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「劇場版 艦これ」吹雪役の上坂すみれさんなど10名のキャストが,収録エピソードや作品への思いを語った初日舞台挨拶の模様をレポート
全国の劇場でライブビューイングも行われたこの舞台挨拶には,上坂すみれさん,藤田 咲さん,井口裕香さん,佐倉綾音さん,東山奈央さん,野水伊織さん,日高里菜さん,タニベユミさん,大坪由佳さん,中島 愛さんという10名のキャストが登壇。収録時のエピソードや作品への思いなどが語られた。
自分達の拠点「鎮守府」の存亡をかけた「MI作戦」ののちに南方の海域に進出し,新たな前線泊地に集結して次の作戦に備えていた艦娘達だが,その目標とする海域に,重大な異変が発生していることが判明する――。
テレビアニメと同じく特型駆逐艦「吹雪」を主人公に,艦娘達の新たな物語が描かれたこの劇場版。主人公の「吹雪」を演じた上坂さんは,作品全体の重厚な展開もあってか,終盤の重要なシーンを収録していたときは,“深海に引っ張り込まれるような気持ち”になるくらい役に入り込んでいたようだ。そのシーンを収録した際,まるで“輪形陣”のように,自分を囲むようにマイクが配置されていたという,「艦これ」らしい(?)収録エピソードも明かされた。
収録エピソードとして,佐倉さんからはアドリブについての裏話が披露された。担当声優が自分自身で考えるというアドリブの掛け合い。自身が担当する“艦隊のアイドル(自称)”「那珂」のアドリブをいくつか入れた中から,とあるシーンで「那珂」のそれが採用されたという。これから映画を観に行くという人はどのシーンで「那珂」の声が聴こえてくるか注意しながら観てみるといいだろう。
「加賀」役の井口さんは,「加賀」のいろんな表情が見られたことはもちろん,劇場版初登場の艦娘達がたくさん出てきたことが嬉しかったようで,大坪さんも,自身が担当した艦娘で,アニメで動いたらカッコいいだろうと思っていたという「古鷹」と「加古」が登場したことへの喜びを語った。また,「衣笠」役でキャストとしてもアニメ初出演となった中島さんは,アフレコ現場でひとり何役もの艦娘を切り替えながら演じるほかのキャスト達を見て,これが「艦これ」かと感激したそうだ。
この劇場版では金剛型四姉妹などの9役を演じた東山さんは,自身の担当した艦娘のとあるシーンが,“かつての”戦いに沿ったものであると聞いて感動したという。原作ゲームの熱心なプレイヤーとして知られており,作品の背景にも詳しい「赤城」役の藤田さんは,「艦これ」はその背景にあるものを踏まえたうえで映画やゲームに触れると一層の楽しみがあると,作品の魅力を熱弁していた。
「艦これ」でかつてのエピソードを取り入れた設定と言えば,一航戦の「加賀」と五航戦の「瑞鶴」。作中では複雑な関係性の「加賀」と「瑞鶴」だが,これまでになかったような関係性の変化がうかがえるシーンがあったことを嬉しそうに話したのは「瑞鶴」役の野水さん。そして,藤田さんと同じく原作ゲームを熱心にプレイしている「夕立」役のタニベさんは,因縁深いソロモン海域で戦うこととなった今回の「夕立」について,感慨深いものがあったそうだ。
この劇場版である重要な役割を担う「睦月」。「睦月」役の日高さんは,台本を開いた際に驚き,演じるうえで辛い部分や葛藤があったが,丁寧に物語が描かれていて嬉しかったという。自分にとっても大切な作品となったことを語った。
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