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E3 2021はオンラインで開催。期間は6月12日から15日までで,任天堂やMicrosoft,カプコン,KONAMIなどが参加を予定
今年で26回目となるE3だが,主催であるESAは,“アメリカ政府による,暴力表現問題などを理由にした規制”を牽制する目的で設立されており,ロビー活動においては,そのメンバーシップとE3への出展料が大きな収入源にもなってきた。
しかし近年は,Sony Interactive EntertainmentやActivision Blizzard,Electronic Artsなどが参加しなかったこともあってか,開催内容に試行錯誤が見られ,一般入場者の参加も許可するといった変革なども行っている。
そんな中,新型コロナウイルス感染症の影響によってE3 2020の開催が中止となり,今年も早くから様々な手法が模索されていたようなのだが,一般参加も歓迎する無料のデジタルイベントとして開催されることが正式に発表されることとなった。
E3 2021に参加を表明している企業は,任天堂とMicrosoftのほか,カプコンやKONAMI,Ubisoft,Take-Two Interactive,Warner Bros. Games,そしてDeep SilverやTHQ Nordicを統合するKoch Mediaなどで,年末から来年に向けた新作のアナウンスが期待できるブランドばかりだ。
公開されたプレスリリースでは,ESAのCEOを務めるスタンリー・ピエール=ルイス(Stanley Pierre-Louis)氏が,「今年のE3は,誰でも参加できるより包括的なイベントに進化させますが,同時にこのイベントをビデオゲームに欠かせない中心的な舞台とするため,主要な情報やインサイダーの機会を提供し,ファンを興奮させることを目指します」と述べているほか,2022年には通常のフィジカルイベントに戻ることを表明している。
E3 2021のスローガンは,「Online. Interactive. Worldwide. Game On.」(オンライン、インタラクティブ、ワールドワイド。さあゲームが始まる)とのこと。現時点では,まだ具体的なスケジュールやイベントスタイルについてアナウンスされていないので,新作の発表に期待しつつ続報を待とう。
「E3」公式サイト
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