業界動向
BitSummit 7 Spiritsには前年比約1.6倍の1万7038人が来場。2020年のBitSummitは5月9日と10日に開催へ
26の国と地域から,102作品もの出展されることとなったBitSummit 7 Spirits。発表によれば,今回の来場者は,前年比約1.6倍の1万7038人(土曜:9301人,日曜:7737人)にのぼったという。
そしてアワードでは幅広い部門で受賞作品が発表され,大賞となる「朱色賞」は,DESKWORKSの“ゲームクリエイターを夢見る少年の手作り大作RPG”こと「RPGタイム!〜ライトの伝説〜」が獲得。小学校の教室を舞台に,“あなた”を楽しませるために少年が一生懸命作ってきたゲームを下校時間までにクリアするというゲームで,(手前味噌だが)「TGSメディアアワード」の4Gamer部門でも大賞となった作品だ(関連記事)である。
そんなBitSummitの2020年は,5月9日と10日,やはり2日間で開催される予定だ。
4GamerのBitSummit記事一覧
BitSummit公式サイト
インディーゲームの祭典
「BitSummit 7 Spirits」が閉幕
前年比約1.6倍の来場者数を達成!
来年の開催日も発表
一般社団法人 日本インディペンデント・ゲーム協会(略称 JIGA)は、2019年6月1日(土)と2日(日) に京都市勧業館みやこめっせにて開催した、インディーゲームの祭典「BitSummit 7 Spirits(ビットサミット・セブン・スピリッツ)」について、最終的な来場者数とアワード受賞者一覧、来年の開催日を発表しました。
会場全体を見渡した写真
今年も大好評のうちに幕を閉じたBitSummit。2018年12月頃に行われた一般出展のエントリーでは、31の国と地域から202作品の応募がありました。その中から、厳しい審査を通過して会場に出展されたのは、26の国と地域からの102作品。加えて国内外から、30社を超えるスポンサーやパートナー、並びに20社を超えるインディーパブリッシャーの出展があり、会場は大きな熱気に包まれていました。
今年の新たな試みである学生向けゲームジャムや、ワールドパビリオンのスタンプラリーなど、各種イベントも成功を収め、来場者数は前年比約1.6倍の17,038人(土:9,301人、日:7,737人)を記録。会場には家族連れやカップルの来場者も目立ち、様々な層のゲームファン達が思い思いの週末を過ごしていました。
イベントの様子
2日(日) の16時からは各種アワードの授賞式が行われ、会場にいたほとんどの人がステージ前に大集合しました。授賞式の最後には来年のイベント開催日を発表する動画も公開。次回は第8回ということで、タコの足がうねうねと動いた後、『MAY 9 & 10, 2020』という日付がスクリーンに映し出されました。
アワード受賞者とプレゼンター達の集合写真
授賞式で発表されたそれぞれのアワード受賞作品は以下の通りです。(メディアパートナー賞は省略)
◆朱色賞 <大賞>
BitSummit 7 Spiritsの中でもっとも優秀な作品に贈られる賞
RPGタイム!〜ライトの伝説〜 by DESKWORKS
◆インターナショナルアワード賞
海外からの作品の中で優秀な作品に贈られる賞
Mørkredd by Hyper Games
◆革新的反骨心賞
技術、アイデアなど革新的な作品に贈られる賞
Symbio by Team Symbio
◆ゲーム・デザイン最優秀賞
優秀なゲームデザインの作品に贈られる賞
The MISSING - J.J.マクフィールドと追憶島 - by 株式会社White Owls
◆ビジュアルデザイン最優秀賞
優秀なビジュアルの作品に贈られる賞
39 Days to Mars by It's Anecdotal
◆オーディオ・デザイン最優秀賞
優秀なサウンドの作品に贈られる賞
NO STRAIGHT ROADS(ノー・ストレート・ロード) by METRONOMIK
◆ポピュラーセレクション賞
イベント参加者からの投票でもっとも得票が多かった作品に贈られる賞
オバケイドロ! by フリースタイル
◆ゲームジャム 最優秀作品賞
ゲームジャム参加作品の中でもっともテーマ(混然一体)に沿った作品に贈られる賞
(DIS)APPEAR〜きえる。きえない。〜 by EYE-BROWS
今年のBitSummitを支えてくださった全てのスポンサー、パートナー、インディーパブリッシャー、ゲストスピーカー、出展者、スタッフの皆様に感謝すると共に、今後もより良いイベントづくりを目指して励んでまいります。ロードショーなど次回イベントの最新情報も引き続き投稿しますので、ぜひBitSummitのTwitterやFacebookをフォローお願いします。
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