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ゲームマーケット2019春で気になったブースやゲームを総チェック。新作や話題作が目白押し
企業ブースが中心のAホ―ル
東京ビッグサイト 青海展示棟 Aホールに出展されていたブースは,両日ともほぼ一緒だった。ただ,2日目にはTRPGコーナーが新たに設置されていた。
BakaFire Party
BakaFire Partyは,シリーズ拡張「新章 桜降る代に決闘を 第参拡張:零限突破」と,完全新作「Psylent Phantom」を出展。「Psylent Phantom」は能力推理型暗闘ゲームで,自分の能力を隠しつつ攻撃し,相手の能力を推理して見抜いていく。BOARDGAME.Lab! DDT
ゲームマーケット大賞2018エキスパート部門を受賞した,慶應義塾大学のボードゲームサークル「Head Quarter Simulation Game Club」製作による「Improvement of the POLIS」製品版が先行で販売された。ClaGla
2018年の注目ゲーム「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」の拡張セットが2種類先行で発売。「ラバーズピンク」はよりラブラブな,「ストーカーブラック」はブラックな雰囲気が漂うカードが収録されている。Domina Games
「Blade Rondo」の独立拡張セットで金貨と悪魔が登場する「Blade Rondo 〜Grim Garden〜」を発売。人気シリーズとあって開場と同時に大行列。イエローサブマリンとコラボも実施している。Engames
富山でボードゲームカフェをやりつつ,ボードゲームの輸入出版も行っているEngamesは,「Bosk」輸入版を和訳付きで販売。同社がリリースした「ペーパーテイルズ」日本語版は,ドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト入りした。itten
「TOKYO HIGHWAY」が話題となったittenは,新作となる2人用アブストラクトゲームの「MOON BASE」を出展。リングモジュールを月面のクレーターに配置し,勝利点を競い合う。相変わらずコンポーネントがスタイリッシュで目立つ。JOLDEENO
東京・立川のボードゲームカフェが初出展。処女作となる「dreamia」は,カードはだけでなく,ボタンや糸が詰まったコンポーネントが注目を集めていた。お題を糸で表現するというゲームシステムになっている。JUGAME_STUDIO
JUGAME_STUDIOは,2人専用の盆栽いじりゲーム「BONSAI UCHU」を出展した。盆栽を育成してお互いの盆栽を交換し,そこからうまく改良して高い評価を得ることが目的となる。「真打 新版」は,過去作(2016年発売)のカードデザインを改良したものだ。LAUGH SKETCH
LAUGH SKETCHの「下町メイド物語」は,メイドをテーマにした学園生活ゲームだ。誰もが憧れる職業「メイド」になるべく,王立ファルテシア学園の3年間で自分自身を磨くことになる。MAGI
MAGIが2018年に出展し,1作目から注目を集めた「まじかる☆ベーカリー」シリーズのスピンオフ「まじかる☆パティスリー」は,逆正体隠匿系の推理ブラフゲーム。自分だけが自分の担当スイーツ(カード)を確認できないというところが特徴となる。OKAZU brand
OKAZU brandの新作は2本。「商売往来」は,オーサカの商人となって仲間を増やしていくカード&リソースマネジメントゲーム。「アクロス・ザ・ユナイテッドステイツ」は,鉄道路線を延ばして利益を得るネットワークビルディングゲームとなっている。UUUM
多くのYouTuberを抱えるUUUMがゲムマに出展。はじめしゃちょー監修によるカードゲーム「動画王」のニューバージョンを発売した。ランダムで豪華箔押しサイン入りカードが封入されている。蒼猫の巣 出張所
数奇ゲームズの新作「時代劇3600秒」は,約30年前に発売された傑作同人タイトルリメイク。時代劇番組を作り,高視聴率を目指す。「アンダーウォーターシティーズ」は,ウラジミール・スヒィ氏による拡大再生産ゲームの日本語版だ。アークライト
「ブラッドレイジ」「プラネット・メーカー」「ヘブン&エール」「スペクター・オスプ」などが先行発売。ステージでは,超重量級で2019年6月現在でBoardGameGeekランキング1位の「グルームヘイヴン」の日本語版を発表した。イエローサブマリン
イエローサブマリンのブースは,そのまま出店しているような品揃えで,ついいろいろ買ってしまいそうになる。バランスゲーム「スティックスタック」や,メビウスゲームズの新製品が先行発売されていた。オインクゲームズ
青を基調としたブースデザインが目立つオインクゲームズは,人気作「ナインタイル」の続編的な位置付けの「ナインタイルパニック」を先行発売。お題に合せて9枚のタイルをうまく並べて得点を狙うスピードパズルゲームだ。ガーター出版
ガーター出版が販売する「コンガラッチョ」は,名前のとおり実際の色と明記された色が違うことで,頭が混乱するカードゲーム。ブースに不気味な脳ミソの模型が展示されていたこともあり,前を通る人は「え?」と足を止めていた。怪盗ポリス面
怪盗ポリス面は,ゲムマ2019大阪で初出展し,今回東京でも出展。手札か山札から場にカードを出し,銀行カードを使ってお金カードをより多く取ったプレイヤーが勝利する。最後まで逆転の可能性があるのがポイント。角刈書店
ワンナイト人狼ブースで出展していた角刈書店の新作は,2016年春のゲームマーケットで発売され話題となった「デンポー!!」のリメイク作品。少ない文字数で正解の単語を親に当ててもらうワード伝達ゲームだ。かみの工作所「ペーパーゲーム」
紙の印刷から加工までを行う,福永紙工によるボードゲームブランドが今回初出展。バランスゲーム「TEETER TOTTER TOWER」や「チクタクタイム」「トータス メダル」が試遊で人気だった。グランディング
「街コロ」のグランディングは,手札を一番早く無くしたプレイヤーが勝利となるカードゲーム「Upset -kakumei-」を先行発売。1枚のカードに2つの数字が書かれており,好きなほうを使える。革命を起こすと強さが逆転する仕組みだ。グループSNE
グループSNEは,「世界の七不思議」で知られるアントワーヌ・ボウザ氏と,「ライジング・サン」のエリック・M・ラング氏の新作「ヴィクトリアン・マスターマインド」を先行で発売。ヴィクトリア時代の犯罪王を目指すゲームだ。サイバーダイン
サイバーダインが販売する土地購入型サバイバルゲーム「サメポリー」は,クラウドファンディングで目標金額を大きく上回る集金に成功したことで話題になったゲームだ。ジーピー
「カタン」の国内販売元であるジーピーは,2016年に和訳付きで発売した「VIA NEBULA」を完全日本語版「ネビュラ」として発売。ゲムマ先行発売分の150個は早々に売切れたが,会場で二次出荷分を受け付けていた。すごろくや
物販・試遊・ステージが用意されていた,すごろくやブース。試遊エリアでは,「ゾンビキッズ:進化の封印」「すずめ雀」「かたろーぐ」「ディプリクト」の4本がプレイできた。どのくらい面白かったかを,シールを貼って表現するボードも。スパ帝国
スパ帝国のブースでは,ワーカープレイスメントゲームのシリーズ最新作「ナショナルエコノミー・グローリー」と,競りゲーム「翡翠の商人」が販売されていた。「翡翠の商人」は,セットコレクションの要素もあり,集めるカードの種類ごとに得点方法が違う。スモール出版
5月31日発売の「ライナー・クニツィアのダイス・トランプゲーム集」を先行で販売。本作は,1990年にドイツで出版されたものを翻訳している。後にライナー・クニツィア氏がボードゲームとして発売する作品のベースになる,ダイス・トランプゲームが多数収録されている。スロウカーブ
アナログキャラゲーを販売するスロウカーブの新作は,「キャット&チョコレート 〜ガチャピンチャレンジ編〜」と「盾の勇者の成り上がり × The Last Brave」。元のゲームにキャラの世界観をうまくミックスさせている。ディアシュピール×ボドゲーマ
ボドゲカフェ「ディアシュピール」とボドゲ総合情報サイト「ボドゲーマ」のエリアでは,「エクストリームス」のリメイク「パーティーキンゴ!」と,ボードゲームグランプリ大賞作「フォトムズ」を出展。ニューゲームズオーダー
ドイツのゲームコンテント「ヒッポダイス賞2005」で大賞を獲り,長らく幻の名作と言われていた「スクエアオンセール」がついに正式発売。競りとオセロを組み合わせた和製ユーロゲームとなっている。パティスリージレンマ
ゲムマ2019秋より「キリンフォト」などをリリースしたパティスリージレンマの新作は,「リスのタルトやさん」と「マネーフェイカー」。「リスのタルトやさん」は"4歳から遊べるワーカープレイスメント"というキャッチで注目を浴びる。ヘムズユニバーサルゲーム
2人対戦カードゲーム「インヴィクタス」の新作「インヴィクタス・ザ・ファラオ」を販売。単品でも遊べるし,これまでの3バージョンをすべて混ぜて遊べるルールもある。会場では,試遊スペースを広くとっていた。ホビージャパン
ホビージャパンは,「ツインイット! ゲーマーズエディション」を先行で販売。また,会場限定で「宝石の煌きプレイマット」も販売していた。マテル
「UNO」「ブロックス」のマテル社が,東京のゲムマに初出展。新作「ウノ フリップ!」の試遊会を実施していた。またゲムマ初日となる5月25日に,「ブロックスグランプリ」の優勝賞品が,チャンピオン専用オリジナルカラーピースに決定したことも発表された。メビウスゲームズとテンデイズゲームズ
2社が合同でブースを出展。ステージを大きくとり,「カルカソンヌ」実況プレイや,「リアル・アンユージュアルサスペクツ」などイベントを実施していた。テンデイズゲームズは,「アハイアル」を先行で販売。アクションパズルゲームのように,コマを積み上げていきつつ,同じ色をつなげていくのがポイントとなる。やのまん
7月発売の新作「真贋のはざまで」と「ミニオンバナナゲーム」を出展。限定特典付きの予約受付も行っていた。ライブレイジ
2015年にもしもスイッチから発売された「桜」を,ライフレイジがリメイクして「新章 桜」としてリリース。新章でルールが2つ追加され,遊べるルールは3つになり,コンポーネントの花びらカードは約5%大きくなった。リゴレ
リゴレが販売する「ワードスナイパー」シリーズの最新作となる「ワードスナイパー・イマジン」は,これまで以上に抽象的なワードが集まっている。より尖った内容なので,言葉遊び好きのボードゲーマー向けと言えそうだ。リトルフューチャー
「東京サイドキック」の拡張第2弾となる「ボーダーライン」を発売。協力プレイがメインとなる本作に,ヒーローを捕まえる警察を追加する対戦モードが実装された。ほか,チェスタイプの2人専用ゲーム「オーク」も出展。一般ブースが中心となったBホール
Bホールは,2日ともブース出展するメーカー・サークルもあれば,土日のどちらかのみに出展するというところもあった。ちなみに,開場前の待機列や飲食スペースなどもBホールに設置された。
82BG
Googleなどの検索エンジンを使って遊ぶ「サーチスパイダー」を出展。カードによって決定される2つの単語に,さらにもう1つの単語を組み合わせて,一番検索のヒット数が多い単語を思いついたプレイヤーがポイントをゲットする。BBBox
BBBoxが販売する「早撃ちパンツ!」は,ジャンケンで勝ったほうが相手を叩くゲームをカードゲーム化したもの。勝ったほうは,「相手ひっぱれマーカー」を引いてズボンを降ろし,負けたほうはそれを押さえて守る。パンツが見えてしまったら負け。EVIL team
コンテナ貨物を題材にした戦略パズルゲームが出展。積荷コマをコンテナに積んでいき,1つのコンテナがいっぱいなるとアクシデントカードが公開されるなど,さまざまなルールが用意されている。積めなかった積荷コマが最も少ないプレイヤーが勝利だ。GEKITETSU
GEKITETSUは,配られた名セリフを会話の中でスムーズに発することができればポイントがもらえるゲーム「ポケットに,名セリフを。」の拡張セット,「ポケットに,名セリフを。+」を販売していた。HOX
HOXは,検索エンジンを利用したゲーム「サジェッション!」を販売。検索エンジンのサジェスト(よく一緒に検索される単語)を予想し,そのあとさらにそのカードを競りにかけて落札するなど,なかなか奥深そうな感触だ。IndiesCrown
IndiesCrownの「UNKO!」は,そのストレートなネーミングのとおり,お腹いっぱいになったところで「うんこ!」と宣言し,得点カードを獲得して合計得点を競い合うゲーム。食べた料理が好物かどうかによって,得点カードのポイントが違うのが面白い。INTELLIGENT MONKEY
INTELLIGENT MONKEYが販売する「Zoomate」は,正体隠匿の陣営ゲーム。4つの部屋にある4つのスイッチが,ゲーム終了時に自陣営の勝利条件に適合すれば勝利する。カードで行動を決めるが,行動順は順番決定カードで指示されるため,思い通りに行動できないことも。JOKER PROJECT
JOKER PROJECTの「あざらしアタック」は,プレイヤーがあざらしとなってたくさんのゴハンを取ることが目的。氷上をすべりながらうまくゴハンを取ったり,ほかのあざらしにアタックを仕掛けてヘソクリを奪ったりする。NSGクリエイト
NSGクリエイトが販売する百貨店経営ゲーム「HYAKKATEN」は,店舗を誘致するオーナーとなって一番経営がうまいプレイヤーを決める。高い店舗を誘致するか,お客を呼び込むか,といった感じで,お金の使い道が悩ましい。PLAY MARKET
昨年発売した2人専用ゲーム「ガブル」が大好評なPLAY MARKETは,カード版「ガブル レモネード」を発売。木製コマから紙製カードになり,ルールも変更されている。「ガブル」は木製であるため,現在生産が難しいとのこと。PUZZLIAR
PUZZLIARの新作「ワンモーニング人狼」は,夜時間なしで遊べる1日完結型の人狼ゲーム。話し合いの後に,一番投票が集まった人が追放されて,勝者チームが確定する。カードは濡れても安心なプラスチック製なので,飲み会などでも重宝しそう。RAMCLEAR
「ハルトウクン」や「ダイスニコフ」など,骨太な作品を作ってきたRAMCLEARが,ライトなゲーム「名前はマダない」を発売。世の中にまだない事象について,名前を付けていくゲームとなっている。Saashi & Saashi
オシャレなパッケージでおなじみのSaashi & Saashiは,新作「エレベータ前で」を販売。エレベータ前に並んだ自分の家族が,無事に乗り込めるかどうかを,ほかのプレイヤーと競う。エレベータには定員があるので,カードの特殊能力を使ってほかのプレイヤーの家族より前に並ぼう。TUKAPON
「ボブジテン」を作ったTUKAPONは,新作「ムーチョ・DE・チョーショ」を販売。自己紹介コミュニケーションゲームで,親はウソとホントを混ぜて自己紹介しつつ,子はどれがウソなのかを見抜くと得点となる。uracon
uraconの「破局ダイス」は,市場にあるアイテムを集め,ほしいアイテムがほかのプレイヤーと被ったらダイスで勝負する。獲得したアイテムにはさまざまな効果があり,特定の条件下でダイスの数字を調整できる。イオピーゲームズ
「さいころニュータウン」や「ハタイロ」が話題のイオピーゲームズ。新作は「カエルの帝国」で,2人から4人で遊ぶ陣取りゲームだ。積んだ状態のコマを置いて,そこから展開して陣地を広げていく。えん屋
えん屋が販売する「ぼんくら王国のプロポーズ事情」は,3人専用の推理&記憶ゲーム。10枚あるカードのうち,姫が持っているのは1枚だけ。そのカードを推理して,いち早くプロポーズする(カードを当てる)というものだ。鹿教湯温泉
長野県信州上田にある温泉街が,地域活性化のためにボードゲームを利用。オリジナルゲーム開発にも着手し,その1作目となるのがタイル型追っかけスゴロク「KAKEYU」だ。ゲームマーケット大阪に続いての出展となった。カラクリキューブ
カラクリキューブが販売する「重家事いっぱい」は,家事を押し付け合いながら適度にこなしていくカードゲーム。職業カードの特性を活かしながら,効率よく家事をこなしていく。ポップでかわいらしいイラストも特徴のひとつだ。カワサキファクトリー
カワサキファクトリーが販売する「カタカナレインボウ」は,棒を使ってカタカナを作るワードゲーム。お題に合うワードを思い付いたら,10秒以内に棒を使ってカタカナで文字を作る。見た目にもカラフルで,小学校低学年から楽しめそう。吉々庵
「チネチッタ1937」を生み出した吉々庵は,山札からめくられた果実カードを4×4マスに書き込んでいくビンゴ感覚の紙ペンゲームを出展。ディアシュピールから発売される「フォトムズ」も吉々庵によるものだ。ギフトテンインダストリ
「アニュビスの仮面」など,デジタルと組み合わたゲームを開発している同社の新作「新元号令和カルタ」が出展されていた。伏せていたスマホ/タブレットを正面に向けると,元号となる漢字2文字がランダム表示されるので,そのカードを素早く取る。空理計画
「アリスアセンブル」「箱庭の国」などを製作した空理計画の新作は,手札構築の2人専用ゲーム「ノアロン」と,呪術師となって7つの宝物を獲得する1人専用ゲーム「金の砦」だ。工藤さんのゲーム
ゲムマ2018秋に発売された「デック・ザ・タクティクス」の拡張版となる,「テック・ザ・タクティクス アドバンス」を販売。3分で覚えて1000回遊べるという触れ込みで,対戦カードゲームが好きならぜひ遊んでおきたい一作だ。ゴーバナナファクトリー
ゴーバナナファクトリーが販売することば合体変身ゲーム「こと+へん」は,2枚のカードに書かれたひらがなを使って別の言葉を作る。カードセットは「どうぶつ編」と「あめりか編」の2種類が同時発売。サラダ館白鳥店
サラダ館白鳥店の「ぎゅうぎゅうゴ〜スト」は,5色のオバケ(紙コップ)を積み上げていくバランスゲーム。押したり動かしたりしてもよく,絶妙なバランスで意外と崩れない感じがハラハラする。シノミリアプロジェクト
「ギリギリカレー」「ブックメイカーズ」の大塚健吾氏による新作は,2人専用ゲーム「シノミリア」。博打漫画の主人公らが繰り広げるゲームような心理戦を楽しめる。コンポーネントはカードとチップで構成されている。ジャンクション
ジャンクションが販売する人気シリーズ最新作は,「横暴編集長 〜新曲降臨〜」というタイトルにあるとおり,楽曲がテーマとなる。名プロデューサーとなって,上下2つの分かれたタイトルカードを組み合わせて,ヒットしそうなタイトルを考案する。シロップゲームズ
シロップゲームズが出展した「ポンプ消防士」は,マストフォローのトリックテイキングゲーム。パッケージ裏に日本語マニュアルとカードに貼るシールが添付されているが,ゲームそのものは日本製。海外輸入版っぽい雰囲気をあえて演出した作りになっている。するめデイズ
するめデイズのブースでは,2016年に発売された「曖昧フェイバリットシングス」をリファインした第2版が出展。各自がテーマに沿ったものを6枚のカードに書き,そのカードセットを隣のプレイヤーに渡してランキングを当ててもらう。ちゃがちゃがゲームズ
ちゃがちゃがゲームズは,ゲムマ2019大阪で発売した「フラワーズ・フォー・バルコニー」「じっくりミレー」を出展。いずれもルール改訂が行われた新版となっている。とくに「フラワーズ・フォー・バルコニー」は,まるでキャンディーのようなコンポーネントで写真映えがすごい。東京ゲームメイカーズ
東京ゲームメイカーズの「エレメンタルトランクマン」は,精霊の力を借りて宝箱を開けていくゲーム。最大8個まで組み合わせた精霊コマを振り,その結果により宝箱の封印を解除していく。コマやカードの種類が豊富なコンポーネントが魅力。日本バックギャモン協会
日本バックギャモン協会の「おさんぽギャモン」は,簡易版「バックギャモン」。移動スペースを「バックギャモン」の半分に短縮し,コマをペンギンに変更して遊びやすく&親しみやすくした。本作はクラウドファンディングで目標金額の300%を達成している。ハレルヤロックボーイ
ハレルヤロックボーイは,プレイヤーが記者となってセレブのゴシップを集めていくセットコレクションゲーム「ゴシップアンドザシティ」を出展。いくらカードを揃えても,条件が整っていないと得点にならなかったり,ゲームから脱落したりする条件もある。梟老堂
「アルペンツィアン」を作った梟老堂新作は「素数大富豪」を発売。オリジナルは関真一朗さんが考案したトランプゲームで,これを遊びやすくアレンジしたものだ。2〜3人で10分程度でプレイ可能で,カードデザインも非常に凝っている。フダコマゲームズ
ゲムマ2018秋に発売した「クーペレイション」の第2版を出展。カードサイズ変更により,スリーブを付けても箱に収まるようになった。またヴァリアントルールも含めた説明書も再編集されている。フローリッシュゲームズ
フローリッシュゲームズは,ゲムマ2019大阪で初出展した「nickname」を販売。現役女子中学生が考案したカードゲームで,カードで指示された「○○ちゃん」「○○先輩」「○○マン」といった呼び方をする必要があり,初対面の人とも打ち解けられるかも。ゆるあーと
ゆるあーとが販売する新作「ハニーフェスタ」は,蜜蜂を配置して蜂蜜をたくさんゲットする足し算パズルゲームで,1人でも遊べる。ゲムマ2017秋に発売した「ハンザの女王」は,今回のゲムマでホビージャパンより製品版がリリースされた。- この記事のURL:
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