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[TGS 2015]スマホに触らず操作ができる“魔法の指輪”こと「Ring ZERO」で,戦闘機を操作する3Dシューティングゲームを遊んでみた
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印刷2015/09/20 23:53

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[TGS 2015]スマホに触らず操作ができる“魔法の指輪”こと「Ring ZERO」で,戦闘機を操作する3Dシューティングゲームを遊んでみた

画像集 No.001のサムネイル画像 / [TGS 2015]スマホに触らず操作ができる“魔法の指輪”こと「Ring ZERO」で,戦闘機を操作する3Dシューティングゲームを遊んでみた
 2015年9月17日から9月20日にかけて,幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2015には,ゲーム周辺機器となるさまざまなデジタルデバイスも出展されていた。
 会場のVUZIXブースには,スマートフォン(タブレット)に触らず操作ができるLogbarの指輪型デバイス「Ring ZERO」と,VUZIXのVR対応ヘッドマウントディスプレイ「IWearHD」を使った3Dシューティングゲーム「Ring ZERO for VR」が展示されていた。
 参考出展のため発売の予定があるのか不明だが,端末に触らず本当にゲームができるのか気になったので,その実力を試してみた。

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指輪型ウェアラブルデバイスのRing ZERO。外径/重量はSサイズが29.3mm/4.6g,Mサイズが31.3mm/5g,Lサイズが33.4mm/5.4gとなる。LEDやバイブレータ機能も備えている
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 まずはRing ZEROの概要を簡単に紹介しよう。本製品はスマートフォンと組み合わせて使う指輪型のウェアラブルデバイスで,すでに一般販売されている。スマートフォンに専用アプリをインストールすれば,指先の動きでこれを操作することができる。
 Ring ZEROのタッチセンサーに親指で触れながら,あらかじめ設定したジェスチャーどおりに指を動かし親指を離せば,それがスマートフォン側に伝達され,関連付けた動作を実行する。例えば「三角形に動かせば音楽の再生開始」「右から左へ動かせば音楽の巻き戻し」といった具合だ。

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Ring ZEROのカラーは,Matte BlackとShiny Whiteの2色
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後方にあるのが専用の充電器で,上部の凹みにRing ZERO本体をセットする。充電は2時間で完了し,常時アクティブモードで約12時間,エコモードで約3日稼働するとのこと

Ring ZEROで操作する3Dシューティング「Ring ZERO for VR」
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 前置きが長くなってしまったが本題に入ろう。
 「Ring ZERO for VR」は,iOS上で動作するアプリで,VUZIXのVR対応ヘッドマウントディスプレイIWearHDとRing ZEROを装着してプレイする3Dシューティングだ。プレイヤーは戦闘機のパイロットになり,Ring ZEROをはめた指を操縦桿のように動かして機体を操作する。ショットは自動なので,敵を倒すには画面中央の照準に捉えるだけでいい。
 ちなみに,先述したRing ZEROの操作ではタッチセンサーに触れながらジェスチャーを行うと記述したが,このゲームでは操作のたびにタッチセンサーに触れる必要はなく,指を動かすだけで反応してくれる。

 実際に体験してみると,VR対応ヘッドマウントディスプレイを装着していることもあって,指を動かしたとおりに機体を操作できる感覚は非常に新鮮。表現が大げさかもしれないが,まるで魔法のように感じられた。後半にはボス戦があったのだが,飛んでくるミサイルをかわしながらボス敵に立ち向かうのは,なかなか熱中できる体験だった。

VUZIXのVRHMD「IWearHD」とRing ZEROを装着してプレイするとこんな感じだ
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 参考出展のため,通常の手段でアプリを入手することはできないが,ブースで話を聞いたところ,「Ring ZERO for VR」を無料で公開することを検討しているとのこと。
 Ring ZEROのようなウェアラブルデバイス単体で見るとそれほど目新しくはないが,ヘッドマウントディスプレイとの組み合わせは,相性が非常に良いように思える。コントローラで操作する場合はボタンの位置を確認する行為が発生することがあるが,ジェスチャーの場合は不要だからだ。
 Logbarの公式サイトには,Ringをはめた指で図形を描いて魔法を発動させるようなイメージ映像が公開されており,ゲーム用途の活用事例が増える可能性もあるだろう。今後の展開に注目したい。

Logbar公式サイト内「Ring ZERO」商品紹介ページ


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