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印刷2019/08/09 18:31

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世界初というiOS&Android対応ステアリングコントローラがクラウドファンディングに登場

 2019年8月9日,台湾の周辺機器メーカーであるSerafim Technologies(以下,Serafim)は,世界初というPCとiOS,およびAndroidスマートフォンに対応するステアリングコントローラ「Serafim R1」と「Serafim R1」のクラウドファンディングプロジェクトを,クラウドファンディングサービス「Makuake」で開始した。

Serafim R1の使用イメージ
画像集 No.002のサムネイル画像 / 世界初というiOS&Android対応ステアリングコントローラがクラウドファンディングに登場

 目標金額の20万円は,スタート後1時間程度でクリアしたそうで,現在も支援者を受付中である。価格は,下位モデルのSerafim R1が6495円から,上位モデルのSerafim R18990円(いずれも税込)からとなっている。

 上の写真を見れば一目瞭然のように,Serafim R1シリーズは,ステアリングの中央にあるホルダーにスマートフォンをはめ込んで使うステアリングコントローラだ。製品は,ステアリングホイールユニットと2連フットペダルユニットがセットになっており,Bluetooth接続で端末とコントローラを接続するため,USBケーブルでの接続は必要ないのが特徴であるという。ホイールユニットとフットペダルユニット自体は有線で接続するようだ。

Serafim R1の前面と背面が分かる写真。ボタン類のレイアウトは,ゲーム機用として販売されている一般的なステアリングコントローラと変わらなさそうだ。土台部分の右側にシフトレバーも備えている
画像集 No.003のサムネイル画像 / 世界初というiOS&Android対応ステアリングコントローラがクラウドファンディングに登場 画像集 No.004のサムネイル画像 / 世界初というiOS&Android対応ステアリングコントローラがクラウドファンディングに登場

 ちょっと面白いのは,スマートフォンにテレビやディスプレイへの映像出力機能(※ワイヤレス,ワイヤード問わず)がある場合,大画面のテレビにゲーム映像を表示することで,ステアリングの動きに合わせて傾くスマートフォンの画面を見なくてもゲームをプレイできる点をアピールしていることだ。
 遅延の少ないワイヤード接続で大画面テレビとつなけば,ゲーム機用のレースゲームと同じような臨場感でのプレイが楽しめそうである。

スマートフォンの映像を,奥側のテレビに表示しながらプレイしているイメージカット
画像集 No.006のサムネイル画像 / 世界初というiOS&Android対応ステアリングコントローラがクラウドファンディングに登場

下位モデルのSerafim R1。Serafim R1に比べると,D-Pad部分が簡略化されていたり,ステアリング上部のボタンがなかったりするなど,インタフェース周りもだいぶ異なる
画像集 No.005のサムネイル画像 / 世界初というiOS&Android対応ステアリングコントローラがクラウドファンディングに登場
 冒頭でも触れたが,ベースモデルのSerafim R1はPCとiOS端末,およびAndroid端末に対応しているが,上位モデルのSerafim R1になると,PlayStation 4やPlayStation 3,Xbox OneやNintendo Switchでも使用できるという。なお,これらのゲーム機で使用する場合は,USBケーブルでの接続になるようだ。

 気になる対応ゲームだが,「Asphalt 8: Airborne」や「Real Racing 3」など18タイトルが対応しており,今後も追加の予定であるという。
 スマートフォンのレースゲームを好むゲーマーは,割安な価格で購入できるクラウドファンディングプロジェクトに出資してみるといいかもしれない。


MakuakeのSerafim R1シリーズプロジェクトページ

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