さまざまな長さのパーツを1つずつ拾い上げ，観察し，分類。ディストピア系職業SLG「LOW VALUE JOB」，2026年1月12日に発売決定

　Distillateは本日（2025年12月22日），PC用ソフト「LOW VALUE JOB」をSteamで2026年1月12日に発売すると発表した。価格は470円（税込）を予定している。


　本作は，机の上に散らばったパーツを種類ごとに仕訳するという単純作業を繰り返す，ディストピア系職業シミュレーションゲームだ。

　さまざまな長さのボルトやナット，ワッシャーを1つずつ拾い上げ，観察し，分類するのがプレイヤーに与えられた仕事となっている。


　シングルプレイでは，1人で黙々と作業に没頭できるが，作業の成果は全世界に共有されるようで，時折響く無機質な通知音と，それとともに届く数字がどこかで同じように作業をしている誰かの気配を感じさせる。

　最大8人で参加できるオンライン対戦では，世界中のプレイヤーとパーツ分類の正確さと速度を競い合える。聞こえてくる対戦相手の進捗に焦り，一瞬の判断を迫られるプレッシャーに押しつぶされそうになりながら，苛烈な競争に挑む。


　本作のコアコンセプトは，意義を見出せない仕事に没頭し，意味のない成果を積み上げる体験に向き合うことだ。それを表現するため，シングルプレイでは孤独と虚無を，一方でマルチプレイでは反動的で過激な空気感をビジュアルとサウンドで演出している。