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Activision Blizzardによる「次世代ゲームのレンダリング」など,Games Developers Conference 2013には注目のレクチャーが目白押し
「Game Developers Conference 2013」公式サイト
SIGGRAPHやEUROGRAPHでモーフィングや表情変化に関する先駆的な発表をしていたヒメネス氏はまた,“Iryoku”(威力?)というハンドルネームでCG界ではよく知られる人物。昨年(2012年)はスペイン・サラゴサ大学の研究者という肩書きだった同氏だが,いつの間にかActivision Blizzardに移籍していたようだ。
ちなみに,これまでのActivisionタイトルは,他社のゲームエンジンをライセンスして制作した作品がほとんどで,同社は必ずしも最先端グラフィックスで知られるメーカーではなかった。
しかし,次世代コンシューマ機は,テレビ業界で話題の4Kディスプレイに対応するともいわれており,映像の表現力はかなり向上するはず。ヒメネス氏の参加は,Activision Blizzardが独自の最新ゲームエンジン開発に乗り出したことの表れれなのかもしれない。
Pixarの予定している「素晴らしいストーリーの作り方」や,Bungieの新プロジェクト「Destiny」に関するレクチャー,さらにはThe Creative Assemblyによるストラテジーゲーム制作のノウハウなど,GDC 2013の公式サイトには興味深いセミナーが並んでいる。2013年1月17日に掲載したValveの「ウェアラブルコンピュータ」など,GDC 2013は注目のレクチャーや発表会が目白押しとなっているようだ。
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