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Activision Blizzardが2021年の業績を公開。2022年には,「Warcraft」フランチャイズのモバイル向けコンテンツを予定
Activision Blizzard Announces Fourth-Quarter and 2021 Financial Results
詳しい業績については同社の公式サイトをチェックしてほしいが,興味深いのは,「Warcraft」フランチャイズのモバイル向けコンテンツをBlizzard Entertainmentが用意しているという部分だろう。2004年に正式サービスが始まった「World of Warcraft」は,ファンタジー世界を舞台にしたMMORPGで,サービス開始から17年を経た2021年も前年を上回る利益を挙げたという。「Warcaft」のモバイル向けコンテンツがどのようなものになるのか,現段階ではゲームであるのかどうかも不明だが,「World of Warcraft」と「ハースストーン」の新たなゲーム体験が登場する2022年にプレイヤーの手に渡ると書かれている。
このほか,「コール オブ デューティー」シリーズの最新作をInfinity Wardが担当することや,未発表タイトルが存在するといったことも明らかになっている。
業績発表を見ると,PCやコンシューマ機の減収をカバーするようにモバイル向けコンテンツが18%も伸びているので,Blizzard Entertainmentがこの分野へのアプローチを加速する可能性もあるかもしれない。Blizzard Entertainmentは現在,NetEaseと共同でスマホ向けアプリ「ディアブロ イモータル」(iOS / Android)の開発を進めており,2022年の配信開始を予定している。
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