ニュース
開催迫るBitSummit 7 Spirits,学生向けゲームジャムで生まれた作品の試遊展示,そしてワールドパビリオンの開催が発表
学生向けゲームジャムは5月11日と12日に京都・総合地球環境学研究所にて「混然一体:様々なものが溶け合って一丸となること」とのお題で開催され,京都と大阪の大学や専門学校6校から,ゲーム制作を学ぶ総勢52名の学生と,各校の先生が参加。さまざまな学校が混ざった8つのチームで1作品ずつゲームを制作したとのことで,BitSummit 7 Spiritsの本会場ではこれらのゲームが展示される。もちろん試遊も可能である。学生へのインタビューや当日の様子を記録したドキュメンタリー映像をメインステージで少しずつ公開するとのことなので,こちらも楽しみにしておきたい。
ワールドパビリオンは,オランダ,カナダ,クロアチア,シンガポール,台湾,メキシコという6つの国と地域が参加し,特設のワールドパビリオンブースにてそれぞれのインディーズゲームや行政の取り組みなどを展示するというもの。ワールドパビリオンと会場パンフレットが連動するスタンプラリー企画もあり,コンプリートでイベントオリジナル缶バッジがもらえるほか,屋外飲食ブースで100円の割引を受けられるという。
また6月1日14:20からは,ワールドパビリオンのパネルディスカッションがメインステージで行われる。こちらも要注目だ。
BitSummit 7 Spirits公式サイト
4GamerのBitSummit記事一覧
インディーゲームの祭典
「BitSummit 7 Spirits」
新たな試み
学生ゲームジャムとワールドパビリオンの開催
一般社団法人日本インディペンデント・ゲーム協会(略称 JIGA)は、2019年6月1日(土)と2日(日) に京都市勧業館みやこめっせにて開催する、インディーゲームの祭典「BitSummit 7 Spirits(ビットサミット・セブン・スピリッツ)」にて、今年の新たな試みである、学生向けゲームジャムと、ワールドパビリオンの開催について公表しました。
◆学生向けゲームジャムについて
ゲームジャムでのチームミーティングの様子
これまでBitSummitでは、インディークリエイターに焦点を当て、主に日本のインディゲームを世界に紹介する目的でイベントを開催して参りました。年々規模も大きくなり、今後はより良いクリエイターの育成にも力を注ぐべきと考え、BitSummit初の学生向けゲームジャムを開催いたしました。このイベントを通して若い有能なクリエイターを発掘し、国内外の多くの関係者にゲームを披露するチャンスを提供して、インディゲーム業界の更なる発展に繋げて行きたいと考えております。
初のゲームジャムは、2019年5月11日(土)と12日(日)の2日間、京都市北区にある総合地球環境学研究所(略称 地球研)にて実施しました。BitSummit 7 Spiritsのテーマである「多様性」からヒントを得て、ゲームジャムのお題を「混然一体:様々なものが溶け合って一丸となること」と設定し、京都と大阪の大学や専門学校6校から、ゲーム制作を学ぶ総勢52名の学生と、各校の先生方が参加しました。
○参加校一覧
- 立命館大学
- 京都コンピュータ学院
- 大阪電気通信大学
- 京都精華大学
- 京都造形芸術大学
- ECCコンピュータ専門学校
事前に準備した企画書を用いてプランナーがプレゼンテーションを行い、その企画内容に賛同したプログラマーやデザイナーでチームを構成。テーマの「混然一体」に倣い、様々な学校が混ざった8つのチームで、1作品ずつゲームを制作しました。BitSummit 7 Spiritsの本会場では、これら8つのゲームを展示する予定で、来場者は会場にて試遊が可能です。
次世代のゲームクリエイターに出会う絶好のチャンスですので、ぜひ学生ゲームジャムブースに足をお運びください。また、学生へのインタビューや当日の様子を記録したドキュメンタリー映像を、メインステージにて少しずつ公開予定ですのでお見逃しなく!
◆ワールドパビリオンについて
オランダ、カナダ、クロアチア、シンガポール、台湾、メキシコの国旗
例年BitSummitを開催している『千年の都』京都は、国内有数の歴史ある街でありながら、「世界の人気観光都市ランキング」上位に常にランクインする国際都市でもあります。また、2020年の東京オリンピックや2025年の大阪万博を控えて、日本に世界の注目が集まる中、BitSummitでもささやかながら、「BitSummit ワールドパビリオン」と題した国際的な祭典を開催いたします。
第一回の今年は、オランダ、カナダ、クロアチア、シンガポール、台湾、メキシコの6ヶ国が参加し、特設のワールドパビリオンブースにて、各国のインディーゲームや行政の取り組みなどを展示いたします。
受付で来場者に配られる会場パンフレットには、世界地図を背景にしたスタンプラリーのページが設けてあります。会場フロアマップで「WP(ワールドパビリオン)」ブースを探して足を運ぶと、各国のスタッフがパンフレットにスタンプを押してくれます。6ヶ国分全て集めて受付に持って行き、7つめのBitSummitスタンプを押してもらうと、景品のイベントオリジナル缶バッジを手にすることができます。
スタンプラリーページ
また、コンプリートしたパンフレットを1階屋外飲食ブースに持って行けば、各店舗につき1回のみ、100円割引のチケットとして利用ができます。飲食ブースには、「BitSummit × ワールドパビリオン」と題した、参加国ゆかりのメニューもいくつかご用意していますので、ぜひ探してみてください。
6月1日(土)の14時20分からはメインステージにて、「It's an Indie, Indie World After All!」と題したワールドパビリオンのパネルディスカッションを開催いたします。参加各国のクリエイターが集結し、それぞれの国のインディーゲーム開発事情について対談しますので、こちらもご注目ください。
BitSummitでは今後も、コアなゲームファンの皆さまだけでなく、ご家族連れやカジュアルゲーマーの皆さまにも楽しんでいただけるような、より良いイベントづくりを目指して励んで参ります。当日も会場から最新情報を続々投稿しますので、ぜひBitSummitのTwitterやFacebookをフォローしてください!
Twitter:@BitSummitJP
Facebook:
https://www.facebook.com/Bitsummit
- この記事のURL: