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[TGS 2013]“Red Team”に入ろう。AMD,新たなプロモーションプログラムを明らかに
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印刷2013/09/22 15:55

イベント

[TGS 2013]“Red Team”に入ろう。AMD,新たなプロモーションプログラムを明らかに

大きなブースを構えてTGSに初参戦するAMD
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 日本AMDは,TGS 2013で初めて会場にブースを構え,ゲーマーにグラフィックスやCPUの技術をアピールする試みを行っている。
 展示の中でも最も注目されるRadeon Skyを用いた「艦これ」の配信デモについてはすでにお伝えしているが(関連記事),AMD広報の担当者が同社の新たなプロモーションプログラムを明らかにしてくれたので,ブース展示の模様と新プロモーションの内容をお伝えしたい。

AMDのマルチディスプレ技術“AMD Eyefinity Technology”を用いた大画面のゲームデモが展示の大きな目玉になっている
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TGSに合わせて秋葉原の九十九電機で発売されるAMD特製PC自作キットの完成品が展示されていた。IN-WIN製の見た目の良いケースを採用しており価格は7万4800円
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AMDブースではPCの自作を勧めるステージイベントが行われていた。イベントの内容は来場者のソーシャルメディアの投稿とも連動するというもので,AMDらしくないといえばらしくない雰囲気が漂うイベントである
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ソーシャルメディアを活用した新たなプログラムをスタートさせるAMD


 日本AMDは,外資系の半導体メーカーとしてはインテルと肩を並べるほどの歴史を持つのだが,東京ゲームショウ会場にブースを構えるのは今回が初めてだそうだ。AMDがTGSに参戦した理由は,次世代家庭用ゲーム機のすべてでAMDの技術が採用されたというのが大きいようで,AMDに対するゲーマーの関心が高まっている今こそ,同社の存在をアピールしようという狙いがあるのだろう。

 実際,TGS 2013のブースで4Gamerに改めてAMDの戦略を説明してくれたSteven Liu氏は,次世代ゲーム機にAMDの技術が採用されたスライドを示し,ゲーム機用のシステムチップ……セミカスタムAPUの供給がAMDの事業戦略の大きな柱であると説明してくれた。

Steven Liu氏が示したスライド。すでに報じられているが,AMDはセミカスタムAPUを提供する部門を立ち上げ,次世代ゲーム機へのAPUの供給に力を入れている
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 さらに,AMDのグラフィックス部門でディレクターを務めるRitche Corpus氏からは,同社のRadeonシリーズの新たなプロモーションプログラムがTGS 2013会場で明らかにされた。
 ご存じの方も多いだろうが,AMDのRadeonシリーズではゲームタイトルをバンドルする“Never Settle”というプロモーションが行われている。

 それに加え,あらたに一種のポイントプログラム“Radeon Rewards”をスタートさせるというのだ。「Radeonシリーズを購入した人がWebのポータルにログインしてシリアル番号を入力するとポイントを溜めることができる。溜めたポイントに応じた賞品に交換してもらえる企画」(Corpus氏)だという。

 Radeon Rewarsでは,ユーザーが溜めたポイントに応じてゴールド,シルバー,ブロンズの三つのレベルのRewardがあり,交換できる賞品が変わるシステムとなっている。賞品はもちろんゲームタイトルである。

Radeon Rewardsの三つのレベル。レベルに応じて交換できる賞品が変わるシステムだ。具体的には,スライドにあるようにゴールドは三つのゲームタイトル,シルバーは二つのゲームタイトル,ブロンズは一つのタイトルと交換できる
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ゴールド,シルバー,ブロンズでそれぞれ選択できるタイトルを示したスライドがこれ。ポイントに応じて選べるタイトルも変わってくる
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 Never Settleでバンドルされているゲームに加え,ポイントを溜めた人は,さらにもう数本のゲームがもらえるという感じだろうか。Radeonシリーズのリピーターを増やす作戦として効果的なプロモーションになるかもしない。
 なお,Corpus氏によるとNever Settleプログラムも継続するのは当然として,バンドルするタイトルは6か月おきに見直し,その時点で話題性があるタイトルをバンドルしていくとも語っていた。

 さらにもう一つ,面白そうなプロジェクトとして“Join the Red Team”という名前の企画もスタートするそうだ。ソーシャルサイト(http://facebook.com/amd)を使ったいくつかの企画で,AMDファンたるRed Teamに参加しようというものである(AMDのコーポレートカラーは赤ではないと思われるのだが)。

 その企画の一つは,AMDのイメージキャラクターRubyのストーリーをAMDファンによって作ろうというもの。「Rubyは2008年に登場したあと5年間,あまり表に出てこなかった。その5年間にRubyが何をしていたのかというストーリーをプレイヤーが考えて投稿し,参加者が投票を行って人気があるストーリーを発表する」という企画とのことである。

 なお,当然ながらメインは英語の企画になるのだが,日本AMDの広報担当によると日本語のFacebookページをTGS 2013に合わせて立ち上げたとのことで,日本からの投稿や投票を可能にするかどうか,また投稿した内容をグローバルサイトと連動させるかどうかを検討しているそうだ。日本のAMDファンが参加しやすくなることに期待したい。

Join the Red Teamでは,Rubyのストーリー作りのほかに,自分がなぜAMDのファンでRed Teamに入らなければならないかを100語以内で説明した文章と写真を投稿するという企画もあり,これも投票の対象になるのだという
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 というわけで,今年末にかけてRadeonシリーズ関連の企画が目白押しなので,AMDのサイトやFacebookページをチェックしておくといいことがありそうだ。

日本AMDのFacebookページ

AMD日本語公式Webサイト

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