「JOGA安心安全ガイドライン窓口」2016年7月〜9月に寄せられた意見や要望をまとめたレポートを公開

　日本オンラインゲーム協会（JOGA）は本日（2016年10月31日），「JOGA安心安全ガイドライン窓口」に一般消費者から寄せられた意見や要望をまとめたレポートを公式サイトにて公開した。

JOGA安心安全ガイドライン窓口 2016年7月〜9月レポート（※PDFファイル）

　この窓口はJOGA会員企業のゲームサービス運営におけるJOGAガイドラインの遵守状況について，「有料ガチャに関する情報」「未成年者の高額決済に関する情報」「RMT（リアルマネートレード）に関する情報」「セキュリティに関する情報」という4つの項目に関係する情報提供を求めるために設置されたものだ（関連記事）。

　今回公開されたレポートでは，窓口の開設（7月29日）から9月末までに提供された情報の統計データが公開されており，具体的な企業名は伏せられているものの「有料ガチャの設定や表示に関する情報」への関心の高さがうかがえる。
　こうした一般消費者から寄せられた情報に対するJOGA側の運用としては，JOGAガイドラインが遵守されていない可能性があり，かつ緊急性が高いと判断した場合，至急の改善を要請するとしている。また，投稿数の多い企業については，随時，JOGAガイドラインの遵守状況の確認が促される。
　なお，JOGAは今後も定期的にレポート公開を予定しているとのことだ。

「日本オンラインゲーム協会（JOGA）」公式サイト

「JOGA安心安全ガイドライン窓口」

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