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「Xbox Series X」と「Xbox Series S」,メディア向けに公開された筐体のディテールをお届け
Xbox公式Webサイト(英語)
ご存知のようにXbox Series Xは,現行モデルのXbox Oneと比較して4倍以上の計算能力を提供する次世代のカスタムプロセッサや,ローディング時間を劇的に短縮する高速SSDを搭載し,リアルタイムレイトレーシングや4K解像度レンダリングといった最新グラフィックス機能を備えている。日本での価格は4万9980円(税別)に決定したと発表された。
一方のXbox Series Sは,オンラインゲームプレイヤーやXbox Game Passの利用者を想定し,ディスクレスでかつ4K解像度をサポートしないことにより,兄貴分よりも60%も小さな筐体を実現し,3万2980円(税別)で市場投入される予定になっている(関連記事)。
現在発表されているXbox Series XとXbox Series Sのスペックは以下のとおりだ。
また,すでに発表されているが,2020年末には容量拡張のための「1TB Storage Expansion Card for Xbox Series X」が,Seagate Technologyとの提携で発売される予定で,カスタムPCIeスロットに対応したGen4x2 NVMEフラッシュメモリとなるという。高解像度化によりゲームのサイズも大きくなりそうなので,ハードゲーマーにとって必須のアイテムになるだろう。
それでは,届いたばかりのXbox Series XとXbox Series Sの外観をチェックしていきたい。
Xbox Series XとXbox Series Sを計ってみると,縦に置いてパワーボタンを前に向けた場合,以下のようになった。
Xbox Series X:高さ約29.5cm (フット部分を含めて約30.0cm)×横幅約15cm×奥行き約15cm
Xbox Series S:高さ約27.5cm×横幅約6.4cm×奥行き約15cm
Microsoftが「ロボットホワイト」などと呼ぶ白色のXbox Series SとXbox Series X,どちらもプラスチックの表面を梨地にしたマット仕上げだ。とくにXbox Series Xは現物を目の前にすると,コンシューマ機としてはかなり独特なフォルムだという印象が強くなる。まさにミニマリスト的な外観で,Xマークのパワースイッチを右上に,左下にはUSB接続端子が1つとペアリング用のボタン,そしてXbox Series XにはBlu-rayディスクのトレイがあるだけ。
表面仕上げの関係か,撮影中に指紋が残りやすいのが気にはなったものの,形状がシンプルなぶん,スキンステッカーを張り付けやすいと思われる。自分のお気に入りのゲームに合わせてスキンステッカーを張るといったカスタマイズが,以前にも増して盛んになりそうだ。
Xbox Series Sの背面も,接続端子の配列は異なるものの,ほぼ同じだ。Xbox Series Xにある「Storage Expansion」には穴があいているだけだが,SSD容量が512GBしかないため,拡張ストレージ用の専用スロットはぜひ用意してほしいと思う。
なお,Xbox Series Xのフットの裏には,「Hello from Seattle」(シアトルからこんにちは!)と表示されており,Xbox Series Sの側面にも同じ言葉が刻まれている。
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