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セガサミーグループ新オフィスのプレス向け内覧会をレポート。セガの歴史を感じさせる会議室や客船をイメージしたインテリアが見られた
セガサミーグループは,2017年3月にこれまで首都圏の各地に点在していたグループ事業会社を集約すると発表。2018年8月からは随時移転が始まっており,最終的には20社,約6500名の従業員が新オフィスで勤務することになるという。
今回のプレス向け内覧会では,オフィスやイベントホール,社員食堂などが公開され,セガサミーホールディングス代表取締役社長グループCOO 里見治紀氏による挨拶も行われた。
新オフィスの移転について里見氏は,「セガサミーグループはこれまで,オフィスがバラバラで,グループ会社間で交流がなかったケースも多かった」と明かし,「グループ内で連係を取って,もっといろいろなことをやっていきたかったので,いつかは統合したいと思っていた」と語った。
新オフィスは,そういった事情を踏まえ,予約しないで使えるミーティングスペースや,食堂に設けられたライブラリーやバーなど,グループ社員同士がコミュニケーションを取りやすい環境を整えることを目指しているのだという。
また,里見氏は,今年起きている多数の災害について触れ,「こういうときこそ,我々の存在意義が問われる」と語った。「もちろん衣食住,安全の確保を最優先にしたうえで,その後の“心のケア”をしていきたい」と続け,これからも人を感動させる体験を提供することに全力を注ぎたいと述べた。
新オフィスのフォトレポート
・総合受付
“GRAND HARBOR”と名付けられた本社オフィスのイメージコンセプトは“Journey(セガサミーの飽くなき旅)”。エントランスには世界地図や,イカリのモニュメント,トランクの形をしたテーブルなどが飾られており,内装が客船をイメージしたもので統一されていた。
・オフィス
・来客用会議室
来客用会議室は主に3区画が存在しており,世界の港町をイメージした「HARBOR」,セガ往年のハードやゲームタイトルなどの名前がつけられた「SEGA HISTORY」,サミー製品に関わるワードが名付けられた「SAMMY WORLD」といったユニークなものに。「SEGA HISTORY」の会議室前には,SG-1000やセガサターンの実機なども展示されていた。
・イベントホール「LIGHT HOUSE」
・コワーキングスペース「TUNNEL TOKYO」
「TUNNEL TOKYO」は,新社屋内に設置される個人起業家などの事業を支援するスペースで,10月にオープンが予定されている。
会員制のエリア,貸しオフィス,貸し会議室に加えて,オープンラウンジも用意されており,グループの従業員と外部の方が触れ合える機会を設けたり,大型LEDビジョンによるセミナーやイベントを実施したりするという。
・社員食堂「JOURNEY'S CANTEEN」
700席,約2000名が同時に食事ができ,豊富なメニューが用意されている。
また,食事スペースの奥には,ビデオゲームやビリヤード,ダーツなどを楽しめるバー(18:00以降はアルコールも提供している)や,さまざまなジャンルの本を取り揃えたライブラリーも。
セガサミーホールディングス公式サイト
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