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[gamescom]Xbox Oneにおける独立系デベロッパ向けセルフパブリッシングプログラム「ID@Xbox」が発表。誰もがXbox Liveでゲームを開発/販売できることを長期的な目標に
「ID@Xbox」では,2つの開発キットが無償で配布され,大手パブリッシャと差別なく技術の提供やサポートが行われるという。
Kinect,Xbox SmartGlass,Game DVR,DLCの配信など,Xbox Oneでサポートされる機能すべてを利用できるとのこと。また,レーティングや地域的な政策への対応,プロモーションやマーケティングなどについても,サポートが受けられる模様だ。
「ID@Xbox」で制作されたゲームは,Xbox One Market Placeで配信される形になるそうだが,現行のXbox Liveにおけるインディーズゲームのようなカテゴリは設けず,すべてのゲームが平等に扱われるとのこと。
ID@Xboxのメンバーになるためには,Microsoftによる審査を通過する必要がある。長期的には,Xbox Oneユーザーの誰もが自分でゲームを開発/販売できるところまでを目指すことになるが,初期段階では,家庭用ゲーム機/PC/モバイル端末などでのリリース実績があるデベロッパに限定されるとのこと。
なお,すでに日本語版の公式サイトがオープンしており,参加申請の受付も始まっている。
ID@Xbox
Xbox One 用独立デベロッパー向けパブリッシング プログラム
今回の発表によると,5th Cellや「SpyParty」を開発中のChris Hecker(クリス・ヘッカー)氏など,50以上のゲーム開発グループから,すでにフィードバックを得ているとのこと。
独立系デベロッパによるセルフパブリッシングを可能にする「ID@Xbox」は,「開かれたプラットフォーム」という面から見ると,Xbox Oneにとって大きな前進といえるだろう。
将来的には個人開発者まで門戸が広がる可能性もあることを考えれば,インディーズゲーム開発者達にとっても注目のサービスとなりそうだ。
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