Wii Uの国内向け生産が近日終了へ。公式サイトの記載で明らかに

　任天堂の据え置き型ゲーム機・Wii Uの国内向け生産が近日終了となることが，Wii U公式サイトの記載で明らかになった。当該サイトの更新は昨日から今日にかけてのものだと思われるが，本体ラインナップページ（関連リンク）の「Wii U スプラトゥーン セット」および「Wii U プレミアムセット」項目に，「近日生産終了予定（日本国内）」との記載がある。

Wii Uの本体ラインナップページより

　Wii Uは，任天堂が2012年12月8日に発売（※）した据え置き型ゲーム機だ。Wii Uは本体とは別に，6.2インチのタッチスクリーンを備えるコントローラ「Wii U GamePad」を含んだもので，テレビと（Wii U GamePadの）スクリーンといった形で2つの画面を使ったゲームなどをプレイできることが大きなウリとなっていた。

（※）発売日の発表は2012年9月13日。2015年7月11日に逝去した，当時の任天堂社長・岩田 聡氏によるプレゼンテーション映像という形で行われた

　各種販売データなどからWii Uの苦戦はうかがえたが，2015年5月28日に発売されたTPS「Splatoon（スプラトゥーン）」は世界累計で400万本以上を売り上げる大ヒットとなる。しかしそれでも一定の役目は終えたということなのか，今回，その生産終了が明らかにされた。

　ちなみに任天堂は昨日（11月10日），名作ソフト30本を内蔵した小型ファミコンこと「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を発売。次なる一手として，開発コードネーム「NX」と呼ばれていた次世代ゲーム機「Nintendo Switch」を，2017年3月に発売する予定となっている。

Wii U公式サイト