マーベラス，テンセントの子会社「Image Frame Investment」との資本業務提携を締結

　マーベラスは本日（2020年5月25日），中国・テンセントの完全子会社である「Image Frame Investment」との間で資本業務提携を締結し，第三者割当による新株式の発行を行うことを取締役会で決議したと発表した。

　また，同社の主要株主であるアミューズキャピタルと，同社会長である中山隼雄氏（個人）による株式の売出しが行われ，主要株主や主要株主である筆頭株主，その他の関係会社の異動が見込まれるとのこと。

　これまでもテンセントグループと連携をとってきた同社であるが，5Gなどの新たな環境や，新型コロナウイルスの世界的蔓延を契機とした生活様式の変化などを踏まえ，業務提携にとどまらない関係性を築くことが必要と判断。さらに，新たな事業機会への挑戦とエンターテイメント市場におけるプレゼンスの向上，持続的な成長を目的とする体制構築に必要な大型投資が可能になる提携を結ぶことになったようだ。

　なお，IR資料によればテンセントは通常，投資案件に対して直接の投資主体となることはないため，Image Frame Investmentを介して株式を保有する形になるが，「実際の業務の提携先については、今後、テンセント及び当社での協議を経て、テンセントのグループ会社となることがあります」ということについても触れられている。

IR：Image Frame Investment (HK) Limitedとの資本業務提携、第三者割当による新株発行、株式の売出し並びに主要株主、主要株主である筆頭株主の異動及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ（PDF）