生み出す
このミニチュアワールドには,プレイヤー以外にもたくさんの住人が暮らしている。彼らはプレイヤーの良き友人であり,仲間であり,相棒でもある。
プレイヤーが最初に出会う「ウーパ」は,見た目どおり猫をモチーフにしたふわふわの毛玉のような生き物。幸運の象徴であり,いつもずっとそばに寄り添ってくれるプレイヤーの相棒的存在だ。
ウーパはただのマスコットキャラクターではなく,アクションでも活躍してくれる。不思議な力で宙に浮くことができ,高所からの移動などをサポートしてくれるのだ。
![]() |
![]() |
![]() |
タイトル名にもあるリリは,このミニチュアワールドに暮らす住人たちのことだ。リリたちの見た目は人間に近いものから,動物チックなものまでさまざま。プレイヤーのサポートをしてくれたり,アクティビティを教えてくれたりと,この世界での暮らしを豊かにしてくれる。
ゲーム開始直後に会う「ティリ」は,星辺協会の実習生。いわゆるチュートリアルキャラクターで,ゲーム開始後はティリの説明を聞きつつ,建築や本作の遊びの“いろは”を学んでいく。
![]() |
![]() |
本作のスタート地点は,自室の机の上だが,世界はそこだけに留まらない。ウーパバスを使えば近くにあるウルー村にお出かけして,そこにいる住人たちとも交流できる。もちろん,ほかのプレイヤーのホームに遊びにも行けるので,そこで新たな出会い,交流を楽しむのもいいだろう。
![]() |
![]() |
ゲームに没入できる導線もバッチリ用意。多彩なアクティビティも
本作は,プレイヤーの分身となる主人公が,ひょんなことから小さくなってしまったところから始まる。小人の世界に迷い込んできたような感覚で周囲を散策したところ,ウーパやティリと出会い,この世界が夢ではなく,現実のものであると理解していく。
![]() |
「リリのワールド」のようなサンドボックスゲームは自由度の高さが売りだが,何をしてもいいと言われると,かえって何をすればいいか分からなくなる人も多いはずだ。
本作の序盤はティリに指示を受けたり,ミッションをクリアしたりすることで進行していく。移動などのアクションや基本となるDIY,縮小ガンなどのアイテムの使い方など,本作でプレイヤーができることを丁寧に教えてくれるので,安心してほしい。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
自室でできる行動をひととおり学んだあとは,外の世界に飛び出すことに。リリたちが暮らすウルー村で住人と交流しつつ,新たなアクティビティを開放していく。
森の中に落ちている「星辺スリング」を獲得し,採集ツールでそれを選ぶと,スリング弾を使って高所にあるアイテムを採集できるようになる。弾は要所に落ちているので,必要に応じて活用したい。
![]() |
ウルー村にいる栽培マスターのドーソンからは,植物の「栽培」のアクティビティを学べる。栽培は徐々にアンロックしていく要素で,段階的に植えられる種が増えていくようだ。
![]() |
本作には生活に関わる以外のアクティビティも用意されている。ダンスマスターと呼ばれるダンから教えてもらえるのは,もちろん「ダンス」だ。音楽に合わせてリズムを刻むアクティビティは,直観的で分かりやすい。クリア報酬でエモートなどをもらえるので,いろいろ遊んでみたくなる。
![]() |
そして,最も驚いたアクティビティが演奏だ。演奏マスターのスタヴリーから教えてもらえるもので,いわゆるジュークボックス的な要素かな? と想像していたところ,なんとこれが上部から譜面が降ってくる体感音楽ゲームになっていた。楽曲は徐々に開放されていくうえ,譜面も変化するので,長期間にわたって楽しめることだろう。
![]() |
![]() |
個人的に一番うれしい要素だと感じたのが,住人の引っ越し要素だ。この手のサンドボックスで特別珍しい要素ではないが,ウルー村にいる住人たちは,見た目も可愛らしく,個性豊かでとにかく愛着が湧いてくる。
![]() |
![]() |
最大どれだけの数の住人を呼び込めるかは分からないが,本作の大きな魅力である,癒しとあたたかみのある生活を実現するのに,もってこいの機能だといえる。お気に入りを見つけたらどんどん呼び込んでいこう。
![]() |
愛着に特化したサンドボックス。癒しを求めている人にオススメの一作
今回短い時間ながら本作をプレイして感じたのは,愛着がゲームを遊ぶ目的になるということだ。筆者はこれまでさまざまなサンドボックスゲームを遊んできたが,基本的なプレイ方針は,効率よくゲームクリアを目指すものだった。
しかし本作には大きな目標も用意されていないし,ほかのプレイヤーとの競争もない。デイリーなどのミッション系は用意されているが,あくまでもひとつのプレイ方針を示すもので,強制されることはない。
そうなると積極的にDIYをしなくてもいいのでは? と思わないこともないが,ここでキーとなるのが住人への愛着だ。つまり,一緒に暮らす住人がより過ごしやすい空間,より楽しくなるであろう空間を作りたくなってくるわけだ。
もちろん本作に近いスローライフゲームを遊んだことはあるが,短時間でここまで愛着が湧いたのは珍しく,それは,世界観の構築がゲーム性としっかりかみ合っているためだろう。キャラクターの造形も含めて,一貫した方向性が感じられる出来栄えだ。
![]() |
![]() |
本作は,現在クローズドβテストが実施されているが,公式からの情報によると,第2回目のβテストの実施も予定しているという。
また,現在はSteam版のみのテストとなっているが,今後おそらくはPS5やSwitch2などの家庭用ゲーム機向けの展開や,オープンになったテストも実施されるはず。最新情報は公式Xで随時発信されているので,テストに参加したい人や本作の情報を逃したくない人はフォローを忘れずに。癒されるゲームを探している人にはもってこいの作品なので,ぜひ機会があれば一度触ってみてほしい。
![]() |














































