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KDDI,Android端末とGoogleサービスを活用したリアル脱出ゲームイベントを都内で開催。「こんな使い方があったのか!」と思わず感心させられる
これは,サンタクロースから出された謎を,参加者がAndroid端末とGoogleが提供する各種サービスを駆使して解いていくというもので,auが提供する会員制プログラム「au STAR」の会員の中から1600名(開催期間4日間の総計)が招待※されている。
イベント開催に合わせて,メディア向けの説明会ならびに体験会が行われたので,本稿ではその模様をレポートしよう。
※au STAR presents “SANTA & SIX GIFT BOXES”の参加者募集は,すでに締め切られています
説明会では,KDDI コンシューママーケティング1部 部長の渡辺和幸氏と,グーグル デバイスマーケティング統括部長の秋山有子氏から,本イベントの開催意図などに関するプレゼンテーションが行われた。
KDDI コンシューママーケティング1部 部長 渡辺和幸氏 |
グーグル デバイスマーケティング統括部長 秋山有子氏 |
渡辺氏によると,本イベントを企画したきっかけは,au STARの会員から寄せられる「もっとスマホを活用したい」という要望にあるとのこと。過去には,そうした会員とスマホ端末の開発者とが直接対話できるイベント「オーナーズパーティー」を開催したことがあり,参加者から「スマホへの理解が深まった」「端末への愛着が強まった」といった反響があったそうだ。
そこで,より多くの会員に「スマホには,こんな使い方もある」というテクニックを,楽しみながら知ってもらおうと企画されたのが,今回のリアル脱出ゲームというわけだ。
プレイヤーを待ち構える謎を解くには,Googleが提供する各種サービスを使いこなし,ときには複数のサービスを連携させる必要もあるとのこと。ちなみに,キーとなるサービスの選定はグーグルが担当し,企画構成を,さまざまなリアル脱出ゲームを手がけた実績を持つSCRAPが担当している。
渡辺氏は,「このイベントを体験した後は,『楽しかった』というだけでなく,新たなスマホの使いこなし方を知っていただけるのではないか」と展望を語っていた。
またグーグルの秋山氏は,同社が提供する各種サービスを使用し,多くの人により楽しいスマホ体験をしてほしいと考えていることを紹介。テレビCMやWebサイトを介して,スマホユーザーとコミュニケーションを図っているそうだが,その中でもとくに,リアルの場でAndroid端末に触れてもらう機会を重視しているとコメント。この考えが,今回のイベント趣旨と合致したため,参加を決めたそうだ。
説明会の会場では,実際にリアル脱出ゲームを体験する機会を得られたので,その模様もお伝えしよう。
参加者は,4人1チームで協力しながらサンタが出す6つの謎を解き,6人の子ども達が本当に欲しがっているクリスマスプレゼントを当てることになる。
ヒントになるのは,子ども達のリクエストが記されたカードや,不可思議な記号が記されたシート,紙片など。これらをもとに,Google検索,Gmail,Googleカレンダー,Googleマップなど,各種サービスの中から適切なものを選んで使用し,正解を導いていくのだ。
チームごとに用意されているAndroid端末には,必要なGoogleサービスのアプリのみがインストールされている。実はそれ以外にも,重要なヒントが隠されているのだが…… |
子ども達へのプレゼント候補。参加者は,謎を解いて子ども達それぞれが何を欲しがっているのか当てていく |
ネタバレ回避のため詳細は伏せるが,今回のリアル脱出ゲームは,相当に本格的な仕上がりだと感じた。また,渡辺氏が説明していたように,「普段何気なく使っていたGoogleマップやGoogleカレンダーに,こんな機能や使い方があったとは……」と感心させられる仕掛けも随所に仕込まれていたことを明記しておきたい。
見事に謎を解明すると,“こびとさん”ことイベントスタッフから,次の謎に関するヒントの入った箱が手渡される |
イベント参加者には,特製のマグカップとステッカーがプレゼントされる。このほか会場では,クッキーとコーヒーが振る舞われていた |
先述したとおり,今回のリアル脱出ゲームは招待者しか参加できないが,渡辺氏によると,KDDIでは今後もこうした機会を設けていく予定があるそうだ。本稿を読んで興味を持った人は,関連情報のチェックをお忘れなく。
「au STAR presents “SANTA & SIX GIFT BOXES”(サンタクロースと6つのプレゼント)」特設サイト
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