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ターン制カードバトルと装備掘りでゾンビを殲滅させていく「Dead Grid」(ほぼ日 インディーPick Up!)
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印刷2026/02/11 07:00

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ターン制カードバトルと装備掘りでゾンビを殲滅させていく「Dead Grid」(ほぼ日 インディーPick Up!)

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封鎖されたPine Valley。極秘の死体再生実験が暴走し,死者が蘇り始めたこの地に,政府の名を持たない傭兵たちが降り立つ。

目的はただひとつ??感染の元凶「サブジェクトゼロ」を突き止め,この地獄を終わらせること。

朽ちた研究施設の奥で,何かがまだ蠢いている。


 本日は,Atom Voidが手掛ける「Dead Grid」を紹介しよう。本作はゾンビが蔓延するポストアポカリプスの世界を舞台にしたターン制の分隊タクティカルゲームだ。

 プレイヤーは傭兵キャンプの指揮官となり,生存者をスカウトして分隊を編成し,封鎖区域の制圧と感染源の解明を目指す。

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 このゲームの特徴は,傭兵ごとに持つ武器カードやスキルカードをターンごとにプレイして戦う,カード制の戦闘システムにある。
 銃撃,近接攻撃,グレネード,消耗品といったあらゆる行動がカードとして表現されており,手札とアクションポイントをどう振り分けるかが毎ターンの判断になる。

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 さらに,各行動には「ノイズ」という数値が設定されていて,派手に撃ちまくるほどエリアの危険度が跳ね上がり,増援や強敵を呼び込んでしまう。
 サプレッサー付きの武器で静かにヘッドショットを狙うか,爆発物で一気に薙ぎ払うか。この「音」をめぐる駆け引きが,本作ならではの緊張感を生んでいる。

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 戦闘の外では,リージョンマップ上に並ぶ約25のロケーションから任務を選び,メインストーリーやサブミッションを攻略していく。
 持ち帰った武器や防具にはランダムなモディファイアが付いており,Diablo風の装備掘りがそのまま分隊の戦力に直結する仕組みだ。

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 拠点のキャンプには8つの部屋があり,武器庫や研究施設,生存者向けの設備などを段階的に強化することで,キャンペーン全体を通じた成長のサイクルが回っていく。

「音」が変える戦場の空気


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 本作では,あらゆる攻撃行動にノイズ値が設定されている。フルオートの銃撃やグレネードを多用すればエリアの脅威度がぐんぐん上がり,ゾンビの増援がなだれ込んでくる。

 逆に,サプレッサー武器やデコイを使って音を抑えれば,少ない戦力でも任務を完遂できる。
 「どこまで粘って戦利品を稼ぐか,どこで引き上げるか」という判断が常にノイズと結びついているのが面白い。

掘った装備で次の一手が変わる


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 武器や防具には多数のランダムモディファイアが付き,同じ銃でも性能がまるで違う。拠点のアーモリーを強化すれば,のちのドロップ品質も底上げされるため,「いい装備を拾って,さらにいい装備を掘りに行く」というハクスラおなじみのループがしっかり機能している。

ほぼ一人で詰め込んだ物量


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 開発者はほぼ一人。それでいて5クラス・115スキル・17のステータス,何百種もの武器とモッド,約25のロケーション,350以上の実績にチャレンジモードまで用意されている。

 スキルはいつでもリスペックでき,ビルドの試行錯誤がしやすいのも嬉しい。個人開発とは思えない量のコンテンツが,カードバトルとキャンペーン攻略の両輪でまとまっている。



 Dead Gridは,カード制のターンバトル,ノイズを軸にしたゾンビとの駆け引き,そしてハクスラ式の装備掘りという複数の遊びが,ひとつのキャンペーンの中でしっかり噛み合ったタイトルだ。

 1.0で明確なキャンペーン目標とエンディングが追加されたことで,「周回だけ」だったアーリーアクセス時代から大きく前進し,「目標を追って遊びきる」ゲームになった。
 一方で,多数のステータスや装備効果に対してUIの説明がまだ追いついていない部分があり,日本語にも対応していないので,初見では情報量に圧倒されるかもしれない。

 XCOMのような分隊運用が好きな人,Slay the Spireのようにカードでビルドを組むのが好きな人,あるいはDiabloのように装備を延々と掘り続けたい人??そのどれかに心当たりがあるなら,間違いなく手を出す価値がある一本だ。

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